他人を笑わせることを選ぶ人
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

他人を笑わせることを選ぶ人

2014-08-12 10:56
    ロビン・ウイリアムズさんの訃報を聞いた。
    「人を楽しませることが大好きだった」という人が、自殺という幕引きを選んでしまったことは悲しい。
    でも、人を楽しませたいという気持ちと「傷つきやすさや繊細さ」というのは、けっこう近いところに存在しているものなのかもしれない。


    『社会人大学人見知り学部 卒業見込』 (若林正恭著/ダ・ヴィンチブックス) のなかで、「オードリー」の若林さんが、こんなことを書かれていた(手元に本がないので、記憶に基づいて書きます。なので、「おおまかにいって、こういう話だった」と受け取っていただければ)。

     お笑い芸人を選んだ理由について、ある人にこう分析された。

    「若林さん、もしあなたが役者だったら、自分の演技を賞賛する声に、素直に喜べますか?」 

    それはあまり自信がない。「本当はヘタクソだと思っているんじゃないか」とか勘ぐってしまいそうだ。

    「でも、ステージでネタをやったときの、観客の『笑い』という反応は、あるていど信用できるでしょ? 『笑い』って、取り繕えるものじゃないから。他人を笑わせることを選ぶ人って、自分に自信がなかったり、人間不信だったりすることが多いんですよ」

     たしかに、そういう面はあるかもしれない。

    ロビン・ウイリアムズさんの死についての真実はいまのところはわからないし、たぶん、これからもわからないのだろうと思う。
    人が命を絶つ理由なんて、本当は誰にもわからないのかもしれない。


    ただ、「あんなに人を楽しませることが好きな、サービス精神旺盛だった人」の内面にも、いろんな不安みたいなものはあったのではないかな、とは思う。
    それもまた、ロビン・ウイリアムズの一部だった。


    ロビン・ウイリアムズさん、あなたの作品は、あなたがみんなに見せたかったものは、これからも、ずっとずっと残っていくはずです。

    謹んで、ご冥福をお祈りします。


    広告
    コメントを書く
    コメントをするには、
    ログインして下さい。