MERRY-GO-ROUNDOME!!! BD メットライフドーム公演Day1 感想
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MERRY-GO-ROUNDOME!!! BD メットライフドーム公演Day1 感想

2019-12-15 03:07
    BD計十枚の物量に慄き、視聴時間との戦いを経てようやく感想を仕上げる段階へと至りました(笑)、感想自体も長くなると予想されるのでメットライフドームと名古屋ドーム公演、それぞれで各日で一記事としたいと思います。

    では、曲目も多いので早速感想に移りましょう、何時の話だよって感じですが(笑)良ければお付き合いください。


    曲目と書いたのですがまずはシンデレラ恒例のオープニングアクトから・・・と、普段ならば申し上げるところですが今回は会場が野球場である関係上OPの前に一つの催しが、

    そう、野球場と言えば始球式!

    中の人も外の人も西武ライオンズと縁のある佳村はるか@城ケ崎美佳のナレーションに乗せて登場するのは、こちらも中の人も外の人も野球と関係性の深い杜野まこ@姫川友紀
    打席にライオンズのマスコット(の女の子の方)ライナを迎えて堂々たるアクトでした、投球は明らかにすっぽ抜けでしたが(笑)登場時の表情であったり、投球前のマウンドを均したりロージンバッグを手にする仕草をしてみたりと細かなところまで組み込んでいるのは流石ですね~。
    投球はあさっての方向でしたが、その後の表情はしっかりとアイドルとしての芯を捕らえていました、もしかしたら投手よりも打者の方が向いていたかもしれませんね(笑)、大役を見事に演じられたと思います。

    そして始まるオープニングアクト、今回は演者さん達は最初から登場する訳では無くダンサーさん達が遊園地の準備をする、という催しから始まります。徐々に灯っていくお城の照明だったり徐々にテンションが上がっていくダンスだったり、日常が非日常に変わって行く様が感じられる良い動きだったかと思います。
    照明さん、音響さん、舞台芸術の方々、そしてダンサーの皆さん、それらの下支えがあって初めてこの舞台が完成しているんだよな、と改めて。
    演者の皆さんが登場した後、スッと退場するダンサーさん達が凄く格好いいんですよね。


    オープニングの流れから始まるのは『イリュージョニスタ!』
    今回のテーマである「遊園地」感のあるワクワクするナンバーですね、全員並んで歌われるのでそれはもう荘厳な感じすらありました(笑)、声の厚みも半端ないですよね。
    そんな中でもパッと目を引いたのは川島瑞樹役の東山奈央さん、ダンスが凄くキレがあって仕上がってるなぁ、と。動きが大きいだけでなくて「楽しんでいるぞ!」って感じが出ていて遊園地というテーマをしっかり表現されているように思いました。
    皆それぞれに良い表情をされていますが(初々しい緊張感とかも見られますね)表情賞を挙げるならばフレデリカ役の髙野麻美さん、速水奏役の飯田友子さんでしょう、それぞれ笑顔感とクール感のある表情で実にキャラとして立っていました、それだけでもう胸が熱くなりますよね、一曲目なのに!(笑)

    で、MCですね、人数が多いので基本ここは挨拶のみなんですがここがこの公演で唯一の演者さんが見えるところなんですね、個人的な一日目の挨拶大賞は難波笑美役の伊達朱里紗さん、「浪速の伊達娘」でさりげなくお名前にかかっているのが良いですね、勢いのある笑顔感も難波ちゃんっぽくて完璧でした。
    ただやはり尺が短いですね~、こういう構成のライブになるのだったら最初か最後の挨拶はどちらかはきっちりと行って欲しいと感じました。(新人さんにはちょっとキツイかもしれないですが…)

    MCから続く第一パートは『気持ちいいよね 一等賞!』『HARURUNRUN』『TOKIMEKIエスカレート』『ニャンと☆スペクタクル』『One Life』『STORY』。

     初っ端の『気持ちいいよね 一等賞!』は盛り上がるのに最適、P諸氏のウォーミングアップにも丁度良かったのではないでしょうか(笑)。杜野さんは前半のMVPですね、素晴らしいクオリティスタートを決めてくれたと思います。
     『HARURUNRUN』はやはり棟方愛海役の藤本彩花さんでしょう、高森・大坪という歴戦の先輩を両脇に従えての堂々たるセンターでした。OPでは表情が少し硬かったのですが挨拶で愛海とシンクロしたことによって解れたのかここではとびきりの笑顔を見せてくれています
     TOKIMEKIとニャンスペは「いつもの」って感じで安心感がありますね、それでいて「セクシーギャルズ」や「小梅にゃん」といった新しい要素や可能性を見せてくれています、個人曲の枠を飛び越える魅力がこの二曲にはあったと思います。
     「枠」という意味では『STORY』のニュージェネも異色の出来。ともすれば飛び越えすぎて行ってしまいそうな空気を「シンデレラガールズの世界」に引き戻してくれるような感じがありました。コレだよコレ!、みたいな(笑)。

    そしてこのパートで印象的だったのは松永涼を心身に降ろした千菅春香による『One Life』
    オーコメでも言われていましたが曲自体はここがポイント!という分かりやすいポイントが無い曲で、つるっとした印象になってもおかしくない曲だと思うのですよ、でもそうならないのが千菅春香なんですよね、この曲は千菅さんが歌うことによって初めて『One Life』として完成するように作られているのです。(今一つ伝わっていない感じでしたが「村中さん、そのコメント分かるよ!」って聞いていました(笑))
    千菅さんの声色や声のうねり等、歌の良さが十二分に堪能できるのですよね、ギターやドラムはそれらを邪魔することなくサポートに徹してくれています、ライブ中の千菅さんも凄く気持ちよさそうに歌われていて、この曲のポテンシャルが最大限に発揮されているのだな、と感じさせてくれました。
    この曲の間はドームが千菅春香色になっていましたよね、ダンサーさんがいたとは言え一人でこの空間を埋められるのは凄まじいの一言、ドームが狭いとすら感じさせるようなパフォーマンスであったと思います。
    バックからの超格好いいカットがあったり、ラストのキメの角度だったりとカメラさんもいい仕事をしてくれています、映像作品としても完成度の高いチャプターですね。

    色々と忙しかった(笑)このパートを締めるのは『Starry-Go-Round』この公演を象徴する楽曲ですね。アイマスライブの乗り物は何かしら話題になるのですが、今回は遂に上下に可動するというまさにメリーゴーランド式、これは本当のアトラクションと言っても良いでしょう。見る限り可動式のリフトにゴンドラを乗せたように見えるのですが、これをメリーゴーランドに仕立てる発想はちょっと頭おかしいんじゃないかと(笑)。
    でもその効果は絶大ですごく楽しい物になっていました、BDで見ていても伝わるものがありましたが現地だとさらに楽しかったことでしょう、演者さんを色々な角度で見られますし目線が合う人数も格段に増えるでしょうし。「特別な空間」が広がっていましたよね、観客側と出演者側共々に
    楽曲の楽しさもさらにそんな出会える感情を増幅しています、ここは「朝パレード」って感じですね公演自体の雰囲気を高める第二オープニングみたいな効果があったと思います。
    Day1で印象的だったのは相葉夕美役の木村珠莉さんと棟方愛海役の藤本彩花さん、凄く嬉しそうに手を振ってくれている姿にこちらまで嬉しくなってしまいました。後、本田未央役の原紗友里さんは隙あらば何かやろうとしていて見逃せない方だなぁ、と改めて(笑)。


    今回のMCはドラマ仕立てで基本キャラで進行、内容に触れるとかなり長くなるので割愛させていただきますが(笑)、実験的な試みなので賛否が分かれる内容であったかと。
    個人的には声優さんの生の感想とか聞きたい派なのでそちらのMCの方が好みですが、キャラとして立ちたい方も多そうな印象もありますし、なにより(ある程度進行が決まっていて)新人さんに優しいステージになるので毎回新人を迎えることになるシンデレラ的には良い変更なのではないかと思います。ただ、今回に関して言えば内容が中途半端だったことと属性別に分ける意味がさっぱり分からなかったので改善の余地は十二分にあると思っています。


    ここからは昼から夕方にかけてのアトラクション、一発目は雰囲気を変えるには最適な名曲『Radio Happy』イントロだけで大歓声でした(笑)。
    ここは流石の山下七海ですね、大槻唯を降臨させつつも凄く余裕のあるステージング、ダンサーさんを引き連れて歩く姿も様になっていましたし、ダンスはキレッキレ、何より表情が素敵なんですね、周りを見渡したり一瞬目をつむって浸る余裕もある、ステージを楽しんでいる様子があちこちに見られるので本当に幸せを運んでくれます。
    若干エコーが効きすぎている感がありましたがそれもすぐに乗りこなしていましたし、ライブという場に対しての経験値の高さを見せてくれていますね。この状態の山下さんならばどんな環境で歌ってもきちんと『Radio Happy』のステージを作り上げられるのではないかと
    二曲目が発表されましたがこの曲の完成度は捨てがたいので末永くキラーチューンとして君臨していて欲しいです。

    ここからの第二パートは『DOKIDOKIリズム』『Dreaming Star』『凸凹スピードスター』『Jet to the Future』『Twin☆くるっ★テール』『Virgin Love』『Wonder goes on!!』と粒揃い、特に二人組のエモさが強かったですね~。

     『DOKIDOKIリズム』では莉嘉と難波ちゃんによる異色の取り合わせ(笑)、莉嘉役の山本さんのコロコロ変わる表情が目に楽しかったですが、難波ちゃんである伊達さんもすっごい笑顔で流石の浪速っ子な感じを出してくれていました、合いの手も鋭いツッコミの様で映えていましたね(笑)。
     で、このパート唯一のソロである『Dreaming Star』、木村さんの相葉夕美度がさらに上がっているなぁと、姿だけでなく纏っているものがまさに相葉ちゃんなんですよね。相変わらず声綺麗だし魅入っちゃいますよね。唯一のソロって言っちゃいましたけどこの曲はお花の妖精さん達を思い出したりしてしまうので実質ユニット曲でもあるかもしれません(笑)、ダンサーさんとのエピソードもエモいのでコメンタリーも必聴ですよ。
     そしてメットライフドーム公演で一番期待していたと言っても過言ではない『凸凹スピードスター』、Day1Day2両日開催でマルチアングル対応と運営側からも評価の高いステージですがここでは割愛、これは2日通して語られるべきだと思うのでDay2感想で語ろうかと思います。ただ、Day1で特にという感想が一つ、それはやはりウサミン@三宅真理恵はやはり頼もしい、ということです、尺のフォローも花守さんを引っ張っていくステージングも素晴らしかった。欲を言えばこのDay1もマルチアングルで見たかったですね。
     木村夏樹(安野希世乃)と多田李衣菜(青木瑠璃子)、ロックザビートによる『Jet to the Future』は流石の完成度、続く『Wonder goes on!!』でも思ったことですがこのユニットは違うからこそ良い、なんですよね、互いを補い合って完全な1になるみたいな。交差する時に顔を合わせずに手をポンっと合わせるシーンがまた格好いいんだ、「分かってるぜ感」が出ているというか(笑)、夏樹と李衣菜だけでなく安野さんと青木さんの関係性まで垣間見えて本当にエモい
     『Twin☆くるっ★テール』、城ケ崎姉妹はその逆で同じ方向性を向いたエモさがありますね、佳村さんと山本さんの表情の作り方が凄く似ていて本当の姉妹の様でした。歌声も(あえてそうしているのかは分かりませんが)姉感妹感が出ているように思え、城ケ崎姉妹だからこその楽曲になっていましたね。この曲は関係性の深いアイドルであったり、逆に特性の違ったアイドルに歌わせてみたい曲でもありますね、久川姉妹とかどうなるんだろ?と(笑)。
     少し上でも語りましたが『Wonder goes on!!』は個性の塊というか(笑)目をつむって聞いていてもはっきりと顔が分かる曲ですね、この個性のハーモニーはシンデレラガールズっぽくて凄く好きです。エアギター合戦も凄く楽しそうですよね(笑)。

    そしてこのパートのピックアップはやはりこちら、ノーティギャルズ向井拓海と藤本里奈による『Virgin Love』。二日目も披露されていますが拓海のソロ曲がある一日目の方がこの曲の重要度は高いと思われます。
    ここで注目して欲しいのは二人の表情ですね、里奈である金子真由美さん、拓海である原優子さん共に凄くいい表情! 炎陣の時のように気合が入っているのは勿論なのですが、お互いを慈しみ合っているというか見合わせる表情とかが特に良くて「ノーティギャルズだからこそ」のパフォーマンスになっているのですよね、これは後に披露される『炎の華』の表情と比べてみると分かりやすいです。振り付けも拓海と里奈一人ずつだったらやらないような振りが入っていてよりユニットのための曲という感じが出ていたと思うのです。
    そして4thから見ていた金子さんの成長が著しいんです、あの緊張が目に見えていた神戸公演から数年、堂に入ったパフォーマンスは見る者を魅了していましたよね、途中メリーゴーランドに乗って一人ずつパフォーマンスをする所があるのですがそこでも一人のアイドルとして十二分に立っておられたと思います。(ソロパートがね、特に素晴らしんですよ!)
    表現に里奈として金子さんとして一本芯が通っていましたね、これは拓海と里奈がフィーチャーされたコミック『WILD WIND GIRL』(秋田書店刊)の活動を通しても思ったことですが役者としての成長をひしと感じる事が出来ました、アイマスの活動に限らず今後も注目の声優さんだと思います。

    で、再びMCパート。ここは安野さんから始まるのですが生身で夏樹の声が出る所を見ると普段とのギャップに凄さを再認識しますね~。「愉快な仲間たち」に未央が不満の声を上げていますが、やって来るメンバーを見たらどう見ても「愉快な仲間たち」以外にはありえない出で立ちなんですよね(笑)。


    ディスクチェンジを挟んでの第一発目は『PROUST EFFECT』今回MC明けの一曲には明確に場面転換の意図が組まれていたと思うのですが、その役割を十二分に果たしていましたね、場の空気を藍原ことみと一ノ瀬志希の色に染めてしまっていました。登場時のライトの演出がまた特別感を出していて素晴らしいんですよ、BDのカメラワークも神っています
    曲として難しいというか(ライブとして)ノリが分かりにくい曲なんですが、そこを実力で捻じ伏せていて凄く格好良かったですね。
    むしろ周りのプロデューサー諸氏の方が戸惑っていた印象でした(笑)、初披露ということもあり戸惑いもしょうがないのですが映像作品として見るとそこが物足りないポイントですね、逆に言うと伸びシロがあるということでもあるのでこの曲の楽しみがまた増えました。
    ダンサーさんの動きと光の演出も含めて素晴らしいステージが出来上がっていますので、是非じっくりと見て頂きたいパートの一つですね~。

    衝撃の『PROUST EFFECT』から始まった第3パートですがここからは比較的しっとりと、『桜の頃』『if』『薄紅』『Private Sign』『桜の風』『クレイジークレイジー』、文字数も少なく誌面にも優しいですね(笑)、和のテイストが強いパートですね。

     『桜の頃』は初っ端から普段のキャラ的には珍しい(紗枝はん以外)はんなりとした表情を見せてくれていますね、特に棟方師匠としゅがーはぁとの表現を括目して見よ!と、素晴らしいアクトでキャラクターに彩りを与えてくれています。紗枝はんの中の人である立花さんと小梅ちゃんの桜咲さんは曲のイメージの芯と底を支えてくれていましたね、革新と安定感のバランスが取れていた舞台でしたね~。
     『if』はこれぞ速水奏、ダンサーさんもなく過剰な演出もないシンプルに速水奏を感じられるステージを演出してくれていました。歌は勿論なのですがダンスが本当に「らしい」んですよね、この瞬間の飯田さんは全身で奏を表現してくれていました、個人曲の強みを存分に発揮できていたステージだったかと。
     そしてはんなりしっとりの極み『薄紅』、ちょっと意外な組み合わせだったのですが「花」をテーマに添えた曲だと思えば納得の組み合わせ、編成考えてるなぁ、と(笑)。福原さん、立花さん、木村さん、皆特徴は違うはずなのに一体感があるのですよね、会場のピンクのサイリウムも含めて『薄紅』という空間に彩られていたように思います。
     『桜の風』の編成も意外感がありましたよね、山下さん山本さん大坪さん立花さん東山さん飯田さんと属性が均等に。特に莉嘉(山本さん)と川島さん(東山さん)のイメージにはなかった曲だったのですがキャラのままに乗りこなしていてお二人もやっぱり凄ぇよな、と。属性が均等なのでシンデレラのハーモニー良さが感じられるステージだと思います、ああやっぱ俺この感じ好きだわ、と改めて(笑)。


    このパートでのピックアップは二曲、選べなかったんですよね、どちらかには(笑)。

    一曲目は『Private Sign』
    6th全体を通しても屈指の完成度を誇るステージだったと思っています、初っ端の音と照明の合わせ技から鳥肌もの、そこからの圧倒的なパフォーマンスですよ。
    歌、ダンス、表情が蒼く照らされた舞台の上で躍動していました。アイマスの舞台って必ず担当外の気になるアイドルが出てくるのですが今回は彼女でしたね、ルゥティンと塩見周子を記憶に刻まれたP諸氏も多かったのでは?
    全てが最高のパフォーマンスですが特に目を引くのがその表情ですね、めちゃくちゃ感情が籠っていて艶っぽいんですよね、一瞬目を伏せたりするのがまた素晴らしくて。これは塩見周子の魅力ですよね、ルゥさんが近づいて、寄り添って顕現させてくれた塩見周子の蠱惑的な目線が我々を魅了したステージでした
    こういう「アイドルと一体になった瞬間」を感じることができるのがアイマスライブの一つの醍醐味ですよね。
    ステージ的には照明の動きが凄い好き、派手さはないのですが細やかに回転したり一瞬の色の差し替えの表情であったりと曲のイメージを膨らませてくれていました。個人的なメットライフドーム演出賞はこの曲ですね~。(この辺りをじっくり見れるのはBDの良さかと)


    そして十中八九というかメットライフ公演の目玉と言えばこの曲『クレイジークレイジー』正直このためだけにディスクを購入しても良いと思う方がいても不思議じゃない圧倒的なパフォーマンスでした。
    最初の座りながらの背中合わせなんてそりゃ卑怯というものでしょう?、フレデリカ役の髙野さんの表情の素晴らしさと藍原さんの『PROUST EFFECT』の時とは格段に柔らかくなった表現もエモさを際立たせています。
    この「レイジー・レイジー」というユニットはお互いが少しずつ寄っているというか、少しずつ要素を取り入れあってユニットとしてまとまっているように思います、個人個人ではこのフレデリカと一ノ瀬志希の表情は絶対に出なかったであろうかと。(それでいて座り方がそれぞれ違っていたりと完全に一体になってはいない、という点もこのユニットの魅力だとも)
    非常にビジュアル値が要求されるステージだとは思うのですが、ダンサーさんや舞台演出の効果もあり見事に世界を演じきってくれましたよね。特に髙野さん、動きが大きくなって表現の進歩が目に見えるようでした。
    そんな珠玉のパフォーマンスからのMCパートでは瞬時にいつものフレデリカと志希にゃんに、声優さんってやっぱりスゲーなと思わされましたね(笑)。


    そして最終パートは「夜」、一曲目は夜に相応しい大人なナンバー、東山奈央と川島瑞樹が彩る『Dreaming of you』
    ゆったりした動きなのでステージとして魅せるのは難しいとは思うのですが、やはり彼女は違いましたね、一つ一つの動きがきちっと仕上がっていて完全に曲と一体になっていました、ダンサーさんと並んでも違和感が無かったですし歌も完璧、アーティストとしての質の高さが垣間見えるようでしたね。
    ただ、それよりも今回感じたのは役者としての質の高さ、毎回東山さんのお顔から川島さんの声が出るのには驚かされますが、このステージでは頭の先から足の先まで全身で川島瑞樹であったと思います。特に目が印象的でしたね、あの蠱惑的な目の奥に確かに28歳のアイドル川島瑞樹が存在していました。失礼ながら普段の東山さんからは感じられない雰囲気だったので、完全に宿っていたのだと思います。声優さんが役としてステージに立つ、という醍醐味を感じさせてくれた舞台であったかと。
    今回の舞台構成は各パートの一発目(時計の演出直後の曲)は特に重要根役割を持たされているように思います、そのパートの時間軸だったり意味だったりを象徴するものとして配置されているんですね。そういった意味でもこの曲は最高の働きをしたと思っています。

    最終パートは流石に盛り上がる構成! 
    『Dear My Dreamers』『炎の華』『アンデッド・ダンスロック』『美に入り彩を穿つ』『純情Midnight伝説』『Tulip』とどれも強い曲で息の抜きどころがありません(笑)。

     やっぱりユッキは切り込み隊長が似合いますよね、『Dear My Dreamers』は分かりやすく盛り上がりのスイッチを入れてくれます。パートの意味を考えるとこの位置に入るのはちょっと違和感があるようにも思いますが、考えてみると彼女も立派な大人なので「夜」を担ってもおかしくないんですよね、球場→夜→ビール→ユッキという連想も出来ますし(笑)。曲のつなぎとしても続く炎の華に勢いを渡せるので良い塩梅であったかと。
     『アンデッド・ダンスロック』は曲は格好良くて凄く上がる!って感じなのに二人ともめちゃくちゃ楽しそう(笑)、千菅さんはソロの時も思ったのですがこの公演は伸び伸びとされていて舞台を満喫されているな、と。パフォーマンスもそれと比例して素晴らしいものになっていますよね。桜咲さんも安定感抜群、この曲は小梅ちゃんにとってチャレンジングな曲だと思うのですが新しいことをされていてもイメージがブレないのは凄いことだと思います
    ダンスも動きが面白く舞台芸術も凝っているので見どころが盛りだくさんです。総合点で言えばこの日 1、2を争う出来だったのではないかと。
     で、『美に入り彩を穿つ』ですね、この曲もぶち上がる曲ですが上がり方がまた特殊な曲ですよね、全曲に対応できる現地Pの凄さも感じる事が出来ました(笑)。今回は袖付きの個人衣装だったのでまた一段と映えるダンスでしたね、「なるほど、だからこの振りなのか」という納得感もありましたし、歌もダンスもスピード感があるのにどこか雅を感じるのは流石の羽衣小町ですね、ラスサビの声の震えとか最高です。ただ、歌ダンス共に「難しそう」という印象が残ったのでこれをサラッと出来るようになるとより一段上がるかな?と思えました、まだまだ進化する曲だと思います
     何回かライブで拝見しているのですが毎回最高を更新しますね、『純情Midnight伝説』は。今回感じたのは成熟と自由、まぁ自由は毎回の事なんですが(笑)今回は特に余裕を感じる事が出来たんですよね、メンバーそれぞれが経験を積み、周りを感じることができるようになってより曲の一体感が生まれたと思います。(メリーゴーランド(トロッコ)での歌唱だというのもそれが感じられました要素の一つです)この日涼、拓海のソロ、そして『Virgin Love』の披露があったというのも曲をよりエモーショナルにしていますね、里奈のソロも発表されましたし後ソロを残しているのは大和亜紀のみ、皆のソロが出揃ってさらに経験を積めばこの曲もまた一歩先を行く気がします。
     ここまで上がった空気を昇華するのが『Tulip』会場を包むエネルギーはそのままに空気を見事にユニットLiPPSの色に染め上げていました。ドーム球場の空気を支配していたわけですからそれは凄いことなんですが、それを余裕の表情でこなしているのだからさらに凄い。第一声を放つ佳村さんに特にそれを感じますよね、流石LiPPSのセンター、終始表情も決まっていましたし完璧なパフォーマンスだったと思います。この曲も歌い込まれてきたこともあっていい意味での慣れが感じられますね、個人曲だったりデュオだったりで感じられた緊張感もあまり感じられず伸び伸びとそれぞれのLiPPS色が出ていたのではないかと。

     
    さて、この強いブロックでも特に「強い」曲がありました、ピックアップは初披露、向井拓海のソロ曲『炎の華』。初っ端のカメラワークからの後姿がめっちゃ格好いい!
    表情も前後の『Virgin Love』や『純情Midnight伝説』の時と違って拓海のパーソナルがより強く出ていて素敵なんですよね、アイドルというか「亜威怒流」なんだなぁ、と(笑)。
    曲もダンスも凄く力強いステージなのですが、表現はとても繊細で動き一つ一つがまさに拓海のそれでした、原優子の女優魂を見たような気がしましたね、あの場所、あの時間に向井拓海の存在を刻み付けていました。
    パフォーマンス自体も凄まじいのですよね、特にロングトーンを決めてから全力ダッシュして落ちサビまで駆け抜けるあの一連のパート、肺活量どうなってんだよ、と(笑)。走っている時の顎の上がり方からかなり本気で走っているように見えるのですが、走っている最中から歌っているんですよね、それでいて声もほとんどブレがなく続くパートも息苦しさは感じるもののしっかりと発音しています、「燃え尽きるまで 燃え盛るだけさ」「覚悟決めろよ!」の歌詞もご自身がその身を以て体現されているのだからめちゃくちゃ響くんですよ、表情も最高で感動しかないんですよね、この方が向井拓海で本当に良かった。
    原さんも素晴らしいんですがダンサーさん達も同じく全力疾走しつつダンスも完璧にこなしているんですよね、それも笑顔で! 改めてプロフェッショナルなステージだったなぁ、と。


    そしてこのパートを締めるのは『Happy New Yeah!』、正直夜感も春感もあまりないイメージだったのですが(笑)盛り上がりとラストに繋がっていく感が感じられる曲なので、良く考えるといい配置なのかな?と。(新春って今はもう冬ですよね完全に(笑)
    この曲はメリーゴーランドに乗っての曲なのですが、とにかく皆動きがうるさい(笑)、特に原さん東山さん花守さん(ゆるキャン△組ですね)と大坪さんのサービス精神に溢れている組は常になんかやっていてどのカットも見所です(笑)。雪だるまのパフォーマンスはさすがに草生えますよwww
    もう一組も杜野さんは相変わらずのエネルギーだし、大橋さん藤本さんのキュートスマイルに村中さんの全方位にふりまく笑顔感が際立っていました、大橋さんはこんなわちゃわちゃしたパートなのに(笑)要所要所決める所はピシッと決まっていたので流石だなと思わせてくれていましたね。福原さんが凛というキャラ的に弾けられないのがちょっと勿体ないですね、ご本人の属性的にはピッタリだと思うのですが(笑)。
    けっこうバラエティに富んだメンバーだと思うのですが中心にニュージェネがいるので「シンデレラガールズの曲」としてまとまっているんですよね、そこに個性的な色付けが加わって凄く豪華なパフォーマンスになっていたかと。(声優的に見ても凄く豪華な共演だと思います)


    で、ラスト曲前のMC、『Happy New Yeah!』組が帰ってくるまでの繋ぎがあるんですがそこがまたわちゃわちゃしていて「いつものシンデレラ感」があったんですよね、やっぱこうでなくっちゃって(笑)。村中さんとか表情コロコロ変わっていて見ていて楽しかったですし、各々リアクションが面白いんですよね、MCパートでもマルチアングルとかやってくれないかしら、と(笑)。

    そこから繋がるラスト曲もシンデレラらしい一曲『Stage Bye Stage』
    普通大人数のダンスってある程度合わせてやるものだと思うのですが、この曲はフリの角度や大きさがアイドルごとによって違うのですよね、それがあまりにもあからさまなので(笑)このパフォーマンスは演出の一環なのでしょう、まさに個性を重視する「シンデレラらしい」演出ですよね(笑)。
    特に目立っていたのが藤本さん、この公演を通してずっと「喜」の感情を感じていましたがそれが爆発しているよう、OPでは少し緊張されていたように思いますが動き出したらずっと笑顔でしたね、直前のMCパートでも佳村さんと凄い盛り上がっていましたし、彼女の笑顔は周りに伝播するんですよね、素晴らしいアイドルスマイルを見せてもらいました
    ダンスでは青木さん(李衣菜)の動きが地味に好き、腕と足の動きがメインなのでスタイルの良さがダイレクトに反映されますし、キュッと縮まる所とかぴょこぴょこ動く所とか凄く可愛らしいんですよね。目の奥にも輝く感情が見られ、それをストレートに表現しているので「ああ、この人は李衣菜の声優さんだ」ってのも感じられるのが良いですよね。
    歌もパレード感があって、フィナーレ感があって、遊園地をイメージしたこの公演のラストとして相応しい曲です。楽しかった~!って高揚感と、ああ、終わっちゃうんだっていう空白感のどちらも味わえるので何とも言えない感覚になりますよね。

    ~そしてここが思い出になる だから言うよ またね
    そしてここで「またね」「またね」って何回でも言えるから~

    またこの感動を味わいたいなぁ、と切に感じさせてくれます、「またね」「またね」と繰り返すのはアイドルと私たち、双方の「また逢いましょう」の約束を唄ってくれているからなのかな?と。現地参加の方には特に響いたのではないかと思います、チケット取らなきゃ、的な意味でも(笑)。


    さて、ライブの締めと言えばアンコール、勿論このBDでもP諸氏のアンコールの合唱から完全収録してくれています。続くお知らせのパートと一体にせず、チャプター分けまでされていて何気に豪華な作りだったり(笑)。おかげでインデックスとチャプターの数が合わない不具合もあったりしますが、制作陣もこのアンコールの光景を残したいと思っておられるのでしょう、現地の精鋭達の光の演出が本当に綺麗です、流れが分かっているPが既に緑を用意しているのも面白いですよね(笑)。

    アンコール一曲目は『GOIN`!!!』一休止した会場を再起動させるにはもってこいの曲です。アニメ初出でシンデレラプロジェクトの曲だったこの歌も最早シンデレラガールズを代表する全体曲に仕上がりましたね、ちょっと感慨深いものを感じます。冒頭の特殊イントロがシーズンズ曲を彷彿とさせるのもとってもエモい!
    曲が馴染んでいるということもあり一体感が凄かったですね、メリーゴーランドで練り歩いてからの中央でのステージなので会場とも近かったですし、サービス精神が旺盛なのであちらこちらに笑顔がふりまかれていました(笑)現地Pはこれでファンになっちゃったアイドルもいたのでは、と。P諸氏は勿論ですが演者さん達も「近くて嬉しい」という感情が見て取れるのでこちらも何だか嬉しくなってしまいますね。
    一列に整列する後半パートは互い違いになっているので背中が見えるんですが皆その背中が頼もしい! 真っすぐに芯を捕らえて地面に立てています。特に藤本さんですね、ライブ経験で言えば最も浅いはずなのに堂々と大きく演じてくれています。格好いい背中だったぜ!
    『GOIN`!!!』ってやっぱり特別な曲で、しっかりパフォーマンスする最後の曲だということもあって皆さんの表情も特別なんですよ、その感覚が新たな輝きを加えることによってまた一つ更新された気がします、ずっと「特別な一曲」であって欲しい曲だと改めて。


    最終MCは最後の挨拶、ここは属性別で一気に消化って感じでしたね。人数も多くなって、個人個人で挨拶するのは時間的にも厳しいのは分かりますがちょっと寂しいですね。短くても良いのでやはり一人一人を感じられる作りが欲しい所、台詞を分割すれば出来ると思うのでこの辺りは改善の余地があると思います。
    ただ、シンデレラのセンターである卯月(大橋さん)から「ここには来られなかったけど、プロデューサーさんがずっとプロデュースしてくれているアイドルの仲間たち」について言及があったのは素晴らしいことだと思います。

    ライブを締めくくるのはやはりこの曲『お願い!シンデレラ』毎回思うのですがこの曲だけはマルチアングルをデフォで収録して欲しい(笑)。基本自由に動き回るので凄く楽しいのですがどこ見たらいいんだ問題が勃発するのですよ、BDは繰り返し見られるので映っている範囲は把握できるのですがやはり余すことなく見てみたいのですよね。
    自分的なここ好きポイントはぴょんぴょんする青木さん(可愛い)、何気に振りをしっかり入れてくれている東山さん「もう一回」の時の大橋さんの足の角度の素晴らしさ、村中さんの時折入る小芝居とカメラ目線のいい笑顔(笑)、ダンサーさん達への感謝が演者、観客双方からかかる瞬間等々盛りだくさん。
    おねシンは締めとして使われることが多いのですが毎回違った「好き」が生まれるんですよね、この感想でもあと三回感想を書くことになる予定なので(笑)その辺りも注目して頂ければ、と。


    感動のおねシンで公演自体はEDですがBDではもう1パート、スタッフロールが残っています。各公演の季節曲とテーマである『Starry-Go-Round』に乗せて各キャストの写真と共に流れるのですが、そこの余韻がまた格別なのですよね、背景も地味にネオンが動いていたり細かいところまで作ってあって手抜きが無いので凄く気持ちよく終われます。ちょっとした演出も仕込んであるのでもし飛ばしている方がいらっしゃったら、勿体無いですから是非最後まで楽しんで頂きたい。



    さて、超長くなってしまった感想ですが如何だったでしょうか、最初はパートのピックアップだけで後はおまけ程度に、と思っていたのですが気づいたら全演目に感想をつけてしまっていました(笑)。語りたくなるんだよなぁ、全部が良いだけに。
    書き始めたからには最後まで書くつもりですが冬公演が終わるのはいつになるやら(笑)、続く夏公演は春公演と被っている所もあるのでいくらかは短くなりそうですが…。問題は秋公演なんだよなぁ、思い入れのある曲も多いし過去最長になりそう.
    春公演自体の感想としては「始まりの公演だった」ですね、始球式があったってのもありますが「この公演はこういう進行で行くよ」っていうチュートリアル的な意味もあったのでは?と感じました。初めての試みもあって、色々と粗も目立ちましたがそこは公演が進むごとに解消されていったと思います。後は好みですね、個人的にはMCはキャストの色をもう少し見せてもらいたかったですし、春公演だから『キラッ!満開スマイル』は是非入れて欲しかった…、SS3A等で使い倒されていたというのも分からなくはないですし、一部で話題の髙野さんダンス問題があるのも承知していますが(笑)。


    では、今回はこの辺りで。 また次回記事でお会いしましょう

                                        了


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