閉じる
閉じる
×
元ワープ代表の飯野賢治さんが2月20日に高血圧性心不全のために死去した。飯野賢治さんは数々の異色作を生み出してきており『Dの食卓』や『エネミーゼロ』、さらには画面が一切ない『風のリグレット』をリリース。
『風のリグレット』はリアルサウンドと称されており、ラジオ感覚でシナリオを聴きながら楽しむゲーム。シナリオの分岐点になると音声のガイダンスに沿って操作を行う。その『風のリグレット』の脚本を担当した坂元裕二さんが、シナリオを無償で公開した。シナリオは“飯野賢治企画監督作品「風のリグレット」の脚本”というブログを新設してそこに掲載され、さらにテキスト形式、HTML形式、EPUB形式も用意されている。各自読みやすい環境のファイルをダウンロードして読むと良いだろう。
当時『風のリグレット』を遊ぶことができなかった人も、音こそないものの、飯野賢治さんが企画・監督を務めた同作のシナリオを読むことができるぞ。
また飯野賢治さんが音楽を手がけたiOSアプリ『newtonica』シリーズも無償で公開されている。こちらは球体の周りから色のついたブロックが降ってくるので同じ色の個所に落ちる様に回転させるというゲーム。リリース後に『AppStore』で1位を獲得し他国の『AppStore』でも1位となった人気作品。
飯野賢治さんはほかにもWii用ゲーム『きみとぼくと立体。』というゲームをフロムイエロートゥオレンジで企画しWiiウェアとしてリリース。こういった作品もまだ遊ぶことができるので、飯野賢治さんに興味がある方は遊んでみてはいかがだろうか?
newtonica
画像:『eno blog』より引用
http://blog.neoteny.com/eno/
※この記事は、ゴールドラッシュの「ソル」が執筆しました。
RSSブログ情報:http://getnews.jp/archives/292962