Steam Deck本体は7インチ 1280×800ピクセルのタッチパネルディスプレイを搭載するので、本体ディスプレイだけでも作業は可能ですが、文字を読んだり入力(特にコピペ)するのに、大きな画面を用意したいところ。
そこで用意したのが、USB Type-Cケーブル1本で接続できるモバイルディスプレイ。Steam DeckのUSB-CポートはDisplayPort ALTに対応するので、ディスプレイにつないで映像が出力できます。タッチパネル搭載のモバイルディスプレイなら、画面のタッチ操作もできるのでなかなか便利です。
そのままではSteam Deck本体のバッテリーをどんどん消費してしまいます。もう一つのUSB-CポートにSteam Deck付属のACアダプターを接続したところ、パススルー充電でSteam Deck本体を充電できました。
あとはSteam Deckの設定メニューからBluetoothでワイヤレスキーボードとワイヤレスマウスを接続すれば、デスクトップ作業環境が完成です。本体の電源ボタンを長押しして表示されるメニューで、「デスクトップに切り替え」を選ぶとデスクトップモードで起動。ブラウザをインストールしたり、設定変更などの作業がPCライクに実現します。具体的には、ブラウザベースでマイクロソフトのクラウドゲーミング「Xbox Cloud Gaming」を使えるように設定を進めたのですが、そちらの内容は別記事でご紹介します。
Steam Deckは、AMD製のZen 2/RDNA2を採用したAPU、16GB RAMを搭載する携帯ゲーミングPC。左右のサムスティック、十字キー、ABXYキー、L1/L2、R1/R2のトリガーボタン、カスタマイズ可能な4か所の背面ボタンによる操作が可能で、トラックパッドやジャイロによる操作にも対応します。国内で輸入・販売を担当するKomodoのウェブサイトで予約販売を受け付けています。
別売りの専用ドック「Steam Deck ドッキングステーション」は、HDMI 2.0、DisplayPort 1.4ポートによる最大4K 60Hzのマルチモニター接続、Steam Deckと接続するUSB-Cケーブル、パススルー給電可能なUSB-Cポート、USB-Aポート3基、イーサネットポートを搭載します。上記で紹介した環境ではHDMI出力と有線LAN接続ができないので、やっぱり専用ドックが欲しくなりますね……。
Steam Deckがついに上陸!
https://steamdeck.komodo.jp/product/steam-deck/