記者発表には、CMで夫婦役を演じた宮藤官九郎さんと、宮崎あおいさんが登壇しCM裏話を披露した。
キリンビール執行役員マーケティング部長田中敏宏氏によると、キリンは最近需要が拡大しているRTS商品(Ready to Serveの略で、注ぐだけでそのまま美味しく飲めるアルコール商品のこと)に着目し、20代~30代の若年層をターゲットにしたRTS商品の開発研究を行ったとのことで、『キリン 杏露酒 ひんやりあんず』は、“果汁感”、“手に取りやすいボトルデザイン”にこだわった製品となっている。
実際試飲してみたが、すっきりとした甘さで飲み口も軽く、料理にも合いそう! ロックで飲むのがオススメ。
宮崎あおいさんは、CM中ちょっとツンツンした“ひんやり”妻を演じており、それに対し宮藤官九郎さん演じる“奥さんに好かれたくて仕方ない”夫の一生懸命な演技が「かわいかった」とコメントした。
宮藤官九郎さんの監督作品『少年メリケンサック』に出演した際も、対応が“ひんやり”だったとバラされてしまった宮崎あおいさんは、「あまり感情を表に出さないので、すごく楽しくても怒ってると思われることがある」と明かした。
CM最後の写真館のシーンは、「撮影現場も和やかですごく楽しい雰囲気で撮影ができた。本当は二人は仲良し夫婦だというのが伝わったのでは」と語った。“ひんやり”妻がデレている可愛らしいシーンは注目だ。
宮藤官九郎さんは、「撮影中最初の2本ぐらいは、自分の中で役柄を40歳に設定して演じていたが、ババ抜きを二人でやるシーンで、“わたくし、ババ抜き歴40年”と言ったところ、監督に“そこ、30年でお願いします”とツッコまれ、心の中でウソだろ!? と思いつつも、途中から30代になってますのでその違いもお楽しみください。でも、自分にも違いがわからないですけど」と、会場に笑いを誘った。
最近、本当は甘えたいけど甘えることができない、“甘え下手”な若者が増えているという調査結果が発表されると、宮崎あおいさんは、「CMの中で、“今日は何センチ甘えよう?” というフレーズがあるんですけど、同じお酒を飲むことでコミュニケーションが増えて、相手に近づくきっかけになればいいなと思います」と語った。あー甘えたい。
一部メディアで、宮崎あおいさんが岡田准一さんとの交際について“ひんやり”無言などと書かれているが、ステージを去る間際に突然記者の一人に質問を投げかけられ、そのままステージを去っただけなのに、あのように報じられて、宮崎あおいさんも大変だなと思う筆者であった。
また、現在ひんやりあんずのサイトにて、エッセイストの犬山紙子さん監修による“甘え下手診断”ができるので、ついつい恋人や旦那さんに“ひんやり”対応をしてしまう人は、自分の甘え下手度を診断してみてはいかがだろうか。
ひんやりあんず
http://hinyari.jp