人気海外ドラマ『HEROES/ヒーローズ』の、13話から構成される最新章 『HEROES Reborn/ヒーローズ・リボーン』がhuluにて独占配信中! 「ヤッター!」のキメ台詞とともに話題となったヒロ役、マシ・オカさんに続き、刀ガール役“ミコ”役を演じる新鋭女優・祐真(すけざね)キキさんが来日。
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『HEROES Reborn/ヒーローズ・リボーン』では、刀ガール“ミコ”役として力強く華麗なアクション満載で演じられる祐真キキさんですが、お茶目な魅力もたっぷり。『HEROES Reborn/ヒーローズ・リボーン』に出演されたいきさつや、撮影について伺ってみました。
『HEROES Reborn/ヒーローズ・リボーン』出演の“刀ガール”! 祐真(すけざね)キキさんインタビュー
――― 『HEROES Reborn/ヒーローズ・リボーン』に出演されたいきさつは?
祐真(すけざね)キキさん(以下、キキさん):3年前にアメリカに引っ越して、オーディションを受けて、小さい仕事からはじめて、決まってはボツになり、決まってはボツになり、を繰り返して小さいエキストラとか、アルバイトで仕事とかしていました。
そうやっているうちに『HEROES Reborn/ヒーローズ・リボーン』が決まり、出演し……、あっ、めっちゃ端折ってしまってますけど! オーディションがあり、受けて、受かり……、って、やっぱりめっちゃ端折ってますけど(笑)、そんな感じです(笑)
起用された感想「すっごい嬉しくて部屋中をかけまわりました!」
――― 『HEROES Reborn/ヒーローズ・リボーン』に起用された感想をお聞かせください。
キキさん:“受かった!”って、聞いたときはすっごい嬉しくて部屋中をかけまわって、でももう、泣くぐらいうれしかったですね。涙チョチョぎれるんじゃないかな、と。はじめ信じられないくらい嬉しかったです。
――― 『HEROES Reborn/ヒーローズ・リボーン』だからオーディションを受けたのですか?
キキさん:『HEROES Reborn/ヒーローズ・リボーン』 のオーディション は、クローズドオーディションでした。何のオーディションかはわからず、渡される台本もめっちゃ別物ですし。で、受かってイェーイ!って。
――― 出演後、アメリカで変わったことはありますか?
キキさん:いまだにアメリカのドラマに出てるという事実はあるのですが、そこまで変わったという実感はないですね。もちろん、環境は変わっているのですけど、心境は変わってないのか、気づいていないのか、わからないですけど。
――― 普段の生活も変わらずですか?
キキさん:全然変わってないです。仕事はもちろん増えたのですが、プライベートは全く変わらないです。
――― 買い物に行って、気づかれたとかありますか?
キキさん:オンエアした後、結構歩き回ったのですけど誰からも気づかれないですね。『HEROES Reborn/ヒーローズ・リボーン』のコスチュームで歩けば、絶対気づかれると思うのですけど、私服で、すっぴんだったりすると、ぜんぜん誰にも気づかれないですね。
アジア人の女の子の顔の判別が難しいんだと思います。私たちが、たぶん欧米のめっちゃ有名な俳優さんが歩いてたとしても、気づかなかったりするような。
友達と親戚が増えた!? 日本での不思議な反響
――― 日本での反響は?
キキさん:やっぱり、メッセージがいっぱいくるようになったし、友達増えたし、友達っていうのかな(笑)
知り合いが一気に増えたりとか。 あっ! 親戚も増えました。知らない親戚から「赤ちゃんのとき抱いたのよ」とか、メッセージがいきなりきたり、嬉しいですけど、面白いですよね(笑)
殺陣(たて)の本格派アクション「全部やりますよ! アニメの動きも全部!」
――― 『HEROES Reborn/ヒーローズ・リボーン』では刀ガールの役どころは、殺陣(たて)の本格派アクションが見どころでしたが、体づくりや気を付けていることはありますか?
キキさん:撮影前は、少し体重を落としました。体を柔らかくすることを重点的に、怪我をしないように気を付けました。骨折とかもししちゃうと、例えば、エピソード3くらいで骨とか折っちゃうと、リキャストされる(おろされちゃう)可能性があるので、ほんとに怪我しないようには注意していました。
――― アクションたっぷりでしたが、実際の撮影はどこまでご担当されたのですか?
キキさん:全部やりますよ! アニメもカメラを顔につけて、全身にモーションキャプチャーつけて5人くらい襲い掛かってくるときも相手がモーションキャプチャーつけて。
――― CGはすべてキキさんの動きなんですね!
キキさん:CGも全部、私なんです。空中をこう飛んでいくところは、さすがにCGですけど、空中へ飛ぶスタートと、着地はやってます。
――― ゲームキャラクターのご自身をみていかがでしたか?
キキさん:アニメの自分をみたとき、正直「えっ、こんな顔違うやろ? おかしいやろ?」とは思いました。アリなのかな? とは思って。でも、なんも言えないしアニメだし(笑)そちらにもファンがついてるので、いいとは思います(笑)
ヌンチャクに薙刀(なぎなた)!? 刀以外の武器も使える凄腕
――― 今回、日本刀を扱ってらっしゃいますが、今後、扱ってみたい武器やアクションはありますか?
キキさん:なんかね、ヌンチャクとか練習したんですけど、顔打つわ打つわで。形だけはやれるようになりたいな、とは思って。一時期ハマっていたときはあります。
今できるのは、薙刀(なぎなた)。英語で、BO STAFF (ボウスタッフ)と呼んでいるのですが、長い先に刃がついている武器です。それも、『HEROES Reborn/ヒーローズ・リボーン』 でも扱ってるんですよ。エピソード後半では、薙刀(なぎなた)が登場します。
“ダークミコ”に注目! 関西弁がキュート
――― すけざねさん自身ここは見どころ、オススメのシーン、というところはありますか?
キキさん:私が、すっごい好きなのは ゲームのシーンで、“ダークミコ”の戦いのシーンです。“ダークミコ”は関西弁で「鏡みてみいッ……!」とかやっちゃいました。“ダークミコ”がふたりで戦うシーンは、モーションキャプチャーつけて、ミコをメインで撮影するときはセリフも別々で撮影して、シーズン2があれば、リアルに出してもらいたいくらい“ダークミコ”好きですね。
ほしい能力は?「空を飛んでみたい! でも3日でいい(笑)」
――― 手に入ったらうれしい超能力はありますか?
キキさん:なんかね、飛びたいなって。空を飛びたいな。でも3日でいい(笑)。絶対寒いし。空。冒頭のロケットのようなあの飛び方じゃなくて、ピーターパンみたいな感じで。鳥のように。
――― アメリカでの撮影で「こんなのは、なんちゃって日本だ!」という部分は感じますか?
キキさん:んー。でも、ストーリー自体がぶっ飛んでるじゃないですか。手から火が出るし、刀振り回してるし。ゲームの世界飛びますし。バーチャルなんで。
キキさん:日本の東京のアパートが出てきますが、実は、銀座にあるビルがモデルになってますね。間取りもそのままスタジオになっているので、奇妙に見えるのは、ライティングのせいだったりすると思いますよ。ライティングが紫とピンクなんですよ! でも、案外アメリカ人がみる日本のイメージが日本人が気づかないリアルな日本だったりしますよね。
映画みてて、日本人が「日本人こんなんじゃないし!」と思っても、ペコペコおじぎしてたりするし。実際、外からみてみると、そういう面白さはあります。
――― やってみたいことや、今後の展望などおきかせください。
キキさん:日本で歌手になりたいかな。まあ、ハリウッド映画メインでやりたいですけど、歌手ってかなわない夢じゃないですか。外国では無理なんで、日本ならいけるかなと(笑)ごめんなさい日本の歌手の人!
――― 歌も歌われられるのですか? 何がお好きで歌いますか?
キキさん:カラオケ大好きで、北島三郎からいまどきのアメリカの歌とか。なんでも歌いますよ! 東京にいるとき、東京の歌舞伎町のカラオケ屋さんでずっと働いてて、暇なとき、ずっとひとりカラオケしてたんで。
夢は壮大に持ったほうがいい それまでの小さなゴールが簡単に叶っていくと思う
――― ご自身の今までを振り返りつつ、読者にメッセージがありましたらお聞かせください。
キキさん:決まるまではほんとにいろいろあったのですが、でもね、苦労した感覚は自分ではまったくなくて、楽しいことしかしてないので。好きなことしか。やりたいことをするために、やらなきゃいけないことをしますけど嫌なことをすすんではやらないし。
夢は膨大……、壮大っていうのかな、持ったほうがいいかもしれないです。人に言うのが恥ずかしいぐらい大きい夢を持ったほうがいい。それまでの小さなゴールが簡単に叶っていくと思うんですよね、私は。
私は、女優になることがゴールではないので、ツールとして『HEROES Reborn/ヒーローズ・リボーン』 受かったという感覚なので。
“夢がない、なんだか何がやりたいのかわからない”って、思って迷っている子がいるなら、小学校の頃や、子供のころの夢を追いかけてみてもいいんじゃないかな、と。実際それを追いかければ叶うので。
あと、ぜひ『HEROES Reborn/ヒーローズ・リボーン』 をhuluでご覧ください(笑)
―― ありがとうございました!
祐真キキ(すけざね きき)
生年月日 1989年4月5日 出身地 京都府京都市 身長 153㎝
言語/日本語・英語 特技/アクション
公式サイト
『HEROES Reborn/ヒーローズ・リボーン』
Huluにて独占配信中!
HeroesReborn.jp
(撮影:wosa)