「電波停止」発言でキャスター決起‼ 民維新党+野党連合も絡んでマスコミの旗色鮮明。俄然、選挙モードに突入 した。この国の「民意」は反映されるだろうか?
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「電波停止」発言でキャスター決起‼ 民維新党+野党連合も絡んでマスコミの旗色鮮明。俄然、選挙モードに突入 した。この国の「民意」は反映されるだろうか?

2016-03-06 22:32



    高市総務相の「電波停止」発言は前回も触れたが、2月29日、キャスターたちが電撃的に記者会見した。TVニュースの多くはNHKを含め黙殺していたが、この決起は凄いことだ。

    「私たちは怒っている…高市総務大臣の『電波停止』発言は憲法及び放送法の精神に反している」

    記者会見した<呼び掛け人>(敬称略・主な出演番組)

    青木理 「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日)

    大谷昭宏「スーパーJチャンネル」(テレビ朝日)「ひるおび!」(TBS)

    金平茂紀「報道特集」(TBS)

    岸井成格「NEWS 23」「サンデーモーニング」(TBS)

    田勢康弘「週刊ニュース新書」(テレビ東京)=欠席

    田原総一朗「激論!クロスファイア」(BS朝日)「朝まで生テレビ」(テレビ朝日)

    鳥越俊太郎「ザ・スクープ SPECIAL」(テレビ朝日)

    いずれも著名だが、テレビ朝日、TBS、テレビ東京系のキャスター&コメンテーターばかり。日本テレビ、フジテレビ系は参加していない。

    当日は声明文を発表したが、割愛する。

    「視聴者の会」との見事な連携

    「放送法遵守を求める視聴者の会」(以下;視聴者の会)が岸井成格・TBS・総務省に「公開質問状」を送り、産経新聞、読売新聞に意見広告を掲載したのは、前回レポートした。

    岸井アンカーの安保法をめぐる発言の一件だが、国会を取り巻く反対運動の報道あたりから報道機関の報道は旗色が鮮明になった気がする。読売=日テレ、フジ=産経は、いずれもトップが安倍総理と会食やゴルフを共にしている。

    また「視聴者の会」小川榮太郎・事務局長はウィキペディアによれば、かつて

    「安倍晋三総理大臣を求める民間人有志の会」(2009年)を創設、「約束の日- 安倍晋三試論」(幻冬舎)という著作もある文芸評論家。

    よほど、お友達なのだろう。

    安倍政権と民間団体の見事な連携を、どう解釈すればいいのだろうか?


    民主+維新の合併、共産党を含めた「野党連合」

    昨年秋からゴタゴタしていた「民維合併」は、やっと合意を見た。ところが、マスコミの取り上げ方は、悪質なくらい否定的だ。

    「民維合流 不安と不満」「党名 民維なお隔たり」「協議会 綱領も難航か」
    (読売新聞3月2日)

    「民・維合併 与党『選挙目当ての野合』 お維新『偽物の皆さんが吸収されてよかった』」(産経新聞2月24日)

    トップが総理と会食&ゴルフだけに読売・産経は連日たたきまくる。これも不偏不党のマスコミと言えるのか? TVと違い電波停止にならないから、書き放題である。

    自民党は盛んに「野合」と言うが、かつて社会党とまで政権を組んだのを忘れたのか? 読売新聞はそういう話は書かない。

    ついには国会質疑で野党から、

    「総理とお友達の読売新聞には…」と揶揄される始末。最大部数の新聞として、実に恥ずかしい。

    TVもやたら委縮・忖度(そんたく)してしまった。

    比較的リベラルと思われるTBS。『NEWS23』岸井アンカー問題で「公開質問状」まで送られたからだろうか?『ひるおび!』の風向きが変わってきた。

    この番組、主婦層や高齢者の視聴者が多い昼の番組だが、政治問題もよく取り上げる平日の人気番組。数年前までは関連会社・毎日新聞政治部の解説委員が出演していたが、最近は何故か田﨑史郎・時事通信特別解説委員が出演する。

    安倍総理と度々会食し「総理と親しい」と伝えられる。だからだろう『ウエークアップ!ぷらす』(日本テレビ系)など、かなりの番組に顔を出す。

    『ひるおび!』では、こう話した。

    「民主と維新の合併問題は、たいした話ではない。共産党との野党連合の方が、自民党にとっては大問題ですよ。これは共産党の策略。今までは無駄な努力をしていた。1人区は共産党の票は民主・維新新党に流れますから大変です」


    『民共合作』とデマを流した自民党!

    それで自民党・茂木敏充選挙対策委員長は焦っているのか?

    「野党統一候補と言うが、実質的には民主党と共産党が組んでやるということ。

    『民共合作』の革新勢力にこの国をゆだねるのか…我々がこの夏に戦うのは、ひ弱な野党ではない。その裏で着々と勢力を伸ばしている共産党と戦う」と踏み込んだ。

    民主党・枝野幸男幹事長は

    「事実と異なるレッテル貼りをしようとしていること自体、自民党を焦らせる状況まで持ってくることができたのはよかった」(朝日新聞デジタル2月28日)

    安倍総理は得意のデタラメ。

    「民主党、だんだん共産党と似てきた」。

    なるほど自民党・安倍政権の考え方が解ってきた。

    民主党・維新の党は広く国民から党名案を募集した。果たして民維新党、民意を反映できる党名になるだろうか?少し楽しみになってきた。(紀尾井 次郎)



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