MGMは映画『クリード チャンプを継ぐ男』の続編の公開を2017年11月に設定している。本紙ヴァラエティの取材で明らかになった。
これは、マイケル・B・ジョーダン主演の第1章となる『クリード チャンプを継ぐ男』がヒットしてからちょうど2年後の公開となる。本作は米ワーナー・ブラザースの配給により全米で興行収入1億500万ドルを記録し、また、シルヴェスター・スタローンが第73回ゴールデングローブ賞の助演男優賞を受賞した。ゴールデングローブ賞の授賞式が行われた1月10日(現地時間)の夜、MGMのCEOゲイリー・バーバーは本紙ヴァラエティに「これが私のゴールだ」と語り、日付はまだ確定していないものの、続編の公開予定について明かした。
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もし、同作がこのスケジュールで公開されるのであれば、現在マーベルの映画『Black Panther(原題)』で交渉中にあるライアン・クーグラー監督が再びメガホンを取ることはできないかもしれない、ということになる。
最近の本紙ヴァラエティのカバーストーリーの中で、スタローンはスケジュール次第ではクーグラー監督がエグゼクティブ・プロデューサーを務める可能性があることをほのめかした。スタローンは「ライアンは恐らく2、3年はいないと思う」「成功した作品が続編を受け入れてもらえる状況は、時間とともに少なくなっていく」と語った。
また、スタローンはこの映画が過去と未来を行き来し、アポロ・クリードを演じるカール・ウェザースが戻ってくる可能性があることを明らかにした。「ライアンは未来と過去のシーンを行き来して、ロッキーとアポロの両方を登場させるアイデアを持っている」「彼はまさに『ゴッドファーザーPARTⅡ』のスタイルを考えていて、かなり野心的な作品になるだろう」とスタローンは語った。