• このエントリーをはてなブックマークに追加

もにつなさん のコメント

でもバーてそういうとこじゃないの?(西部劇を見ながら)
No.4
54ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
自粛も緩和され、街も以前の活気を徐々に取り戻しつつある昨今。 皆様はいかがお過ごしでしょうか? 私はというと、最近お茶がよく腐ります。 自粛疲れやフラストレーションが溜まっている人もチラホラ見かけますね。 そんな中で久し振りに合う人達と楽しく遊ぶ時間は本当に大切であり、幸せであるべきです。 時に癒やしの場、社交の場であるBAR。 そこには常に多種多様な人々が集い、和気藹々と幸せなひとときを享受する事もあれば、瞬間的に、化学反応的に盛り上がるシーンもあると思います。 『お店の数だけ楽しみ方がある』 というのがお酒を含めて楽しむ社交場での醍醐味と言えるでしょう。 居合わせた人達で一つの空間を共有して楽しむお店もあれば、一人一人が羽を休める宿り木として静かに安らぐお店もあり、その模様はお店によって様々です。 その様な場を楽しむにあたって、今回はBARという空間での最低限のルールをざっくりとした項目に分けてご紹介致します。 この記事を書くに至った経緯ですが、夏に近づくにつれBARには様々な方の来訪機会が増えます。 毎年ですが、この時期になると徐々に私のお店でも多様な方が訪れ、 中には無茶な飲み方やその場の空気を乱してしまう方も、少数ですがいらっしゃいます。 ただ、私としては そういった方を決して敵視するのではなく、出来るだけその空間と輪に入って楽しんで頂けることが理想である と常に考えています。 もしかすると、これを読んで頂いてる方の中にもこの時期は付き合いや飲み会のお誘いが増える、といった方もいらっしゃるでしょう。 そういった場合に、もしかして自らの言動がNGではないか? 連れ立って来ている方の言動がNGではないか? それらを再認識したり、そういった行為が見られた場合はお互いに制御出来る判断材料として役立てて頂ければ幸いです。 ※当記事の記載項目が必ずしも全てのお店に当てはまるとは限りません。各々その場・人・空気を鑑みて判断し、あくまで判断材料としてご活用下さい。 私の店には全て当てはまります。 「BARでのルール・NG行為・楽しみ方とは!?」 【NG行為その1:BARで大声で叫ぶ】 そもそもが楽しむ場である限り、時には大いに盛り上がり、その場にいる人達とワイワイ楽しむ雰囲気になることはままあると思います。 来店したグループで盛り上がることもあれば、その場に居合わせた方同士で盛り上がることもあるでしょう。 それは勿論素敵な事であり、楽しい場を共有して頂けるのはお店としても冥利です。 しかし、一度周りを見渡してみませんか? もしかすると、他グループで来ている人達は静かにその場を楽しんでいるかもしれない。 一人で来ている人は静かな空間を楽しみに来ているのかもしれない。 もし自分がそういった楽しみ方で訪れていた場合、過度な盛り上がりにはげんなりしてしまう。 なんて事があるかもしれませんよね。 何事にも加減というものがあり、盛り上がりにも時と場合・環境を鑑みる事が大切です。 自分達のグループさえ楽しければ良い、という考えはもしかすると他者の楽しみを阻害している事がある という事も頭に置いておくと、その場を楽しめる人が自分たち以外にも増えるかもしれません。 【NG行為その2:むやみに立ち歩き、無作為に絡む】 これはラフに楽しめるタイプのお店に多く見られます。 常連同士や馴染みのお店だとついつい楽しいあまり、立ち歩いてよそに話しかけに行くという経験は皆さんほどほどにあるかと思います。 ただし、あくまでも 人対人のコミュニケーションが社交 というもの。 自分自身が好意的に近づいていったその方には、もしかして同行しているお連れさんがいませんか? 一人で来ている方は、貴方とお話がしたいと申し出ましたか? その方の内情というものは誰しもが図り知れるものではありません。 凄く楽しそうにあちこち 絡みに行っているAさん が居るとします。 そのAさんの 話相手をしているBさん が居るとします。 二人は楽しそうに話していました。 しかし、Aさんが帰られた途端…Bさんから「あの人怖いんです・苦手です」といったご相談を受けることがしばしばございます。 社交の場には『社交辞令』が必ず存在します。 自分自身が楽しく話しかけたその人が、その日ばかりは一人で楽しみたくて来ていた・旧知の仲間と水入らずで楽しむために来ていた。といった場合も多いです。 しかし他者である以上、全てを把握出来るわけがありません。 むやみに立ち歩き、絡みに行く。 これ、実は結構危ない行為なんです。 特に初めて来られたお客さんや、異性のお客さんに絡みに行くのは言語道断です。 中にはそういった行為で一発出禁になるお店も多く存在します。本当に多く存在します。 お店としても頻繁に立ち歩かれると他のお客さんの往来の妨げになったり、スタッフと接触してしまい、時には事故に繋がる事もあります。 かなりシビアな問題なので、本当にその行動が必要か否かはその場や人をしっかりと判断しましょう。ざっくり言うと止めた方が良いです。 【暴言・横柄な態度・揉め事】 ゴミです。(暴言) お酒が入ると人間どうしても気分が大きくなったり、自らの我を通したくなるものです。 そうすると自ずと増えてくるのが揉め事や他者・もしくはスタッフに対する暴言です。 「酒が人をダメにするのではなく、酒がその人を暴くのだ」 という言葉があります。元はもう少し違いますが、私はそう考えています。 ※元は「酒が人間をダメにするんじゃない。人間はもともとダメだということを教えてくれるものだ」という立川談志師匠のお言葉です。これマメな。 人によっては普段は優しくにこやかに話されている方でも、酒が入ると判断力を失い、周りに悪態をついたり暴言を吐いたり豹変する方を何百人と見てきました。 対処法は? と聞かれると。 ご自身での自制、お店側での飲酒ペースの配慮。 これに尽きます。 アルコールは一定量以上を体内に取り込むと、分解にかかる時間は飛躍的に伸びていきます。 例えば体重が60Kg代の成人男性が500mlのビールのアルコールを分解し切るのに要する時間はおおよそ3時間強かかると言われています。 勿論人によっては差異が生じますが、これだけでもわかる通り案外 お酒に強い人って日本人にはほぼ存在しません。 時々「私ザルなんで・俺酔ったことないんで」とおっしゃる方がおられますが、安心して下さい。 そのセリフを発言しちゃう人、99.9999%しっかり酔って帰られますから! 上記の言葉を発せられる方に多いのは、ご自身の限界まで飲んだことがない方に多いです。 限界とは、私の場合で言うと 「その日お店で仕事をして帰ったつもりが、起きたら知らない天井だった。あっ、点滴も打たれてる。はぇ^~どこ?ここ。(救急病院)」 といった感じです。 これを経験すると自分が飲める許容量が明確に体でわかるようになります。 ただし、 上記はクソアホの極端な例です。 そもそもそんな飲み方で周囲に迷惑を掛ける前に自制しましょう。 しかし、 中には 酔っていなくとも口が悪い方がいらっしゃったりします。 はっきり言ってこれは擁護のしようがありません。 他のお客さんからしても怖いでしょうし、どんな方であろうと不快に思われたり傷つく事は当然です。 もしかすると世界一温厚な人でも、時と場合によっては満面の笑みで核ミサイル発射ボタンを押し込むかもしれません。 そして、暴言を吐かれて傷つくのは働いているスタッフも同じです。 皆さんの想像に反して本当に多いのですが、スタッフに対して「お前」とおっしゃる方が多いです。 これ、もし逆になったとして初対面の店員から「お前」呼ばわりされた場合ブチ切れませんか? 私ならノータイムで正中線5段突きを全弾 乳房 にブチ込みます。 スタッフもお店ではスタッフですが、それ以前にお客さんと同じ人間です。 年齢、性別、立場、勤続年数、色んな要素がありますが、そんなもの関係なく一人の人としてそこに居ます。 他のお客さんもそう、スタッフもそうですが、どの人に対してもその場は対等に楽しむべきであり、お互いを最低限尊重し合ってこそ成り立つ空間が社交場です。 これはどこに行っても同じです。 今一度、再認識して頂けると幸いです。 【他者へのボディタッチ・スタッフへのセクハラ・アベックの過度なイチャコラ】 キモイ。 絶対に止めろ。 以上がざっくりとしたNG行為です。 では、BARを楽しむコツって何なの?って話ですね。 こちらを紹介して締めくくりましょう。 「BARを楽しむコツとは!?」 【その空間を気遣い「楽しむ」を支え合うメンバーになろう!】 これは静的な事でも動的な事でも構いません。 ご自身のスタイルに合った楽しみ方で、他者に迷惑を掛けることもなく自己を押し付けるでもなく、常にその空間に居る人達を気遣い、楽しい空間を作る一員になる事です! 一見難しいようで簡単で、簡単なようで難しいんです。いやマジで。 これはBARのみならず、社会生活を送る上で誰しもが必須とされるスキルです。 大体の人はこれらを備えた上でBARを楽しんで頂いてるのですが、中には苦手とされる方が居るのも事実です。 だからといってNG行為に走ったり他者に考えを押し付けたりしていても、誰も幸せにはなりません。 それらはご自身で努力して身につけるしかないのです。 時には注意してくれる仲間や、スタッフに出会う事もあるでしょう。 それは自身が変われる大いなるチャンスだと思って下さい。 大多数の方はちゃんと楽しんで頂けてるんです。 どうせならはみ出さず、一緒に楽しみませんか? 私からお伝えしたい事は以上です。 願わくば!皆さんに楽しいBARライフを!!
猿のにっきちょう
ふぁんきぃのふぁんきぃによるふぁんきぃのための日記帳です。ふしぎないきもの、ふぁんきぃの生態をあますところなく綴って皆さまにお届けします。みてね。