main-2.pngプラチナゲームズの新作タイトル『プロジェクト G.G.』のティザートレーラーが公開された。プラチナゲームズは、『ベヨネッタ』シリーズや『ニーア オートマタ』といった人気タイトルの開発で知られるデベロッパー。『プロジェクト G.G.』は、同社初の自社IP作品になるという。

鋼の巨人VS怪獣!?『プロジェクト G.G.』ティザートレーラー

『プロジェクト G.G.』のティザートレーラーでは、夜の闇に紛れて詳細は確認できないものの、ビルの高さほどもある巨人と怪獣との戦いが描かれている。怪獣に立ち向かおうとしているのは、サブタイトルで示されている「鋼の巨人」だろうか。また、サブタイトルでは他に製作が稲葉敦志氏であること、監督が神谷英樹氏であること。そして、本作が神谷英樹氏のヒーロー三部作完結編にあたることが示されている。

プラチナゲームズ初の自社IP作品

皆さん、ようやく「プロジェクト G.G.」を発表することができました…僕にとって「ザ ・ワンダフル101」以来の約7年ぶりとなる監督作ですが、それ以上に、プラチナゲームズにとって初となる「自社作品」です…自社作品製作は会社設立以来の我々の悲願でした…必ずいいものに仕上げます…お楽しみに…— 神谷英樹 Hideki Kamiya (@PG_kamiya) February 26, 2020

『プロジェクト G.G.』のティザーサイトでは、本作がプラチナゲームズ初の自社IP作品であることが語られている。IPとは、自社が知的財産権を持つ作品のこと。ゲーム業界では現在、ゲームを販売する会社=パブリッシャーと、ゲームを開発する会社=デベロッパーが別、というケースが多い。この場合、一般的にはパブリッシャーが開発費を払ってデベロッパーがゲームを開発。知的財産権はパブリッシャーが持つことになる。このためデベロッパーは、ゲームに関する権利を持たない。当然、ゲームを他のハードに移植したり、続編を作ったりすることもできない。

これに対して『プロジェクト G.G.』は、プラチナゲームズが知的財産権を持つため、対応ハードや続編も含めて、プラチナゲームズが自由に展開できる。ただその反面、開発費の負担やプロモーションといった部分も、基本的には自社で責任を負うことになる。このため、リスクも大きい。つまり、社運がかかったタイトルと言って差し支えないだろう。ゲームを楽しむプレイヤーからすると、大きな期待が持てるタイトルということだ。なお、『プロジェクト G.G.』ティザーサイトは下のURLからアクセスできる。

『プロジェクト G.G.』ティザーサイト:
https://four.platinumgames.co.jp/02-GG/ [リンク]

(執筆者: ガジェット通信ゲーム班)

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