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エロゲメーカーのお財布事情
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エロゲメーカーのお財布事情

2012-12-25 19:31
    エロゲメーカーのお財布事情

    今回は、『はてな匿名ダイアリー』から転載させていただきました。

    ■エロゲメーカーのお財布事情
    自分と同じ人間をださないためにも書いておく。

    ●エロゲを売るためには問屋に卸さないといけないけど、大きく3社ある。
    V→最大手

    R→萌えゲーに強い

    H→上記2社はソフ倫団体だけど、CSAを審査団体として通せる。

    ●エロゲの売上の50%はソフマップグループで売れてるといっても過言じゃない。
    一番ソフマップで多く売るのはRで、HとVは同等ぐらい。

    問題は、メーカーにどの店舗でどれくらい売れてるかわからない。

    なのでマーケティングも糞もへったくれもない。

    ●エロゲの仕切り率は48%~54%。
    8800円でうってるゲームをみんながかってもメーカーには4400円しかおちない。

    メーカーは8800円で売る製品を製造費込みで4400円でつくらないといけない。

    ●製造費は大体1本1000円
    プロテクト込みの箱代込みでこれくらい必要。

    つまりゲームデーターは3400円が原価になる。

    ●特典のテレカイラストや、ドラマCDの費用はメーカー持ち(製造費除く)
    メーカーは予約をあつめるためには10枚以上もイラストをタダでかかないといけない。

    ●お金の調達は問屋から借りる。
    問屋からは、消費賃貸借契約(いわゆる借金)か、売上の前渡しという手段を取る。

    どちらにしても、代表者は連帯保証にいれられるし、売上から借金が相殺されて手元にくる。

    つまり1000万円借りて、卸値が4000円で2500本しかうれないと手元に1円もこない。

    最近は、問屋が威厳をたもつために、メーカーを借金漬けにしなければいけない。
    そのために、借りている金額程度しか売れないようにメーカーへの注文本数を調整をしたりしている。
    あるHという問屋は製造をメーカーから受託するために、売上のごまかし等をしているので注意とのこと。

    ●リピート受注なんてほとんどなくて、初期出荷で99%が終わる。
    メーカーはすぐに次のゲームをつくらないといけない。

    でもお金がないからまた借金を問屋からする。

    この繰り返し。

    ●どっちにしても
    自己資金がない限りやらないほうがマシです。

    予算シートとかは見たい人がいればで。

    転載元:こちらは匿名投稿『はてな匿名ダイアリー』からの転載です。


    画像:コレクション!『flickr from YAHOO!』

    http://www.flickr.com/photos/nnaannoohhaa/8073698357/

    RSSブログ情報:http://getnews.jp/archives/279866
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