ごく普通に見える人たちが、実は“人でない何か”だったら? 知らぬ間に“何か”に侵略されていた町の恐怖を描くSFスリラー『THERE ARE MONSTERS』が、邦題『スナッチャーズ・フィーバー』として1月23日より日本公開です。
主人公は、映画撮影のためにとある町を訪れた4人の学生たち。彼らは町の様子をビデオカメラに収めていきますが、次々と不可解な現象に巻き込まれ、この町の人々がなにかおかしいことに気づき始めます……。この町の人々は、もしや“人間”ではないのか? だとすれば、“人間”にとって代わったのはなんなのか……? この映画で「危険であり、気をつけるべき」とされる人は以下のとおり。
1.背中を向けて直立している人
2.笑顔が不自然な人
3.仮面をかぶっている人
4.最近記憶をなくしがちな人
5.物凄い速度で走ってくる人
この映画は、登場人物の手持ちのビデオカメラで撮影されたPOVスタイル。今作を手がけたカナダの新鋭監督ジェイ・ダールは、同タイトルのショートフィルムが評判となり、それを長編化。著名なキャストもなく低予算でありながら「あまりに恐ろしい」と評判を呼び、ついに日本上陸というわけです。是非劇場でこの町の恐怖をご体験くださいませ。
映画『スナッチャーズ・フィーバー 喰われた町』は1月23日より、ヒューマントラストシネマ渋谷『未体験ゾーンの映画たち2016』特集上映にて公開です。
※予告編、非常に怖いのでお気をつけて
<ストーリー>
課題作品を制作するため車で取材旅行に向かう、映画学科の大学生4人。順調に始まった撮影だったが、道中彼らは不気味な兆候に次々と遭遇してゆく。弁当箱に詰められた不気味な物体。豚の仮面を被った子ども。奇妙なメイクをした双子。背を向けて直立する人々。救いを求める少女…。
見えない脅威と深まる謎、仲間への疑心暗鬼。一見平穏に見えたこの町で何が起きているのか?狂っているのは自分たちなのか?パニック寸前の彼らを尻目に、事態は確実に、そして急速に進行していく。
監督・脚本:ジェイ・ダール/出演:クリスティン・ランジール、ガイ・ジャーメイン、マット・アムヨット、ジェイソン・デイリー
2014年/カナダ/カラー/ビスタ/デジタル/95分/原題:THERE ARE MONSTERS 配給:ポニーキャニオン
公式サイト:http://aoyama-theater.jp/feature/mitaiken2016[リンク]
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