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Netflixは、自社サービスの映画ラインアップを増強すべく、アダム・ウィンガードが監督する映画『Death Note(原題)』の権利獲得に向けて最終的な交渉に入った。

本作は映画『ペーパータウン』のナット・ウルフとマーガレット・クォーリーが出演し、Netflixが動く前は米ワーナー・ブラザースが製作する予定だった。

その他のスタジオではSTXエンターテイメントとライオンズゲートが権利取得を検討していたが、Netflixが6月の撮影開始を視野に入れ、権利を獲得する構えだ。その契約は、同社がこれまでに獲得した映画『War Machine(原題)』や映画『Bright(原題)』と同額のレベルに達する見込みはなく、4000万ドルから5000万ドルの範囲に落ち着くとみられる。

原作は日本の漫画シリーズで、ターゲットの名前を書くことで誰でも簡単に殺すことができる、人知を超えたノートを発見する学生役をウルフが演じる。人前に姿を現すことのない捜査官と、追いつ追われつの戦いが始まる。

ロイ・リー、ダン・リン、ジェイソン・ホッフス、マシ・オカがプロデューサーを務める。本作は以前に日本でも映画化され、当地では続編の製作が進められている。

ジェレミー・スレイター(映画『ファンタスティック・フォー』)が最新の脚本の草稿を手掛けている。以前は、シェーン・ブラック(映画『アイアンマン3』)が監督を務める予定だった。

ダグ・デイヴィソンとブライアン・ウィッテンがエグゼクティブ・プロデューサーを務める。

映画祭界隈で、Netflixは積極的なバイヤーの1社となっている。ブラッド・ピット主演の映画『War Machine(原題)』や、ウィル・スミス主演の映画『Bright(原題)』のストリーミング配信権を9000万ドル以上で獲得するなど、作品リストの強化を進めている。

ウィンガード監督はCAA(クリエイティヴ・アーティスツ・エージェンシー)、プラットフォームのジェレミー・プラット、バーンズ・モリスの弁護士トッド・ルーベンスタインと代理人契約を結んでいる。

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