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2018年秋アニメ ピックアップ

2018-11-11 06:27
    さて、久しぶりのアニメ記事、今季は自分好みの作品が多いのですが、こう「覇権」っていうかずば抜けた作品が無いように思います(まだ序盤だからってのもありますが)。
    なのでここは「俺はこれを見てるぞ」って宣言しておきたくて(笑)筆を取った次第です。
    以前より視聴作品が減ってしまっているのでボリューム的にも足りないかもしれませんが宜しければお付き合いください。

    では、感想開始です。


    ・ゴブリンスレイヤー
    制作:WHITE FOX 原作:蝸牛くも(GA文庫) 監督:尾崎隆晴



    賛否両論ある作品だとは思いますが制作体制はかなりガチ
    シリーズ構成に倉田英之、脚本黒田洋介、キャスト陣を見ても皆実力者揃いで画を見る前でも期待感がありました。
    画作りの方も作品の空気感を重視した設計でRPG的な「なんちゃって中世感」が現実感を持って描かれていて、ロードスとかソードワールド(2.0じゃなくて旧作の方)とか古いファンタジーTRPG好きには凄く刺さる作風なのではないかと。

    エログロに注目されがちですが洞窟や下水道、遺跡等の光の表現とか街の喧騒、冒険者の店の雰囲気とか描写がとにかく丁寧、エロやグロ表現も作品の雰囲気作りに必要だからこそ力を入れて表現されているのだと思います。(センセーショナルな表現ですから印象付けるために一話に盛り込んだってのはあるでしょうが)
    反面キャラクターについては実に淡白。登場人物のほぼ全員が「牛飼娘」や「女神官」という名無しの一般人や一般冒険者、決して英雄にはなれないキャラクターとして設定されているので深堀りするにも限度があるんですね。この辺りは声優さんも難しかったんじゃないかなぁ、元々の設定自体がそんなに強くないですから。
    それは裏を返すと演者の個性そのものがキャラクターに作用するってことでもあるので役者さんにとっては力の見せ所でもあります、ここもTRPGっぽい要素ですよね。個性強いキャスト陣もそう考えるとマッチしてるんですよね。(個人的には「受付嬢」がいい味を出していると思います)

    お話の構成も上手く、続き物の物語をきちんと区切りをつけて盛り上がりの中で終わらせてくれそうです。丁寧に作られているのが印象的なので雰囲気さえ合えば見て損のないアニメかと思います。「扉の前ではとりあえず聞き耳」「ダンジョンには手鏡を持っていく」「倒すのは神官から」等の言葉に反応する方には特にオススメです(笑)。


    ・転生したらスライムだった件
    制作:エイトビット 原作:川上泰樹・伏瀬・みっつばー(少年シリウス) 監督:菊地康仁



    ゴブリンスレイヤーがキャラクターロスト余裕の古き良きTRPG世界だとしたらこちらは今風のプレイヤーに優しい(笑)TRPG風世界(MMOっぽくもある)。
    こちらも世界設定がしっかりしているので(雰囲気自体は緩いですが)ストーリーやキャラクターを楽しみつつ世界観そのものに浸れる良いアニメだと思います。

    主人公がスライムなので雰囲気自体が緩く安心して見られるアニメになっています、伏線的に重めの話もありそうですがきっちり乗り越えられそうな気がしますね。
    画的にも亜人やモンスターが多くなりそうなので多少の崩れは気にならないでしょう、アニメーションにするには良い題材であると思います。背景も美麗なので世界観が崩れることはほぼ無いんじゃないかなぁ。
    2クール作品ということもありお話もじっくり進めている感じですね、それでいて冗長な感じもなくスッと物語を楽しめています、30分があっという間なんですよね(笑)。

    個人的に主人公であるスライムの「リムル」とその中に眠るスキルの「大賢者」の声のやり取りが非常にツボです、相性抜群です。CVは新進気鋭の岡咲美保さん(リムル)と豊口めぐみさん(大賢者)、岡崎さんは来歴を見る限りしっかりと下積みをされている方なので2クール揉まれて花開いてほしいな、と。
    後、ギャグ要員に使われているゴブタ(cv泊 明日菜)が良いですね(笑)。


    ・やがて君になる
    制作:TROYCA 原作:仲谷 鳰(電撃大王) 監督:加藤 誠



    繊細な心の機微を感じ取れる雰囲気アニメの最高峰、アニメーションの綺麗さで言えば今季でも屈指の作品です。
    女の子同士の恋愛を描く所謂百合モノなんですが、皆どこか歪んでいて人間らしく生々しい感情が入り乱れているので自分好みの作品です。今のところ大人しめの展開ですが後半めっちゃドロドロしそうで楽しみなんですよね(笑)。画が綺麗だからこそ、その辺りが引き立つので画との相乗効果も期待しています。

    表情変化とか情景描写で語る、みたく台詞で語られていない情報が多いのでじっくりと見たい作品です。録画等で繰り返し描写を確認したり、一気に見て物語の流れを感じたりするとまた違った味わいになると思うので色々な楽しみ方が出来るかと。

    こういう作品なのでキャストの演技にも自然と注目が集まりますね。
    メインの二人、小糸 侑役の高田憂希さん、七海燈子役の寿 美菜子さんは言わずもがなですが生徒会の男子二人、槙 聖司役の市川太一さん、堂島 卓役の野上 翔さんもいい味を出してくれています特に槙君の歪みっぷりの表現が素晴らしくて(笑)今後どのように活躍してくれるか楽しみであります。
    野上さんは若手男性声優の中で個人的に注目している方なのでお見かけして嬉しかったですね。物語的に動きがある役所だと嬉しいのですが。堂島というキャラもどこか四季君を彷彿とさせます(笑).
    百合モノで男子の存在は色々と賛否がありそうですがこれは作品をファンタジーだと思われたくないという現れなのかな、と。より生に近い表現を目指しているんだと思います
    そのぶんキツイ展開にもなりそうですが、そこはきちんと覚悟を決めておこうかと(笑)。
    まぁ一番の爆弾は間違いなく佐伯先輩なので、どう転ぼうとも百合展開な訳ですからそっち方面の方は安心していて良いかと思います(笑)。茅野さんの演技にも注目ですね。

    背景画も期待しているのですが他作品と毛色が違っていますね。キャラクターと背景で塗りが明らかに違うというか背景画が絵画っぽいんですよ、それぞれで見るとちょっと違和感があったりしますが光などの演出効果が入ったら一気に輝きだすのですよね、特に夕暮れの表現が美しくてお気に入り、季節の描写も美しくなりそうですし美術的にも注目の作品です。


    ・アニマエール!
    制作:動画工房 原作:卯花つかさ(まんがタイムきららキャラット) 監督:佐藤雅子



    今季の(個人的)OP・ED大賞! 歌も映像もポップでキュートで本当にワクワクします。
    制作が動画工房で所謂きらら枠、脚本シリーズ構成が志茂文彦さんと『未確認で進行形』と同じなんですよね、みでしみんとしては確認しなくてはならん案件でしょう(笑)。

    特筆すべきはやはり「チア」という特殊な題材を扱っている、ということ。
    OPの映像を見ても分かる通り、題材的に凄くアニメに向いていると思うので作画班には頑張って頂きたい。今のところ(四話まで視聴)派手な動きは無いですが丁寧に下地を作っている途中だと思うので後半に期待ですね。
    お話しの方も段階をきちんと経ている感があり、みでしの時も思いましたが構成が素晴らしいんですよね。原作の4コマのテンポ感とか良い所はそのままに、AパートBパートとしっかり一本のアニメーションとして完成されています。そして一話一話の積み重ねも見られるので物語全体も綺麗に着地しそうです。

    好きなキャラは宇希(cv井澤美香子)、女の子らしい可愛らしさとか見守る視線とかこはねに寄る子に嫉妬したりとか表情豊かで見ていて楽しいのですよね。CVもそんな豊かな彼女をしっかりと表現できていると思います。ツッコミ役で色々と求められるところが多いと思うのですが頑張って頂きたいですね。(関西人的には短くて勢いのあるツッコミにはもう少し力強さが欲しい所(笑))

    キャストはメイン所を新人若手で構成して中堅ベテランで脇を固めサポートするというこの枠ではよく見る構成。これは役だけでなく中の人の成長も一緒に見る事が出来るのでこういった部活モノでより効果があるんですよね、物語が進んで行くほど見どころが増えていく良い効果があるのでしっかりと見届けたいですよね。一挙放送とかにも向きますし(笑)。
    個人的に若手注目株である楠木ともりさん(舘島虎徹役)が参加しているので彼女の演技や歌唱にも注目を。主役を務められた『ガンゲイル・オンライン』では破竹の活躍を見せてくれましたし、アーティストとしても既に頭角を現しています。今回はOPEDもそうですがグループ感が非常に強いのでその中で彼女がどんな表現を見せてくれるか楽しみです。

    上でも語っていますがこのアニメは後半が勝負のアニメだと思っています
    アクション監督やチアの監修も付いていて、見せるポイントはしっかりと心得られていると思うので存分に期待して良いかと。
    OP映像は彼女たちの理想の姿を映したものだと思うのですが本編でもそれに追いつけるような素晴らしいチアを期待しています。


    ・ひもてはうす
    制作、原作:バウンスィ キャラクターデザイン:ぶーた  監督:石ダテコー太郎



    いつもの。
    というと身も蓋もないんですが(笑)概ね監督の前歴を知っていると納得の作品かと。

    キャラクターデザインが柔らかくなったことで可愛さが増しました、CGも口の動きとか細かい所も進化していると思いますし、アドリブパート以外もお話しとして面白い所が多くアニメーションとして正当に進化していると思います。(作品自体が正当か、ということは置いておいて(笑))
    キャストによって魅力が吹き込まれる度合いが他の作品より強いと思いますが、続投の明坂さんは流石ですね、アドリブパートの軸というかバランサーとして素晴らしい働きをされていると思います。センターポジションのたえ役の洲崎さんはキャラクターデザインと声がベストマッチ、この顔はこの声だよねって素直に思えるまさに作品の「顔」ですね。

    気合を入れて見るアニメではないのですが気合を入れて見てみても細かい所でネタを仕込んであったり、動きが良かったりするので一度しっかりと見てみても面白いかもしれません
    後、毎回のED画の遊び要素が古いアニメ好きとしては良いですね~、本編映像がCGという最先端なので「温故知新」を感じたりしました。


    その他は『とある魔術の禁書目録Ⅲ』『ソードアート・オンライン アリシゼーション』を視聴
    この辺りは自分が語らなくても十分な有名タイトルでしょう(笑)。
    禁書目録はだいぶ駆け足ぎみでSAOは凄くゆっくり丁寧に、と進行については対照的なんですが(笑)、どちらもきちんと終わりを見据えてのことだと思うので有名タイトルにどう区切りをつけるのかを期待しています。

    今のところしっかり見れているのはこの辺りですね、『色づく世界の明日から』『ソラとウミのアイダ』『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』辺りは録画はしているのでなにかの機会があれば語ることもあるかも。

    では、今回はこの辺りで。 また次回記事でお会いしましょう。

                                          了


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