一部のスキルによる追加ダメージが部位破壊に反映されていない
不具合の内容は“大型モンスターにダメージを与えた際、一部スキルや条件によるダメージの変動が、部位破壊が発生するための蓄積ダメージに正確に反映されていない”というもの。
以下の追加ダメージが、部位破壊の蓄積ダメージに反映されておらず“本来よりも部位破壊が発生しづらく”なっています
・会心が発生したときの追加ダメージ
・闇討ちによる追加ダメージ
・軽巧による追加ダメージ
・SPスキル威力UPによる追加ダメージ
・睡眠状態のモンスターへの攻撃による追加ダメージ
例えば、「リオレウス」の頭を部位破壊するために100ダメージが必要と仮定しましょう。
会心が発動した攻撃で100ダメージを与えたとき、本来は部位破壊が成立するはずですが、100ダメージの中身は“本来の80ダメージ+会心発動によって追加された20ダメージ(会心発動でダメージが1.25倍になる)”となります。
不具合によって、この80ダメージの部分しか反映されておらず、部位破壊が発生しないという状況になっています。
部位破壊が発生しやすくなっている不具合も同時に発生中
確認されている不具合は2つ。
・会心率がマイナスの武器での攻撃を行い、攻撃時に与えるダメージが減少した場合
・ライトボウガン・弓での適正距離外の攻撃
本来であれば、マイナス会心の発動や適正距離外からの攻撃により、大型モンスターへのダメージが減少すると、その分部位破壊も発生しづらくなるはずが、減少したダメージが反映されず(つまり常に最高効率で攻撃が当たっている状態)、部位破壊が発生しやすくなっているようです。
例えば、「リオレウス」の頭を部位破壊するために100ダメージが必要と仮定しましょう。
リオレウスとの距離がかなり開いた状態状況で頭に攻撃し、50ダメージ(適正距離なら100ダメージを超える)を与えたときに部位破壊が成立してしまうという状況になっています。
弓やライトボウガンでの部位破壊に大きな影響がありそう
これ、「破壊王」を発動させた「ディアブロス亜種」の弓(通称:黒弓)などで、1匹のモンスターに対して4部位~5部位の部位破壊が出来ているという状況が不具合修正によって変化することになるので、ユーザーに与える影響と衝撃はかなり大きそう。
そもそも、普通にプレイしていると気が付きづらい不具合なので、弓やライトボウガンを使用するハンターからすれば、いきなり部位破壊がしづらくなった印象を受けてしまいそう。
現在、対応時期と対応方法を検討中とのことですが、非常にデリケートな問題だけに、公式サイトやゲーム内での周知が重要となりそうですね。
(執筆者: edamame/えだまめ)