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最高以外は意味がないとする至高のラーメンに挑む! @『最強ラーメンFes,』町田
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最高以外は意味がないとする至高のラーメンに挑む! @『最強ラーメンFes,』町田

2016-04-19 23:30
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    東京都ヤンチャ区町田市のシバヒロで開催中の『大つけ麺博プレゼンツ 最強ラーメンFes,』ですが、折り返し地点となる第三陣のラインナップも豪華で御座います。

    「最強の名は伊達じゃない!」

    ちなみに『最強ラーメンFes,』で登録商標も取ってるので、もしかしたら来年もワンチャンあるかもですね。

    正統派ラーメン『せたが屋』

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    『せたが屋』と言えば前島司氏、前島司氏と言えば『せたが屋』で御座います。

    オーソドックスな醤油ラーメンを軸に、ブランドを変えて塩ラーメンや豚骨ラーメンを展開し、今や多くの店舗を各地に展開していて今でも注目のラーメン屋さんと言えるでしょう。

    そして!

    通常はメニューが増えると色々と片手間になりがちな業界ですが、前島司氏と塚田兼司氏は器用と言うかアレな人達なので、それぞれのジャンルのラーメンを極めようと日々の研究を欠かさないことでも有名です。

    そんな『せたが屋』が『最強ラーメンFes,』で勝負するのが『最強四つ巴焼豚麺』となります。

    『最強四つ巴焼豚麺』を食す!

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    煮干しと鶏を使ったスープは、まさにベーシックスタンダードなラーメンと呼べると思いますが、4種類のチャーシューを使って勝負してくるところがポイントですね。

    あくまでも『せたが屋』として、基本となる”日本のラーメン像”を継承しつつ、イベントである『最強ラーメンFes,』に合わせたラーメンと言う事で、チャーシューの方をグレードアップして来ました。

    「トントロ、焼き豚、バラロール、角煮」

    が一度に入ると、それはもはやチャーシュー麺を超える勢いで御座います。

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    公平を期すために“デフォルト縛り”で記事を進める筆者ですが、久しぶりにゴージャス感のある絵になりました。若干、色味が少ない予感ですが、このラーメンのコンセプトは

    「ラーメンとしてのベーシックな旨さ」

    をブラッシュアップしつつ、そのスープと麺の邪魔をしない最小限の構成にしていると思われ、その分『最強ラーメンFes,』の最強に合わせてチャーシューを盛っています。

    つまり『最強ラーメンFes,』に合わせてチャーシューを強化しつつも、基本となる『せたが屋』のラーメンへの思いを伝える為の“煮干し&鶏”と言う事でしょうか?

    完成度の高いスープが旨し!

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    最近は尖ったラーメンが少なくないのですが、元々のラーメンもとい中華ソバ的な何かは、もっと多くの日本人に好まれる万人向けの味だったはずです。

    ということなのか“煮干し&鶏”と言う、もっとも多くの日本人が好むであろうスープで勝負に来ました。

    コッテリではないけれども決して弱くないスープは煮干し感のバランスも良く、非常に洗練された味だと思います。

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    このような“なんでもないスープ”をブラッシュアップして、人を唸らせるレベルに到達するのは多くの手間と努力、さらにセンスが必要かと存じます。

    まさに前島司氏の今出せる全てが詰まったスープと言えるでしょうか?

    合わせる麺は細麺ストレートである

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    合わせる麺は細麺で、これまた標準的な麺と呼べる仕様ですね。

    しかし!

    よく見ると麺の角と言うかエッジが立っている気がしますね。写真をよく見ないと分からないレベルですが、これは製麺マニア的にちょっと気になります。

    通常、麺は茹でると”茹で太り”するので、ここまでカドが立つことはないのですが、ここら辺の謎が気になる筆者です。

    この麺の美味しさの秘密が、微妙に見え隠れしている気がしてなりません。

    無論、麺のコシ、弾力とも抜群で美味しい細麺ですので、細かい理屈は抜きにして純粋にスープと麺の相性を愉しめば問題ないんですけどね。

    最強たる四つ巴チャーシュー

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    全国のラーメンイベントで好評だった『三つ巴焼豚麺』がパワーアップした『最強四つ巴焼豚麺』で御座います。

    「豚トロ」(豚ホホ肉)

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    「豚バラ肉ロール」(巻いた感じ)

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    「豚肩ロース」(焼いた感じ)

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    「お前は誰だ!」(角煮?)

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    確かにチャーシューが4種類入っているとなると最強感はマキシムな予感で、チャーシュー麺に匹敵するインパクトはあります。

    しかし!

    どうも“角煮”のパートが微妙というか、違う役者が出演してんじゃね~の疑惑が浮上して来ました。

    ん~……角煮というとトロトロ感とか煮込まれた系の豚をイメージしますが、なんか筆者のイメージと合致しないのは否めません。

    まあ、ボリューム的には申し分ないのですが、この角煮では絶対に前島司氏は納得しないんじゃないでしょうか?

    『最強四つ巴焼豚麺』

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    若干、角煮に関しては小一時間コースですが、それでも『最強四つ巴焼豚麺』の美味しさは揺らがないと断言する筆者で御座います。

    マジ美味しいって評価は変わらないのですが、それ故に角煮の件が気になってしまう案件となるのは否めない事実です。

    しかし!

    スープの美味しさ、もとい完成度と麺の相性は抜群で、とにかく『最強ラーメンFes,』の第三陣でも注目の一杯である事は間違いありません。

    特にラーメンマニアじゃないけど、近所のシバヒロでイベントやってるから来ちゃったぜHEY!みないなライトユーザー層や、尖ったラーメンに抵抗のあるラーメン保守派、昔のラーメンが好きと言うラーメン懐古主義者にはマストな『最強四つ巴焼豚麺』かと存じます。

    まさにベーシックスタンダードなラーメンを極めつつある『せたが屋』の味を知る一杯なので、是非みなさんもこの機会に『最強四つ巴焼豚麺』を食べてみて下さい。

    『最強ラーメンFes,』公式サイト
    http://dai-tsukemen-haku.com/ [リンク]

    『最強ラーメンFes,』会場、『町田シバヒロ』地図

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