壊れたノブを3Dプリンターで自作するおはなし
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

壊れたノブを3Dプリンターで自作するおはなし

2014-02-16 18:22
  • 41
3Dプリンターが家庭に入ってきたときのメリットとして唱えられているお題目に「壊れた家具が自分で直せる」というものがあります。
もちろんそんなのは絵空事で、実際には壊れた部品と同じモデルをどうやって入手するの?という問題があるわけです。なので部品を3Dプリンターで出力というのは、世の中で売られているほとんどの部品が3Dモデルという形で公開、提供、もしくは販売されている世界がやってきていることが前提となるわけです。

と、3Dプリンター夢物語を笑っていたのですが、うちの家電のツマミが壊れました。


エアフライヤーという単にファンが付いただけの電気オーブンなのですが、それのメカニカルタイマーのツマミが割れて回せなくなってしまいました。
これでは冷凍フライドポテトが美味しく食べれません!


機械そのものは壊れていないので、タイマー部分をドライバー等を用いて回せば動作します。
しかし、毎度ソレでは面倒なのですよ。
この割れ方だと接着剤やテープで補修してもまたそこから割れるようになるので難儀なものです。

仕方ないので自分で作ることにしました。




毎度の様に現物合わせでものを作るためにまずはノギスでの計測から始まります。
重要なのは軸を通す穴の太さと、きりかきのサイズ。ノブの部分は再現する必要はないので適当でも良いでしょう。



ノギスで計測したサイズからCAD上で設計していきます。
これができるかどうかが「3Dプリンターで壊れたものを直す」ことができるかどうかですね。
みんな頑張ってCADに慣れておくと良いですよ。



3Dプリンターで出力できました。
現物合わせで作成した際には、サイズが適切かどうかに気をつかいます。
例えば今回は差し込む軸が 6mm だったのですが、そのまま設計して3Dプリンターで出力しても 6mm 丁度の穴にはなりません。樹脂のはみ出しとか諸々の事情で一回り違うサイズになってしまうのです。
うちのプリンターだと毎回 0.5mm のオフセットをかけている感じなので今回もそれで作ります。

いよいよ適用なのですが、先ほどのサイズぴったりにできない問題の関係で実際に填めてみないとわからないといったのが実際のところです。
なので出力しては試し出力しては試し、で適切なサイズに仕上げていくのです。


んが、一回でぴったりなサイズのものができてしまいました。
もういいやこれで。
この辺は経験則よねー。

てなわけでツマミは復活し、また美味しいフライドポテトが食べられるようになったのでした。
広告
他31件のコメントを表示
×
良いですね、楽しそうです。
81ヶ月前
×
冷凍は揚げる派
81ヶ月前
×
案外ニッチな需要だよな個人用3Dプリンタって
81ヶ月前
×
ノブって誰の事かと思ったけどそういう事かwww俺どうかしてたわ。
81ヶ月前
×
炊飯器でふかし芋が作れる要領でシューストリングポテトとかは使ってるな。ただし、日本産のジャガイモじゃないと酷い目に合う。
蒸しには蒸しにあったイモ、焼きには焼きにあったイモを使わないといけないようだ。
81ヶ月前
×
これってプラッチックを溶かして固めるかんじ?
81ヶ月前
×
さらっと出来るのが凄いわ
81ヶ月前
×
なぜそこで『せっかくなら回す部分もデザイン変えてしまおう!』という発想にならない!(普通は無い)
例えば羅針盤とかさ。
81ヶ月前
×
デザインかわってるじゃん
81ヶ月前
×
建築二次元キャドしか出来ない、自分はどうすれば・・・
81ヶ月前
コメントを書く
コメントをするには、
ログインして下さい。