周りに迷惑をかけてその場を去る者は、 最後まで周りに感謝をする事が出来ない。 何故なのか？ これに気付けない限り人はどこに行っても同じ過ちを繰り返し、諍いを作っては自ら社会の席を失っていく。職場なりコミュニティなりなんなり。 今回はそういった所謂 バカな人 にスポットを当てた記事である。 …なぁ、いる？この記事。 今日の記事はほんのちょっと真面目。 文頭の文言であるが、感謝というものはそもそも何らかを与えてくれた相手に対しての返礼の念であり、何かを与えられるという事は自らがその評価に値せねばならないということ。 要は自らの実績や寄与なしに感謝される事も感謝する事もありえないのである。 自分が組織に対して感謝の念を抱けなくてもいい。 ただし、少なからず組織の中に感謝出来る存在は必要である。 それらが存在しないのであれば、一度自らの行動を別視点で振り返ってみると良い。 まずそういった人に共通して言える事は、自分にどれだけ致命的な否があろうがそれに気付ける頭を持っていないという事である。 人の話を右から左に聞き流すといった言葉があるが、 実のところその行為を自分自身にも行っているのだ。 なんとも勿体ない事である。 社会生活を送る上で、一歩でも前に踏み出せば目の前には様々な会社・組織・コミュニティが存在している。 所謂実社会だ。 その社会を構築し、経済を回しているのはあくまで個が集った群であり、少なくとも日本の世を完全に個として生活する事は不可能な仕組みになっている。 それを理解せず、属した組織に受け入れて貰えなかった事を僻み、自らの行動を棚に上げて郡を悪とする者が残念ながら世の中には存在する。 自分が生活出来ない事を会社のせいにしたり、社会のせいにしたり、果てには国のせいにしたり、そのくせ享受出来る物は文句を言いながら受け取るタイプの人間。 こういう者達はどこに行ってもその姿勢を正すことが出来ず、その末路は社会的な自殺行為と言っても過言ではないのである。 考えてもみて欲しい、組織に属する上で様々なルールがあり、それを制定している長が存在する。 そんなこんなを無視して行動した場合は逸脱した行為とみなされ、危険視される事もあれば最悪排斥される事も当然ある。 中でもタチが悪いバカってのは 自らの逸脱行為によって組織に迷惑をかける→正される→逆ギレ→全てを棚に上げて身近な人間やコミュニティに「自分は排他的な扱いを受けている」と喧伝する→逸脱行為を続ける これね、ゴミ。 例えばアーティストであったり人前に出るキャストであったり、人から見られる仕事において人前で怒るなんて事は組織としての悪手であり、よほどの機会がない限りそれらは暗に行われるものである。 故に やらかしてる人物がどれだけやらかしていても、外見では普通の人・何なら出来る人と思われている事がままある。 それはそれで組織としての見せ方の成功に過ぎないのだが、 組織的に庇い、ひた隠しに矯正している間に更生出来ない人間は…その組織で癌化する。マジで。 万一そういった人間が組織内で生まれてしまったとして、当人に伝えて理解させねばならない事は、もし属した組織のルールに気に食わない部分があるのだとすれば、自ら努力してルールを制定する側に立つべきであるという事である。 だが、文句を垂れ逸脱した行いに走る者ほどそういった努力をしない者が大半である。 というか今まで出会ってきた社会的自滅者の100％がそれである。 自らの実力や実績を立てる努力が出来ない者に与えられる物などたかが知れていて当然なのだ。 どこかで努力して得た力を活用し、自分の糧とする事で人は世の中を切り開き生活すべきであり、頭からケツまで怠惰な人間が辿る人生なんてもんは実のところ自由に見えて極めて狭い事を理解しろ。 選択肢を広げるにも理解と行動が必須なのだ。 例えばゲームでこっぴどい負け方をしたとする。 負けた！→もう一回！→負けた！→クソゲーやんけ！ ↑ 猿である。 こんな奴は一生ゲームが上手くならない。 何故負けたかを理解していないからである。 負けた！→なんで負けたんや？→なるほど負けた理由は理解した→次は同じ理由で負けない様に練習しよう→練習したで！リベンジや！→ハハッ！やっぱ勝てへんやんけ死ねやゴミカスゥ！！ ↑ ワシ、である。 上のバカ共は放っておいて 負けたで！→なんで負けたんや！？→なるほど負けた理由は理解したで！→次は同じ理由で負けない様に練習するで！→練習してたら他にも色んな対策が取れるようになってきたで！次に活かしてみよ！→やったぜ。 こうじゃない限りゲームは上手くならない。 んでもって上記の場合、実は努力している間に新たな理解を得て相手の行動に対する対処の選択肢が増えている事にお気づきだろうか。 これが案外社会生活にも応用出来るのだ。 人は他の動物より思考力を与えられたからこそ永らえた生き物だ。 要は考えて生きろ。 感謝され、感謝できる人間になろう。 とまぁそんなこんなで、どこの組織に属しても毎回上手くいかない・クッソ狭いコミュニティの中でしか生きていない人達は多少なりとも意識してみると人生ちょっと楽しくなるかもしれない。 人生は楽しくなれるものだから。（至言）