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2025年6月の記事 12件

牧夫修行日記~肝破裂~【その2】

シュシュブリーズの手術は無事終わりましたが、エバのスタッフから電話が。藤沢「やばいやつ?」スタッフ「やばいやつです。」スタッフ「䬕君がフラフラして倒れて、そのあと起きれなくなってます」呼吸も荒く、緊急事態。すぐに、先生を呼びましたが、待っている間に段々と呼吸が浅くなり、最後は息を引き取りました。突然のこと過ぎて、なにがなんやら、わからないがわからない状況です。母馬の手術に行き、亡くなったのは当歳。昨日の晩は馬房で留守番している時は、そこまで騒いでいる様子はなかったのですが、朝、他の家族を収牧してから、鳴き始めて、だんだん発汗し始めたようなので、脱水があったのかも。すごく暑かったようですから。最終的な死因は、「肝破裂、肝損傷による失血死」。おそらく転倒したときの衝撃で肝臓へダメージがあったのでしょう。解剖時、お腹を開けると血が出てきました。よくあるケースは、親に蹴られ、折れた肋骨が肝臓を損傷させる事なのですが、今回は肋骨が折れておらず、それ以外。そのケースで肝臓にダメージを与えた場合、もっとボロボロらしい。おそらく、肝臓は右側にあるので、右側から強く倒れたときに打ち付けたのでしょう。そんなことがあるのかと、獣医さんたちも不思議がっていました。(肝臓にピュッと裂けた後がありました。)因みに、馬運車へ䬕君を積む際、トラクターで持ち上げたのですが、鼻から血がでてきました。この時点だと、ストレスによる肺からの出血や胃穿孔も考えていたのですが、肝臓の方でしたね。実際に左の肺にも出血がありましたが、これは、「左側を下にして長時間寝ていると、そちらに血が溜まりそのまま出血することがある」ため、亡くなってからのものでしょう。(肺出血で亡くなる場合は、肺の外側からもっとわかりやすく症状がでるが、今回の出血は肺をスライスしてからわかったものです。)とういわけで、シュシュブリーズ2025が残念な結果になってしまいました。死なせすぎてて、ただただ申し訳ないです。「倒れた際に、打ちどころが悪く肝破裂した」に関しては、運が悪かったで済むかもしれませんが、そこにたどり着く過程で、予防、対策できたなと思う次第です。ストレスを緩和させるために、隣の見える廊下に放せばよかったかもしれませんし、ゲートではなく、馬栓棒で閉じ込めておけば隣も見えて少し安心したかもしれません。暑さ対策をすればよかったですし、手術場に親と一緒に連れていくの手だったかもしれません。それらも勿論そうなのですが、そもそもシュシュの疝痛予防をもうちょいできたなと思っています。先週に疝痛があって、予兆はありましたから、腸内環境を整えるような飼養管理にもできましたし、ドカ食い対策もそうです。馬はずっと食べ続ける生き物ですが、シュシュの場合は「ずっとドカ食いと一気食い、早食い」、これがガスの貯まりやすい環境と変位を起こしやすい原因なのかもしれません。今回の開腹ではそこまで腸内に青草がパンパンに詰まってはいなかったので、どちらかというと早食いなのかもしれません。勿論、シュシュの腸内細菌が発酵させやすい菌の可能性もあります。馬は後腸発酵動物で、水溶性炭水化物(青草に多く含まれる)を結腸で消化する際にガスを発生させるため、大量に放牧草が流れ込んでくると異常発酵し、ガス腹(腹痛)につながります。なので、食べるスピードや与えすぎないこと、腸内環境を整えることが良い予防策になりそうです。今後は、それを主体に先ずは腹痛予防、それでも、センターへ行くことになれば、当歳へのストレスケア、脱水予防(電解質付与、胃潰瘍対策など)も実施していきます。人が管理している以上、人災は人災ですから。人の手でコントロールできるところはしっかり対策しないといけません。オーナーの川上さん、ドワンゴ、ウォッチャーの皆さん、そして、受け入れを楽しみにしていた、エクワインレーシングの皆さん、受け入れ先かはわかりませんが福田先生も成長を楽しみにしていたでしょうし。ごめんなさい。お腹の子を無事に成長させ、送り届けられるように、やっていきます。おわり追伸さて、5ch本スレ内で、藤沢に質問がありましたのでお答えします。(事後孔明ってどういう意味なんだ、、、)<<ここから有料>> 

振り返り放送

昨日は「なまちゃき」へ、プレゼント用のヘルニアTシャツを届けに門別競馬場へ行きました。昨日は村本さんの回。少しだけご挨拶をと思ったのですが、本番中は忙しそうなので、ヘルTだけ置いていきました。放送を聴きながら帰路へついたのですが、村本さんのMCは流石に上手ですね。藤沢がゲストとして、ご一緒したときに、気持ちよく喋れていたのも、村本さんがいたからなんだなあ、と改めて思いました。どんな相手でも、相手を尊重し、ゲストに気持ちよく喋ってもらいつつも、自分の主張を交えていく進行は流石ですね。昨日のゲストの方は、かなり思い込みの強い癖の強そうな人だったんですけど、村本さんの流石の立ち回りで、和らいでいたように思います。柔軟剤やな。というわけで、藤沢が先日の振り返り放送で気持ちよく喋ることができたのも、ザキさんとコロッケ先生のおかげなんだなと再認識しました。ありがとうございます。リスナーのコメントが見えるのも、助かりますね。誰かに受け入れてもらえるってのが、何より気持ちよく喋れるってことです。さて、その振り返り放送の後、コロッケ先生からLineがきました。<<<<<<<<<<<ここから有料>>>>>>>>>>>>>>>>> 

社台オーナーズツアー

先日、社台オーナーズ(吉田勝巳、吉田照哉、吉田晴哉名義)とサンデーレーシング、社台RH、G1レーシングの合同展示会に行ってまいりました。藤沢は「その場に金持ちが集まる」という不純な動機で、今年から初参加です。わざわざ入会したのですが、知り合いは入会せずに潜り込んでいたので、藤沢も来年からはそうしようかな。バスにすし詰め、昼飯はカイジの地下帝国のように500人が並んで食べるという地獄絵図、730集合で千歳空港解散が1800、なかなか地獄ですよ。流石に疲れましたが、「サマーはこれが6日間ですからね」と知り合いに言われて更に驚愕しました。今回は比較的涼しかったのですが、サマーは30度ちかいですからね。いやあ、体力勝負ですわ、馬見は。さて、「金持ちが集まるから」という不純な動機とは伝えましたが、本当の目的は・のちのG1馬を見る事ができる・コントレイル、キズナ、キタサンなどの一流種牡馬産駒を沢山見る事ができる・一流牝系の産駒を見る事ができる・友達が増えるなどの、いい刺激を受けにきました。最初はノーザンから下見が始まりました。グランアレグリアの子供とか、普通に展示されていてビビります。ツアー客の大半はこれらと写真撮るのが目的なんじゃねーかと疑うくらいの人だかりです。そもそも、金持ちが多いと聞いていたのですが、本当の馬主は参加者の2割くらいという話。約束が違うじゃないか。確かに、お金の匂いがあまりしないな、藤沢の鼻が詰まっていただけだと信じたいです。馬主と一般の見分け方は、「それぞれの名札にテントウムシのシールが貼られているかどうか」。しかし、ほとんどテントウムシがいなかったような気がする。やっぱり2割もいないんじゃ。因みにどのツアーも比較展示を実施し、パレードリンクを周回しつつ、そのまま展示場所に戻っていきます。パーっと一通り見ていると、結局、「オッ?」と思った子はキタサンブラック産駒でした。キタサン最強だわ💦キズナもまあいいのはおりましたね。コントレイルは、牝馬が産まれるとちょっと怖いな?とマーケットブリーダーとしては感じます。2000万ちかくかけて、牝馬2500で売る未来が見えてしまう。まあ、走りだしちゃえば関係ないのですが、キズナ、キタサンに勝てるのかね?とは思ってしまう。ただ、ノーザンの牝系ラインナップだと、コントレイル牝馬の小さいサイズでも、すごく繁殖としても評価されるでしょうね。藤沢牧場の打線だと、コントレイル牝馬を高く売る自信がないですわ。それにしても、どいつもこいつも重賞勝ち馬の子供や、重賞勝ち馬の弟妹なので、もう、わけがわかりません。レポゼッションやアララトでも2軍に入れるかどうか。この層の厚さはソフトバンクにも匹敵します。だから、育成ドラフトやトライアウトで良いのが出てくるんでしょうねえ。日ハムを見習った補強をしていきたい。ノーザンの後は白老へ下見に。 

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サラブレッドの生産牧場である、藤沢牧場です。

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藤沢亮輔

藤沢牧場取締役、市場コンサイナーであるエバグリーンセールスコンサインメントの代表。

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