今朝、サブノプリンセスがサブノジュニアの元気な男の子を出産しました。

これで牡8♀8のイーブン。

「牡♀で○勝○敗のような言い方が嫌い」と以前生産者の方がつぶやいておりましたが、まさにその通りで、♀だから負けなんてことはありません。シュシュやレポゼッションは♀が産まれてほしい存在ですからね。ただ、我々はマーケットブリーダーでありますから、やはり牡が産まれるとその分値段が付きやすいので、その分嬉しいことは間違いないです。

今年の藤沢牧場自己馬を見ると、

サブノハゴロモ×サブノジュニア牡→サマー
アポロノカンザシ×カラヴァッジオ♀→セレクト当歳
デヒアバーズ×サブノジュニア♀→自己馬
コユメ×サトノダイヤモンド牡→セレクション
キョウエイルフィー×マクフィ牡→セレクション
サブノイナズマ×チュウワウィザード♀→セレクション
レポゼッション×キズナ♀→共有or自己馬orクラブ(ユニオン以外)
サブノプリンセス×サブノジュニア牡→サマー

牡4♀4、これもイーブンでした。

キズナ以外は地味ですが(失礼怒られろ)、預託繁殖も比較的地味(ごめんなさい)。でもね、すごくコスパよくて子だしいいんすよ。いまの当歳をずらりとみんなに見せたいくらい。セリで跳ねるような子は少ないとおもうけど、無難にいいこがおおいわ。すごく楽しみにしてます。特にモズレジーナのアスコットはやばいな。アスコットは地味種牡馬じゃないですけどね。社台SSの「どうしてその種付け料なのかわからないキラキラ種牡馬」に比べてってことですよ。かなりいいとおもうんよなあ。モズバッキューンとして無双してほしい。

さて、出産シーズンでもあり種付けシーズンでもあるのですが、弊社も続々と行っております。
現在はマクフィ、カラヴァッジオ、サブノジュニア、パレスマリス、サトノダイヤモンドが受胎しております。

なんか、毎年同じ種牡馬な気がする。
ゲシュタルト崩壊しそう。

そして、いつもの地味種牡馬(失礼)なので、種付けも並ぶことなく、好きな時間を選べて、しかも受胎するという藤沢、快適ライフを送っております。人気種牡馬は大変ね、みんな。まあでも、苦労して人気種牡馬を種付けしてこそ、値段も跳ねるわけですから、その苦労もしなきゃいけません。因みに、藤沢は決して「混んでるから地味種牡馬にしよう」などと考えているわけではなく、配合妙味を考えていたら、自然とそうなったというわけです。本当ですよ。信じてください。トラストミー。

おわり