【都心と臨海副都心を結ぶ最新インフラ「BRT」が開通】
このところ、BRTが話題になっています。東京初のBRTは豊洲など湾岸エリア全体にお住まいの皆さんのみならず、都心から湾岸エリアへ行く人や、湾岸エリア内を移動する人にとっても便利な交通手段です。
「BRT」とはBus Rapid Transit(バス高速輸送システム)の略です。
道路上の専用レーンや専用道路を走るバスのこと。運行の遅れが少なく、通常の路線バスよりも多くの乗客を効率よく輸送できるという特長があります。
「東京BRT」の整備が進行中。
虎ノ門・新橋・勝どき・晴海・豊洲・有明などの湾岸主要エリアをスムーズに移動。
湾岸エリアでは居住者の交通手段としてBRTの利用を見込んで建設されたマンションや建設中のマンションが多くあります。早期の運行開始が求められ、東京オリンピック・パラリンピック開催時の輸送手段としても大いに期待されております。
当初は2020年度の本格運行が予定されていました。しかし、築地市場の移転延期によって築地区間の工事ができず、環状2号線の開通が延期となり、2022年度に湾岸エリアで運行予定。
運行時間帯は? 5時〜24時台も検討
読者さんの中にはBRTに馴染みのない方も多いのではないでしょうか。
BRTはどのくらいの人数を運べるか調べたところ、東京BRTの車両は一般的なバスの形をした単車バスと、車体が2連つながっている連節バスの2種類が計画されています。定員は単車バスが78名、連節バスが129名。プレ運行時はほぼ単車バスとなります見込みです。
都では東京BRTについて、1時間あたりにどのくらいの輸送能力があるのかを試算しています。本格運行時、全線合計でピーク時2,000人/時程度(片道)。将来的に5,000人/時の輸送を目指すといわれています。
本格運行時の運行時間帯については新橋から豊洲市場への移動や住民の需要を考慮して、早朝朝5時~24時台の運行を計画しているとのことです。
【東京BRT運行ルート】
①プレ運行(一次運行・2020年度)
幹線ルート
虎ノ門・新橋駅・勝どき・晴海二丁目
②プレ運行(二次運行・2020年7月~9月)
幹線ルート 虎ノ門・新橋駅・勝どき・晴海五丁目・市場前駅・有明テニスの森・国際展示場駅・東京テレポート駅 晴海・豊洲ルート 虎ノ門・新橋駅・勝どき・晴海三丁目・晴海二丁目・豊洲駅・市場前駅 勝どきルート 新橋駅・勝どき
③本格運行(2022年度以降)
幹線ルート虎ノ門・新橋駅・勝どき・晴海五丁目・市場前駅・有明テニスの森・国際展示場駅・東京テレポート駅晴海・豊洲ルート虎ノ門・新橋駅・勝どき・晴海三丁目・晴海二丁目・豊洲駅・市場前駅勝どきルート新橋駅・勝どき選手村ルート新橋駅・勝どき・晴海五丁目(選手村)
※この他、東京駅、銀座、東京ビッグサイト、東京ビッグサイトへの停車も今後検討
東京BRTの運賃は気になるところですね。
プレ運行時には現状の路線バスとほぼ同額の220円を見込んでいるそうです。本格運行が始まると路線バスよりもやや高めの料金となることが予告されています。大幅には増えないと思いますが、本格運行時の運賃は300円〜400円くらいではないしょうか。運賃の支払いには交通系ICカードが利用可能と言われています。
りません。環状2号線はほとんど信号がありません。そのため新橋から晴海までは10分程度で移動できるそうです。湾岸エリアの住民だけでなく、豊洲市場へ買い付けに行く人や東京ビッグサイトのイベントへ参加する人にも、便利な交通手段が誕生し大きなメリットとなります。インフラ整備を行うことで既存の交通網を整備して人の行き来がスムーズになることで更に便利となり経済発展に寄与しそうで楽しみですね。
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