カプコンからライセンスを受けてNianticがパブリッシャーを務める『Monster Hunter Now』は、プレイヤーがハンターとなり、現実世界に登場するモンスターを狩るリアルハンティングゲーム。
累計9000万本以上を販売している人気ゲームシリーズの世界観をベースに、エリアを探索し、出会ったモンスターを狩り、素材を集めて装備を強化し、他のプレイヤーと協力してさらに強いモンスターを狩る、というモンハンのゲーム体験を現実世界とリンクして楽しむことができる。
いつもの通勤・通学や、コンビニ・スーパーまでの道のりがゲームの世界では森林や沼地、砂漠などに変化しており、エリアごとに遭遇するモンスターや資源も異なる。入手した素材をもとに装備を強化したり、コーディネートを楽しんだりするシリーズの魅力もしっかりと踏襲している。
バトル時のハンティングアクションにおいてはタップ&フリックを中心といたシンプルな操作を採用。狩りにかかる時間は最大75秒間に設定することで、外出時にも立ち止まって手軽にプレイできるようにしているという。
また、モバイルならでは機能として、外出先で発見したモンスターをマーキングできる機能も。マーキングしたモンスターは、帰宅後など時間のある時に好きなタイミングで狩ることができる。ゲーム画面を起動していなくてもバックグラウンドでマーキングできるため、日常の移動がいつでも狩りにつながり、様々なライフスタイルにあわせてゲームプレイできそうだ。
もちろん、モンハンの大きな魅力のひとつであるマルチプレイ要素も踏襲。位置情報データを活用することで近くにいる他のハンターたちと即座にマッチングし、最大4人で一緒に狩りを楽しむことができる。
「息子がニンテンドー3DSを壊しかけるくらいモンハンに熱中していた」というNiantic創業者のジョン・ハンケCEOは、「Nianticがゲームの開発を進める時には、“現実世界で遊ぶもの”というテーマにフィットしているかを大切にしている。また、パートナーと一緒に取り組む際には、人々のつながりを生み、育むという哲学を共有できる相手と共に作りたいと考えている。モンスターハンターは、まさにこの哲学を体現しているゲームで、一緒に取り組みたいと思うのは自然のことだった」と、カプコンとのパートナー関係に至った背景を説明。
「モンスターハンター」シリーズのプロデューサーを務めるカプコンの辻本良三氏は、位置情報を活用したモンハンのゲームについて以前からリクエストが多く寄せられていたことを明かし、「そういうゲームを作ってみたいという思いがあったし、もし開発するならノウハウやグローバルでの実績を持つNianticさんと取り組みたいと決めていた。2019年の3月にNianticさんからお話をいただき、その場ですぐにやりましょうとお答えした。これまでシリーズを遊んでくださったファンはもちろん、モンハンに触れる機会がなかった人たちにも気軽に遊んで欲しい」とまったく新しいモンハンのゲームに期待を寄せた。
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