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『ベリーモンブラン』と『皿うどん』を闘わせてみた @『焼肉はせ川』小田急相模原
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『ベリーモンブラン』と『皿うどん』を闘わせてみた @『焼肉はせ川』小田急相模原

2016-01-28 17:30
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    若干、書きまくり過ぎて食傷気味な読者もおられると思いますが、あえて言おう!

    「2016年も焼肉はせ川はブレない!!!」

    何度訪れても常に新鮮な驚きと、謎な感動の渦に飲まれる筆者で御座います。

    いや、この店を超える肉と言うかネタ度の高い店があるなら、そちらもガッツリと書きますが、正直2016年も『焼肉はせ川』を超える店は現れないと思われ、世界中に『焼肉はせ川』の存在が知られるまで、筆者の記事は続くので覚悟して下さい。

    焼肉はせ川で予約するコツ

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    とは言え、あまりに予約を取るのが困難な為に激おこプンプン丸な人も少なくないと思うので、ここでサクっと予約を取るコツを紹介しておきましょう。

    「相手の気持ちになって考える」

    あまりキャパシティの大きい店では無いので一度に取れる予約は一握りで御座います。なので、一ヶ月先まで予約で一杯な事も珍しくありません。

    そのような時は、どんだけ電話しても滅多に繋がらないので諦めるのも、ひとつの正解です。

    あと店が忙しいと電話に出る暇すらないので、そのような時も電話は滅多に繋がりません。

    このようなシチュエーションで、ひたすら電話をかけ続ける行為は逆に”ますます電話に出なくなる可能性”が潜む事を忘れてはならないでしょう。

    「自分が仕事で手が離せない時に電話されまくったら?」

    まあ大概の人はより一層電話に出ないと思われ、時には諦めて別な日に電話する寛容さが必要かと存じます。

    一回の電話も10コールくらいで見切るのがベストでしょうか?

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    そして、奇跡的に電話が繋がったら「土日に予約したい」などと無理はせず、まずは平日に2人くらいで妥協し、徐々にレベルを上げる根気が必要なので注意して下さい。ということで、

    「電話が繋がらない時は諦める」
    「忙しそうな時間に電話しない」
    「営業時間外に電話しない」
    「レベルが上がるまで土日は諦める」
    「幸運グッズを身に着ける」

    この5点を頭にブチ込んで電話すると、もしかしたら予約が取れる可能性が1%くらい見えてくるかもしれないかもしれないので、よろしくお願いします。

    『焼肉はせ川』は焼肉屋さんである

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    ついつい忘れてしまいがちですが、何気に『焼肉はせ川』は焼肉屋さんである事を再確認しておきましょう。

    メニュー的には『コブクロ』や『レバー』など100円からあるのですが、それは孔明の罠です。

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    『焼肉はせ川』に来たら”国産高級和牛シリーズ”(A4~A5等級)を食べないと勿体ないですね。

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    それら国産高級和牛を『生わさび』(500円)で食すのが、ハセラーの贅沢な焼肉スタイルなのです。

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    厚切りステーキのような国産高級和牛(しかも希少部位)を炭火で焼き、わさびを乗せて食べる幸せ……。

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    この感動、プライスレスです。

    画期的な新システム導入されたぞ!

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    そして!

    どの肉も凄すぎて、美味しそうな写真を大量に撮ったものの、結果的に

    「どの写真がどの肉なのか?」

    みたいな謎と言うか疑問が生まれてしまうパターンが多々あります。そんなウッカリさん達に朗報です。

    「肉の名前が分かるシステム導入」

    どの皿がどの部位なのかが一発で分かる画期的な新システムが導入されました。これなら後で写真を整理するのが楽ちんですね。

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    しかし!

    お客さんが沢山入って来て、店が忙しくなった結果

    「新システム終了のお知らせ」

    みたいな予感で御座います……。ほんの数品だけのシステムに歓喜したものの、案の定忙しくなったらそんな暇無いよね~みたいなオチでした。

    「名前なんか知らなくても美味しければいいじゃない」

    国産高級和牛とか希少部位、A4だのA5だのに踊らされているうちは、まだまだ真の焼肉を理解していないと言う戒めかもしれませんね。

    『イチボ』VS『ミスジ』

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    『イチボ』は牛のお尻の上の方で、レア気味に食べると美味しいとされています。

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    『ミスジ』は牛の肩、肩甲骨の下辺りの肉で、これまた希少部位で御座います。

    結果、どちらも「なまら旨い!」と言う事で良いと思います。これで一皿1580円なのですから、両方食べるのが正解かと存じます。

    『上牛タン』VS『柔らかハラミ』

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    『上牛タン』も『焼肉はせ川』なら950円くらいで食べられます。厚さ5ミリは牛タンの食感を最大限に味わえる厚さで、この厚さの牛タンを食べ馴れると他店の牛タンに戻れません。

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    『柔らかハラミ』は650円でこのボリュームで御座います。ハラミは牛の横隔膜で牛タンは舌、どちらも内臓肉(白肉)になりますが内臓系が苦手な人でも食べやすいので人気があります。

    結果、このレベルの肉を低価格で食べられるのは『焼肉はせ川』くらいなので、両方食べてしまうのがベストでしょう。

    『本日のおすすめサラダ』VS『鉄火丼』

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    少人数のパーティー編成ならば確実に鬼門となる『本日のおすすめサラダ』(600円くらい)ですが、6人で挑めば逆に嬉しいボリュームです。

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    筆者の好きな”ポティトゥサラダ”も2種類ドッサリ盛られています。

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    もはや定番メニューとなりつつある『鉄火丼』(600円)ですが、その日の仕入れや在庫によって内容が微妙に変わるので、何度でも食べたくなってしまうメニューです。

    この日はサーモン的な何かがプラスされ、全体的にも”中トロ以上”な感じでしたね。ちなみに上空からドローンで撮影すると、こんな感じで御座います。

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    こちらのメニューには”山芋”と”お吸い物”も付属するので、コストパフォーマンスは相当高いです。

    結果、野菜と魚の両方を食べた方が栄養バランスは良いと思われるので、両方食べてしまいましょう。

    『馬のにぎり寿司』VS『馬刺し』

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    一世を風靡した『馬のにぎり寿司』(1500円)は人気があり、ほぼ定番メニューになって来ました。

    あまりドカ盛りでは来ないので、少人数編成(2~3名)の時はコチラをサイドメニューとして活用するとよろしいかと存じます。

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    国産高級和牛は美味しいのですが、やはり和牛の脂は連続して食べると美味しさが半減してしまいます。

    そこで肉好きならば合間に『馬刺し』(650円)を挟むと、良い感じで和牛の美味しい脂を愉しめます。

    「肉の脂を肉で切る」

    この法則を知って実行出来ると、かなりの肉マニアと呼べるんじゃないでしょうか?

    綺麗なサシの入った『馬のにぎり寿司』も必食ですが、やはり赤身の『馬刺し』の魅力も捨てられません。

    結果、安いんだから両方食べれば後悔も少なく安眠出来るので、迷わず両方頼みましょう。

    『ブラジリアンソーセージ』VS『ラーメン丼』

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    確実に気になる『ラーメン丼』ですが、かなり胃袋の方もキテるので、ここは『ブラジリアンソーセージ』一択にしてみました。

    常にパーティーのコンディションに注意を払い、オーダーした料理は完食するのがハセリストの努めで御座います。

    ハーフタイムショー『本日のカレー』

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    この日はかなりコッテリと食べ進んでいるので、ちょっと一服の清涼剤的な何かで『本日のカレー』(600円)を召喚してみました。

    いや、厳密には『ビーフカレー』を注文したのですが、あれこれオマケが付いて来て、気が付いたら魔方陣みたいなサークルになっていました。

    何を言っているのか良く分からないと思いますが、ラーメンを頼むとラーメンとラーメンが出てくるのが『焼肉はせ川』なのです。

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    そしてライス等が召喚され完全体となった『本日のカレー』がコチラで御座います。

    ひとつひとつのカレーを紹介すると誌面が終わってしまうので割愛しますが、ビーフカレーは特にヤヴァかったと言っておきましょう。

    このカレーは『焼肉はせ川』を代表するメニューなので、是非一度は食べて欲しいですね。

    『皿うどん』VS『ベリーモンブラン』

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    いよいよラスボス対決です。

    この日も普通にラーメンを注文したのですが、本日は『皿うどん』が超絶オススメらしいので、オーダーチェンジになりました。

    このように店主のオススメ、もとい”気持ち”に答えるのもハセラーがハセラーでいる為の条件なのです。

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    結果、こんな感じの答えが返って来ました……。

    ま、まあ多少は覚悟していたというか予想していた筆者ですが、これはパーティーが全滅しかねない案件ですね……。

    ぱっと見は普通に巨大な『皿うどん』ですが、何気に麺が3種類くらい隠されているのが凶悪ですね。

    勘違いする人がいると困るので細かい説明をしますと麺が3玉ではなく、麺が3種類で御座います。

    「麺が6玉隠れている可能性」

    いわゆる普通の堅焼きソバ的な麺と、ラーメンの細麺と太麺が2人前ずつ仕込まれているので注意が必要です。

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    しかし!

    いつものパターンですがあえて言おう!!

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    「皿うどん、めっちゃ美味しいで」

    『濃厚豚骨ラーメン』のスープをベースに、牡蛎やら白子やらイカやらタコやら海鮮系の具材がどっさり入っていて、この混沌とした味わいは病み付きになります。

    ベースが豚骨なので味付けも濃い目ですが、大量の紅生姜と一緒に食べると意外とマイルドになるので箸が進みます。

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    しかし!

    ボリュームが半端ない上、サービスで”餡かけ”がさらに追加されテーブルの上は地獄絵図、もとい天国と化しました。

    とは言え、苦戦しながらも何気に完食。

    やたらとデカ盛りな店ですが、やたらと美味しいので容易に完食出来てしまうのが、色々な意味で恐ろしいですね。

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    で、終わると見せてからの『ベリーモンブラン』で御座います。

    コチラは『昭和のモンブラン』(過去記事プリーズ)の新バージョンで、全体的にベリー系で固められています。

    特筆すべきは圧倒的なコスパでしょうか?

    こちらの『ベリーモンブラン』は”350円”と『焼肉はせ川』のデザート系メニューの中では最安クラスで御座います。

    しかし!

    ふんだんに使われたイチゴの他にも、クリームの下にはブルーベリーやラズベリーが散りばめられていてゴージャスな装いで御座います。

    ベリー風味の生クリームの中には、ベリー系のアイスとスポンジケーキが隠されていて、ほどよい酸味と甘さが堪能出来る素晴らしいメニューになっています。

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    あ、大事な事を忘れていましたね。

    値段は350円ですが、ちょっと世間一般のケーキとは大きさが違うので、胃袋と相談してからオーダーして下さい。

    『焼肉はせ川』は残しても持ち帰りが出来ないので、常に完食出来る範囲内でのオーダーが鉄則で御座います。

    『焼肉はせ川』 総評

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    圧倒的なコスパとボリューム、美味しさで多くの人がそこにシビレル憧れる『焼肉はせ川』ですが、予約が取りにくいのが難点ですね。

    筆者も最初は全然予約が取れなくて、最初に電話してから訪れる事が出来たのは2ヶ月後でした。

    しかし!

    その難関を乗り越え、小さな予約をコツコツと積み重ねる事でレベルが上がれば、いずれは土日の予約も取れる日が来るかもしれないので、諦めずにトライする努力が必要です。

    まあ、確かに常連ばかり優遇する店は気に入らないって人もいるかもですが、完全予約制の店ですので長年予約を積み重ねてる人と、予約してもブッチする可能性のある一見さんとでは、やはり温度差が出るのは仕方ないかもしれません。

    そこら辺のシステムを納得して「どうしても焼肉はせ川で食べたい!」と言う強い意志の持ち主だけが、天国への扉を開けるのです。

    というわけで予約するのは困難ですが、死ぬまでに一度は『焼肉はせ川』の世界を体験するのは有意義だと思われるので、諦めないで頑張りましょう。

    それでは、是非みなさんも『焼肉はせ川』で美味しい焼肉を堪能してみて下さい。

    『焼肉はせ川』(完全予約制)

    住所:神奈川県相模原市南区相模台4-11-6

    営業時間 17:00~22:00
    定休日:水曜日

    電話番号 042-765-5858

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