• このエントリーをはてなブックマークに追加
ラーメン店主が5人揃うだと?『workshop』のコラボが無駄にカオス!@『一番いちばん』
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

ラーメン店主が5人揃うだと?『workshop』のコラボが無駄にカオス!@『一番いちばん』

2016-04-19 22:30
    ichi-toy-kora031_R-500x375.jpg

    現在、町田のシバヒロで絶賛開催中の『最強ラーメンFes,』ですが、筆者も全力で食べまくりな日々で御座います。

    「今、食べないでいつ食べるのか?

    この四週間、町田周辺に住まうラーメン好きならば、確実に『最強ラーメンFes,』から目が離せません。

    しかし!

    常に美味しいラーメン屋さんの『Twitter』をチェックしている筆者は、恐ろしい情報をキャッチしました。

    「一番いちばんとworkshopの限定コラボだと?」

    これは筆者も腰を上げざるを得ない案件ではないでしょうか? ”2016年ラーメンサミット”と呼べる会合が町田で開かれるのですからスルーするわけには参りません。

    白河手打ち中華そば『一番いちばん』

    ichiban-2_R.jpg

    その前に軽く『一番いちばん』のおさらいをしておきましょう。

    白河ラーメンの名店『とら食堂』のラーメンに感動し、美味しい自家製麺のラーメンを目指した『一番いちばん』は、比内地鶏を使ったスープで人気の店で御座います。

    特にラーメンにうるさいマニア層の支持が高い『一番いちばん』ですが、小綺麗な店内と柔らかい接客で一般の人からも人気があり、町田でも上位に入る実力店です。

    ichi-toy-kora015_R-500x375.jpg

    特筆すべきは、比内地鶏の美味しさを引き出したスープと自家製麺のバランスで、特に麺とワンタンに関しては筆者は町田で一番美味しいと思っています。

    『一番いちばん&workshop With 鴨のラーメン』

    ichi-toy-kora016_R-500x375.jpg

    今回は“川俣シャモ&丸鶏”を使ったスープと、鴨ガラを使ったスープの二本立てで御座います。

    しかし!

    前日、件の『最強ラーメンFes,』で青森シャモロックを使ったラーメンを食べたばかりなので、ココはひとまず鴨ってみたい筆者です。

    さらに!

    ワンタンと言えば『一番いちばん』、『一番いちばん』と言えばワンタンですので、ここはひとまず150円プラスしてワンタンをトッピングしてみます。

    この際だから味玉も頂きましょう!

    基本的にその店のベーシックスタンダードをお伝えするために、あえてトッピング系は封印している筆者ですが、今回は“限定コラボラーメン”なので初めからスペシャル感が全開ですので、好きなように食べる事にします。

    しかも!

    麺も数種類から選べると言う贅沢仕様で、これまた悩んでしまうのですが、とりあえず筆者は食べる機会の少ない『くじら食堂』の麺をチョイスしました。

    『川俣シャモのラーメン』も捨てがたい!

    ichi-toy-kora020_R-500x375.jpg

    こちらは友人のオーダーである『川俣シャモのラーメン』で御座います。

    ん~……これはこれで食べたい予感ですね。

    絶対的に美味しいであろう香りとビジュアルが堪りません。こっちを頼むのが正解だったのでしょうか?

    ichi-toy-kora018_R-500x375.jpg

    ちなみにブルジョアな友人はビールもオーダーしていました。しかも、この『インドの青鬼』は筆者の大好物で御座います。

    ichi-toy-kora019_R-500x375.jpg

    さらに!

    ビールを頼むとチャーシュー的な何かもサーブされるので、これは筆者もビールを飲んだら良いんじゃない感が盛り上がって来る案件ですが、この後も何軒か回るので無用なプリン体を摂取する余裕はありません。

    『鴨のラーメン』を食す!

    ichi-toy-kora021_R-500x375.jpg

    写真を見て頂ければ、まるっとお見通しな予感ですが、あえて言おう!

    「ビジュアルがまったく同じな件の是非」

    まあ、盛り付けが違うわけではないので、こうなる予感はしていたのですが、こうなってしまった系なグラフィック、誠に申し訳ない気がします。

    ichi-toy-kora022_R-500x375.jpg

    しかし!

    良くみるとワンタンが入っていたりと、微妙な差があるのでラーメンとしては別モノである事が伝われば幸いです。

    麺と鴨出汁の相性は言うまでもない件

    ichi-toy-kora026_R-500x375.jpg

    ラーメンに限らず、鴨出汁と麺類の相性の良さは日本人なら誰もが知っている事なので、今更多くを語る必要はないでしょう。

    コクのある鴨の脂はスープに膨らみを与えますが、背脂やチー油ほどくどくないのが特徴です。

    鴨の旨みが詰まったスープは醤油との相性が良く、これまた日本人の心をくすぐる深い味になっています。

    特別な事はしていないであろう鴨スープですが、それゆえスープの火加減や温度管理に気をつかった丁寧なスープと思いました。

    自家製平打ち縮れ麺が激旨である!

    ichi-toy-kora029_R-500x375.jpg

    濃厚な鴨のスープを良く運ぶ”平打ち縮れ麺”が、これまた美味しいですね。

    ちなみに筆者は小田原系ラーメンで育っているので”平打ち縮れ麺”が一番好きで御座います。

    ichi-toy-kora027_R-500x375.jpg

    しかも麺を茹でる技術も確かな金原店主の麺揚げだったので、安心して見ていられますね。

    『一番いちばん』はワンタン必須である!

    ichi-toy-kora028_R-500x375.jpg

    あと『一番いちばん』に来たら、是非とも“ワンタン”は試して欲しいですね。このワンタンを食べずに『一番いちばん』を出るとか有り得ない案件で御座います。

    今はラーメン屋さんが沢山あるのでラーメンを食べるには困らない時代ですが、美味しいワンタンを食べられる店となると、途端に選択肢が減ってしまうのは否めません。

    そう言った意味でも、町田市では貴重な存在の『一番いちばん』かと思います。

    厨房内が色々おかしい件

    ichi-toy-kora025_R-500x375.jpg

    『中華そば しば田』の柴田店主、『くじら食堂』の下村店主、『進化』の関口店主、『トイ・ボックス』の山上店主、『一番いちばん』の金原店主と、無駄に豪華な顔ぶれの厨房内が凄いですね。

    っていうか、ひとつの店にこれだけの店主が入るとか、前代未聞の珍事と言っても過言ではないでしょう。

    なんか記念撮影とか撮ってるし、どんだけですかって話ですが、この顔ぶれなら記念撮影しておくべき案件かと存じます。

    あと、厨房内をぱっと見た感じ遊んでる人が多いように見えますが、ちゃんと仕事はしております。

    ichi-toy-kora024_R-500x375.jpg

    タレは『トイ・ボックス』と『一番いちばん』のブレンド!

    チャーシューは『ごっつ』『しば田』『一番いちばん』で一枚づつトッピング!!

    正直、こんな贅沢なコラボラーメンは滅多にないと思われ、筆者も含め食べれた人達はラッキーだったと言っておきましょう。

    ichi-toy-kora030_R-500x375.jpg

    まさにラーメン界の神々の戯れと呼べる至極の一杯で御座います。ご馳走様でした!

    『一番いちばん&workshop With 鴨のラーメン』 総評

    ichi-toy-kora017_R-500x375.jpg

    世の中、色々なラーメン屋さんのコラボがありますが、正直このコラボは反則ですね。

    店の近くでは『最強ラーメンFes,』も開催中ですが、ひとつの店の厨房に有名店が5つ集まったようなモノですので、密度と言う事では比較になりません。

    また、このような店主同士の技術の交流は、それぞれの店のラーメンを底上げする効果もあるので非常に素晴らしいイベントかと存じます。

    そして、それを食べる機会を得たのはラッキーだったと言っておきましょう。

    とにかくシンプルの極みと呼べるようなラーメンですが、素材の美味しさを引き出す技術や麺へのコダワリなど、細部を見ると唸ってしまうような一杯でした。

    そりゃ、このラーメンを食べる為なら、物凄い暴風雨の中でも並んじゃいますよね。

    それでは、是非みなさんも町田にお越しの際には『一番いちばん』で美味しいラーメンを食べてみて下さい。コラボじゃなくても、その美味しさに感動する事間違いなしですよ。

    『一番いちばん』

    住所:東京都町田市中町1-28-24 大成ビル1F

    営業時間 12:00~14:30 18:00~0:30
    (水曜日は18:00~0:30)
    定休日:無し

    ―― 見たことのないものを見に行こう 『ガジェット通信』
    (執筆者: YELLOW) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか

    RSSブログ情報:http://getnews.jp/archives/1447845
    コメントを書く
    コメントをするにはログインして下さい。