Image_for_release-1024x567.jpgiPhoneに代表されるスマートフォンが登場してから、タッチスクリーン、位置情報、加速度センサーといった機能を活用したゲームが一般的になりました。

中には、”手術を疑似体験出来るゲーム”などもあったりします。その多くはエンターテイメント性の高いものですが、アメリカのシカゴとボストンにオフィスを構えるLevel Exという会社は、実際に病院の現場で働く医師向けの実用的な医療シミュレーションゲームアプリをリリースしています。

Level Ex® Turns the Practice of Cardiology into a Video Game with Launch of Cardio Ex™(YouTube)
https://youtu.be/ERDdLBxHCuE

今年の3月にリリースされた最新作は、『Cardio Ex』という心臓病の専門医向けのゲームアプリです。App Store及びGoogle Playから無料でダウンロード可能な『Cardio Ex』は、心臓病専門医の知識・空間認識力・意思決定力が限界まで試されるステージが35個用意されています。

Level Exはゲーム業界のベテランと、各分野における現役医師から成るチームで構成された会社です。『Cardio Ex』以外にも、専門医向けのアプリを3タイトル展開しています。同社の医療シミュレーションゲームアプリは、これまでに35万人以上の医師がプレイし、大手製薬会社や医療機器会社も活用しているそうです。

『Cardio Ex』は日本語対応されておらず、医療用の難しい専門用語の英単語が多く使われているため、医師免許のない普通の日本人にはかなり敷居が高いものとなっています。

『Cardio Ex』公式サイト [リンク]
https://www.level-ex.com/cardio-ex-interventional-cardiology/

日本の大学病院や医大でも、お医者さん達が『Cardio Ex』のような医療ゲームアプリでトレーニングする時代が来そうです。

※画像とソース:
https://www.businesswire.com/news/home/20190313005791/en/Level-Ex%C2%AE-Turns-Practice-Cardiology-Video-Game

―― 見たことのないものを見に行こう 『ガジェット通信』
(執筆者: 6PAC) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか

―― 表現する人、つくる人応援メディア 『ガジェット通信(GetNews)』
RSS情報:https://getnews.jp/archives/2177434