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ネイルアートショップオーナーに聞いた ハンドメイドECサイト『Etsy』を使うコツ [オタ女]
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ネイルアートショップオーナーに聞いた ハンドメイドECサイト『Etsy』を使うコツ [オタ女]

2016-01-25 20:30
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    世界中で150万のショップと2170万人のユーザーが参加しているNY発のオンラインハンドメイドマーケット『Etsy(エッツィー)』。日本版が2016年1月よりスタートし、ショップ開設者を対象とした実用的なレッスンを提供する『Etsyスタート2016』が2016年1月25日よりスタートしています。

    ※創作系女子は注目! 世界最大ハンドメイドECサイト『Etsy』日本上陸
    http://otajo.jp/56222 [リンク]

    とはいえ、海外への発送をどうすればいいのか、といった心配もたくさんで、躊躇してしまう人も多いのでは?
    そこで、『Etsyスタート2016』でメンターを務めるネイルアートショップ『Aya1gou』オーナーの藤井綾さんに『Etsy』を使う上でのコツを教えてもらいました。

    ターゲットを絞る

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    「自分でつけるよりも、可愛く作ってできるのが楽しい」という綾さん。ネイルスクールに通って自宅でサロンを開業した時に、サンプルでネイルチップを作って画像サービス『Flickr』に投稿したところ「アメリカでショップをやっていたら買うのに」というメッセージがあったことをきっかけに、サロンの傍ら2008年に『Etsy』をはじめたといいます。「最初の4ヶ月はまったく売れませんでした」と笑いますが、現在では子育てしながら『Etsy』に専念していることもあり、年間の売上もホームサロン当時と同じくらいあるとのこと。
    現在の海外での流行については、「今はレディ・ガガやケイティー・ペリーが日本っぽいビジュアルなので、日本っぽいネイルが増えてきていますし、カリフォルニアなど日系の方がいるので、かわいいチップの人気がありますね」といいます。

    また、ターゲットを絞るのもポイント。綾さんは「ロリータの人に向けて、リボンのような甘いファッションに合うようなものを作っています。アメリカやフランスの人でもリピーターになってくれるような人もいますね」と話します。ニッチを狙っていく、ということもショップを作る上では重要になってきそうです。
    「口コミで広がっていくことが大きいですね。海外のギャルファッションをテーマにしたブログに取り上げられて、そこからのアクセスもあります」(綾さん)

    海外への発送は梱包を厳重に!

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    『Etsy』のJapanチームのキャプテンとして、ショップオーナーに相談に乗ることも多い綾さん。多くのセラーが悩むのは、やはり海外への発送に関することだといいます。
    「国際郵便に慣れていないと、どうしても時間がかかってしまいますし、郵便局職員の方に聞いてもわからないというケースもあります。単価が安いものならば、EMS郵便物ではなくSAL便の書留で送れるものもありますが、使えない国もあるので注意が必要ですね」(綾さん)

    また、包装を厳重にすることも重要。「海外に送る際に壊れてしまうこともあるので、梱包を国内向けよりもがっちりした方がいいですね。あとは、ジュエリーなど高額な作品を売りたいという人は、郵便の記入欄に詳しく書かない方がいいです。“ハンドメイドアクセサリー”と書かないと、盗まれてしまうことがあるので……」(綾さん)

    やはり、発送については、国内以上に気を使う必要がありそうです。

    詐欺には注意!

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    「ネイルチップを実際につけてくれて、撮ってSNSに投稿してくれたら嬉しいですね」という綾さんですが、過去にはトラブルも。
    「5年くらい前に一度だけ、商品を送って届いた確認もとれて取引に問題がなかったにもかかわらず、ペイパルから返金依頼があって、勝手にペイパルが返金してしまったことがありました。そのバイヤーからは私に商品は気に入った。銀行が勝手に返金依頼をしてしまった。またあなたに送金するからと連絡があったので待っていたのですが、結局送金されないままになってしまいました」(綾さん)
    お金が絡む部分には、十分に注意を払うことが必要そう。何かあった時に『Etsy』の運営や同じセラーのコミュニティで相談するというのがいいかもしれません。

    海外の人も買いやすいショップにするコツ

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    海外での展開を念頭に置いたショップにする上で、気をつけなければいけないのはサイズの表記。「アメリカの人向けにインチ(Inch)と、センチメートル(cm)を両方書いておいた方がいいですね」(綾さん)

    また、SNSでの告知や宣伝も大事。「私の場合は若い女の子が相手なので『Instagram』や『Tumblr』経由が多いです」という綾さんですが、アイテムによっては『Twitter』『Pinterest』が合うこともあるのでは?

    「『Facebook』の『Etsy スタート2016』コミュニティを見ると、すでにショップを持っている方もいらっしゃって、十分に売れるクオリティだと思います。だから上手くタイトルやタグなどを付けて、SNSでの宣伝もしていって。私もこういったいろいろなアドバイスをコミュニティの人たちから貰ってきたので、みなさんとも一緒に頑張りたいですね」(綾さん)

    創作系女子にとって、国内だけでなく世界を相手にハンドメイドのアイテムが売れる可能性があるというのは魅力的。ショップのオーナー同士で仲良くなり、相談しながらショップの運営を進めていくというのがよさそうです。

    Etsy
    https://www.etsy.com/ [リンク]

    Etsyスタート2016
    https://www.etsy.com/jp/resolution [リンク]

    RSSブログ情報:http://getnews.jp/archives/1364610
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