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さっくんさん のコメント

スタッフさんの裏での苦悩に感涙です…
とても面白い放送でした!本当にありがとうございます!
大変なことと承知してはいますが、次回があればと思います。
本当にお疲れ様でした!そしてありがとうございました!
No.1
74ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
運営Tでございます。 3月5日に放送された「天国TRPG~インセイン~」ですが、アンケートが公式放送が「非常に良かった」が 90%超え 、そしてチャンネル会員限定放送については 99% と非常に高い評価を頂けました。 ご視聴そしてコメントを賜り、スタッフ一同、心より感謝申し上げます。 放送タイムシフト <a href= <a href= 動画はこちらからご視聴いただけます 放送が終わった直後、確かな手応えと、難産だったこの番組が終わったことで肩の荷が下りたといいますか、力が抜け落ちた印象がありました。 この記事では、そんなTRPGの企画の裏側をお話できればと思います。多少自慢気なのは、今回だけはお許し下さい。そして「長い」です。覚悟してお読みください。 このTRPG企画は、実は苦難の連続でした。 TRPG企画がスタートしたのは2017年3月、つまり 1年前 です。 企画立案は私こと運営Tでしたが、その時点でTRPGのTの字も知らない、リプレイを数回見ただけの「 にわか&動画勢 」でした。TRPG動画はニコニコ内でも人気コンテンツでしたので、なんとかなるだろうという甘い読みでスタートしたものの、すぐに挫折が訪れました。 TRPGはルールブックがいわゆる出版物です。そしてシナリオはネタバレをしてしまうことはプレイヤーの皆様の楽しみを奪い、そして出版社様や製作者様の利益を掠め取る行為になります。 ですので、ゲーム実況天国で放送しても良いかどうかの許諾を頂くのですが、まずここから頓挫しました。各出版社様へ企画の打診を行いましたが、ほとんどが 「返信すら無い」 状態でした。真摯にご検討いただいた出版社様でも、ゲーム実況天国が有料サービスであることから難色を示され、結局のところは許諾がどこからもいただけない状態になりました。当然、許諾なくては制作ができるわけもなく、そこから半年、TRPGのルールを覚えるなどをしながら、地道に企画書を送り続けました。 それでもどこからも反応がまったくなく、これはもうTRPG企画は諦めようと思った矢先、一通のメールが届きました。 そのメールの送信主が今回制作に全面的にご協力頂きましたインセインの生みの親「 河嶋陶一朗 」様でした。そしてそこには許諾をいただけるという文字が。なんという僥倖。話を聞けば関係ない部署をたらい回しにされ、最終的に製作者様である河嶋様の所に連絡が来たとのことでした。 ご快諾を頂けたこと、この場をお借りしまして冒険企画局様、そして河嶋様に感謝を申し上げます。   ルールブック     シナリオ集        ※amazonへリンクしております。購入は画像をクリック! ※一緒にプレイするお友達は買えません。 その後、河嶋様からのご推薦でやんわりさんがGMとしてきてくださることが決まりました。そして今回見事なロールプレイを披露していただきました、なな湖さん、タラチオさん、PHABさん、にどみさんの4名のプレイヤーも固まり、いざ収録に。その時すでに企画立案から6ヶ月が経過しておりました。季節は秋になっていました。 9月某日。 私も収録現場にいましたが、奇跡のようなセッションがその卓では炸裂し、収録を終えました。ロールプレイ部分は特に撮り直しなどをしないまさに一発出たとこ勝負。ご出演の皆様の掛け合いは、全部アドリブの産物です。打ち合わせもしてません。TRPGの生の感覚をできるだけ盛り込んだ、オフラインセッションらしい展開と誰も想像してなかった超展開に、笑い声を抑えるのに苦労した記憶があります。素晴らしい時間でした。 そして、ここからが本当の地獄が始まりました。 それは 「編集」 という魔物でした。 TRPGの映像化にはまずほとんどのセリフの書き起こしが必要になります。セリフのテロップ製作数が数百枚。ちょっとしたアドベンチャーゲームくらいあります。その物量が今回編集したスタッフを圧倒していきました。夜な夜な「 おわんねーよこんなの! 」と吠えていたのを私は何度か見ました。それほどに物量というのは人を追い詰めるのだなと思いました。 その一方で、映像化にはもちろんビジュアルが必要です。 プレイヤーには「キャラクターシート」を作成していただいたのですが、ここから今回のキャラクターを作っていきます。 ※クリックorタップで大きな画像になります。 西園寺 愛我平 深澄 泉 綱渡 キーシャ 抜道 光 このシートにしかない設定などが色々書かれていますね… 実はこの日、2本撮りだったため余計な情報も書かれているのですがそれは見なかったことにしてください(笑) たぶん世にでることはないと思います。。。 ここで必見なのが、キーシャです。 名前が「 縄 渡キーシャ」になっています。これではそのまま読むと「 なわ わたり 」ですね。 これがPHABさんの コダワリのキラキラネーム 的当て字なのか、 それとも単なる誤字 なのかで悩みましたが、愛我平という超絶キラキラネームが他いるので、ここは読みやすさ優先とPHABさんの天然ボケによる誤字と判断し「 綱 渡」へ変更しました。これで合っていましたか?PHABさん。 そんなこんなでキャラクターデザインは縁あって山本かなさんにお願いしました。 山本かなさんのブログ「ゲームオタクなアメリカン♡ダーリン」 http://kana-adam.blog.jp/ リンク先のブログを見て気がついた方は気がついたかもしれません。そうです、「えいごで実況」でお世話になったアダム先生の奥様なんです。ご縁というのは不思議なものです。 打ち合わせすること数回、キャラクターシートから想像を膨らませ、素敵なイラストが出来上がりました。’ちなみにかなさんの推しはRPの面白さからキーシャとのことです) キャラクターが出来、そして背景やら1枚絵やらなにやらを製作依頼し、たった一人で編集しきったディレクター兼編集のスタッフ、こちらも大変お疲れ様でした。私は偉そうに文句しか言ってなかったので、真のMVPはこのスタッフなのではないかなと思ってます。皆様も心のなかで拍手してあげてください。 時があっという間に過ぎ、1月下旬頃。計画立案から10ヶ月。その段階でやっと制作進行が30%でした。○会議というイベントでスタッフがヘロヘロになっていたので、致し方ありません。しかし、これでは約束した3月公開も危ない。しかし、ええいままよとばかりに猛烈な勢いで制作が進み、公開前日まで編集を行い、そして3月5日になんとか公開にこぎつけました。 1年越し、そして私と編集兼ディレクターのほぼ2人のプロジェクトはこんな感じで進み、そしてゴールを迎えたのでした。めでたしめでたし。 苦労話なんて面白くもなんともないものですが、さすがに1年やったことなので記録にまとめておこうかなと思いました。いろんな偶然や出会い、皆様の善意や奇跡でなんとか成り立ったことを忘れずに、今後も精進していきます。 お目汚し失礼しました。 願わくば次があることを祈って。 2017年9月某日 収録スタジオにて ご出演の皆様
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