人気ゲーム『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズの生みの親として、ゲーム業界のカリスマ的存在の桜井政博さん(52歳)。『星のカービィ』シリーズの開発者としても知られている彼だが、あまりにも衝撃的な事実が判明した。

開発中に費用を頂かないという契約

桜井政博さんの公式YouTubeチャンネル『桜井政博のゲーム作るには』に掲載された最新の動画『有限会社ソラ 雑談』。そこで桜井政博さんは自身の収入につい言及。「開発中に費用を頂かないという契約をすることが多いです」と話し、多くの人たちが衝撃を受けている。

自分からそれを望んでやっている?

開発中にお金をもらえない!? しかも自分からそれを望んでやっている? 以下は桜井政博さんのYouTubeコメントです。

<桜井政博さんのTwitterコメント>

「ところで肝心の収入なのですが、開発中に費用を頂かないという契約をすることが多いです。ソフトが完成し、発売し、最初の売り上げが出るまでは費用の一切を頂かず、売り上げに応じた収入を頂いています。もしプロジェクトが途中で流れちゃったら、もちろん収入はゼロ。私自身にまったく責任が無くてもです。ハイリスクですよね。大手の内製ではない普通の外部委託会社は、開発費として毎月一定額を頂くことが多いです。これは税金対策としても有利だし、スタッフを維持するのにも必要なことです。一方で肝心のソフトを売るメーカーは売って初めて利益になります。そのリスクを共有して請け負うため、あえて途中での開発費を頂いていません」

人としても尊敬できる

あまりにも優しすぎる、いや、健全すぎる思考の桜井政博さん。会社と同じようにリスクを負い、ともにゲーム開発を進めていくその姿勢、人としても尊敬できます。

ゲーム業界にいる人たちにも興味深い話かも

桜井政博さんのYouTubeチャンネルは定期的にゲーム開発や雑談の動画がアップロードされています。ゲームファンだけでなく、ゲーム業界にいる人たちにも興味深い話なのではないでしょうか。


(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)

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