「いつもはアーティストとしての活動しかしていなかったので、はじめてのDJに緊張しました!!」
イベントの最後の感想で語ったのは、DearStage Inc.所属の霧島若歌さん。秋葉原ディアステージで働きながら、アーティスト活動を続ける彼女が初アニメソング(以下アニソン)DJとして観客の前に登場した。いつもの歌手活動とは少し違ったポジションで、オーディエンスを盛り上げる彼女の姿にファンも大絶賛! そんなパワフルで水を得た魚のような勢いを見せる彼女の情熱とはいったい何なのだろうか?
2015年12月27日(日)新大久保unique LABORATORYにて、隠れ家的アニソンクラブ(以下アニクラ)イベント『KAKUREGA!』が開催された。当日はアニソンが大好きなメンバーたちが集まって、年の瀬に大盛り上がりを見せる。出演DJは、“リスアニ!レコMEN’s”というアニメ音楽雑誌『リスアニ!』の編集長澄川龍一さんと元編集長西原史顕さんをはじめ、アニソンをこよなく愛する人たち。そのなかに、ゲストとして霧島若歌さんとDJ総助さんがタッグを組んで参戦した。2人が織りなすアーティストとDJの演出に会場が一体となっていく。
霧島さんは自分たちの出番になって、1曲目『ヒャダインのカカカタ☆カタオモイ-C』、2曲目『はっぴぃ にゅう にゃあ』を自らの歌声で披露。途中、自身シングル『Dreamy Butterfly』を販売するというサービスを行った。これには観客たちもテンションが上がり、曲中だったにも関わらずCDが完売するという大盛況ぶり。「今日、持ってきたCD全部完売しましたー! ありがとうございます!!」と曲中でも購入してくれたファンの人たちにお礼を言う彼女を見ていると、まるで自分のことのように嬉しくなってしまう。喜びや楽しさの雰囲気も伝えてくれる彼女は、エンターテイナーとしても群を抜いているのではないだろうか? 中盤ではDJミキサーの前に立ち、参加者たちと一緒に合いの手やコールを繰りひろげ、全員で気持ちを一つにしていく。最後にはハイテンションで笑顔全開のピースサインを観客に送った。
アイドルユニットのリーダーとしても活躍する霧島若歌さん。とても明るく、満面の笑みを見せてくれる姿にファンだけでなく、一緒に活動するメンバーからも信頼を得ている。気さくに声を掛けてくれる人柄やほんの少しでも話したことを忘れず相手を覚えている優しさ。仲間や周りの人たちを思い、誰にも負けない熱いハートを持つカッコよさ。そんな彼女の気持ちに魅力を感じている人は多いのではないのか? ファンは夢のために前へ歩み続ける姿勢に応援しているのではないだろうか? いつか“アーティスト”霧島若歌がアリーナのステージに立ち、スポットライトを浴びながら満員の観客の前で歌声を披露してくれる。そう感じてしまうのは筆者だけだろうか?
※画像はオフィシャルブログより
http://ameblo.jp/dolce-waka/ [リンク]
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