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カレーと餃子と私とケバブ @『いわま餃子』神保町
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カレーと餃子と私とケバブ @『いわま餃子』神保町

2016-01-31 11:30
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    ラーメンとカレーに溺れる筆者(43歳独身)ですが、最近の悩みを聞いて下さい。

    「寝ていると餃子の妖精が枕元に現れ、夜も眠れません」

    そもそもが、それは妖精なのか幽霊なのかって話ですが、とりあえず餃子を供養する旅に出ました。

    神保町の『いわま餃子』に行ってみた

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    そして神保町の『スイートポーヅ』から餃子の旅は始まったのですが、あえて言おう!

    「神保町のカレー臭、半端ねぇ!」

    早くも餃子の旅を断念し、素直にカレーの旅に変更したくなった筆者ですが、そこは一応プロフェッショナルなので安心して下さい。

    『いわま餃子』

    この”おばあちゃん直伝の餃子”を売りにする、餃子の美味しい『いわま餃子』には、なんと

    『餃子カレー』(670円)

    なる俺得メニューがあるのです! 無限とも思える飲食関係の情報を大量にインプットした、情強な筆者に死角無しで御座います。

    『いわま餃子』なのにケバブ推しだと?

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    そして神保町駅から歩いてチョイチョイの『いわま餃子』に到着した筆者ですが、若干の違和感を覚えました。

    「なんか、やたらケバブ推しじゃね?」

    筆者的には美味しいカレー、もとい餃子を求めて訪れた訳ですが、どう見てもケバブってんだろって話ですよ、お客さん。

    カオスな店内に度肝を抜かれる『いわま餃子』

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    とりあえず入り口のケバブをスルーして、店内に入ると

    「ちっさ!!!」

    みたいな心の声が聞こえてきます。いや、これは想像の二倍マシで狭い店内ではなかろうか?

    一応は二階席もあるらしいのでキャパシティは足りているらしいのですが、いささか心配です。

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    さらに店の内装と言うかイメージが、ちょっと餃子と離れすぎていて一向に筆者のテンションが上がって来ません。

    なんでもオリジナルイメージキャラクターの『さくらこちゃん』が美味しい料理を作りながら大好きな彼の帰りを待っている”お部屋”をイメージした内装らしいですが、あえて言おう!

    「待ってんのはゴツい外人の店員さんじゃねぇか!!!」

    よしんば可愛い『さくらこちゃん』みたいなプリティーな女子が居るなら、千歩譲ってこの内装で餃子を食べる事も辞さない筆者ですが、このメルヘンチックな店内でイカツイ外国人の方とタイマンとか、ちょっと意味が分かりかねる案件ですね。

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    ちなみに、この店員さんに腕相撲で勝つと『ケバブカレー』が無料になるサービスもあったらしいのですが、200戦無敗のマッチョと腕相撲をしている暇はないので却下します。

    あと宴会プランでは”カラオケ歌い放題”とか飲み放題とか、もはや

    「おばあちゃんの餃子どこ行った?」

    感は否めません。しかし、まあソレはソレで楽しそうな店と言う事で納得しておきましょう。

    『カレーセット』を食す!

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    11:30~14:00までのランチタイムは、お得なセットがあるので今回は『カレーセット』(780円)をチョイスしました。

    味噌汁、サラダ、コーヒー、餃子6個にカレーライスと言う豪華な内容で、これは非常にランチとして優秀な予感です。

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    まずは冷めると悲しいので餃子から食べてみましょう。

    いわゆる普通の日本的な焼き餃子の平均的なビジュアルで、中身と言うか味も慣れ親しんだ餃子で御座います。

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    餡は”スープを練り込んでいる系”っぽい感じで、結構ジューシー感は高めです。この餃子なら、餃子目的で『いわま餃子』に訪れるのも正解ですね。

    『餃子カレー』を再現してみた

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    そもそもが。

    確か餃子の精霊を供養する為に神保町に訪れたような記憶があるのですが、いつの間にかカレーに気持ちが奪われてしまいましたね。

    というわけで、『いわま餃子』に来た目的である『餃子カレー』(670円)を再現してみました。

    っていうか、噂の『餃子カレー』は普通にカレーの上に餃子が3個乗っているだけなので、ほぼ写真と同じモノと思って間違いありません。

    この状態で670円なら、そりゃ780円のランチセットにした方が餃子も増えるしコーヒーも飲めてハッピーだろうと思われますが、一応は

    「餃子とカレーを合わせる件の是非」

    を世に問う為に写真を押さえてみた次第です。はい。

    『いわま餃子』のカレーの味は?

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    そして、写真を押さえたら普通に醤油で餃子を頂き、結果カレーと餃子の相性は謎なまま終了した事を付け加えておきましょう。

    それでは、いよいよメインのカレーを食べてみましょう。とりあえず、このカレーにも

    「ケバブの魔の手」

    が迫っている事は間違いなさそうですね。筆者のランチも220円足すと『ケバブカレー』にグレードアップする事が出来たりと、どんだけケバブ推しなのか小一時間ですが、とりあえずカレーを頂きましょう。

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    いや。

    その前にこのハートマーク的な何かについて、コメントすべきでしょうか?

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    ハートマークになんら問題はないのですが、マッチョが厨房でハートマークを書いている様を思い浮かべると、色々な意味で胸熱で御座います。

    なお、カレーの味は可も無く不可もないカレーで、やたら本格的な欧風カレーやスパイシーなインドカレーが渦巻く神保町において、逆に新鮮なカレーと捉える事が出来るかもしれません。

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    ゆえに白米との相性は抜群で、人によっては本格的なカレーよりも、コチラの方が好みって場合もあるかもしれません。

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    辛さも控えめなので、辛いカレーが好きな人はコチラの『秘伝調合辛みスパイス』を使いましょう。

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    また福神漬けやサラダなども良い感じなので、ランチの”御飯おかわり無料”などのサービスも合わせて考えると、この『いわま餃子』のランチメニューは素敵な予感がして来ました。

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    しかし、良く見てみるとこのサラダも微妙に

    「ケバブサンドに挟んである野菜と同じ切り方じゃね?」

    みたいな、確実にケバブサンドを視野に入れたカッティングと思われ、どんだけケバブ中心なんだよって疑問にブチあたる予感ですが、そこは気にしないで下さい。

    食後のコーヒーに癒やされる

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    そして食後のアイスコーヒーが何気に美味しかった事を、最後に付け加えておきましょう。

    サービスのコーヒーなので、もっとインスタントな奴かと思っていたのですが、コイツはなかなか良いコーヒーですね。

    『いわま餃子』 総評

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    「餃子も食べたいけどカレーも食べたい!」

    と言う筆者にありがちな迷いが生まれた時、この『いわま餃子』のカレーと餃子のセットは非常に魅力的だと思いました。

    確かに餃子とカレーの接点については賛否が分かれる所ですが、どちらも美味しく食べられるなら、両方食べてもいいじゃないって結果にまとまります。

    若干、ケバブ推しと言うかケバブに対する情熱が、ちょっと不安な要素と言うか気になりますね。いつの間にか『いわま餃子』の看板が『いわまケバブ』にならないかだけが心配な筆者です。

    それでは、是非みなさんも餃子かカレーで迷った時は、神保町の『いわま餃子』に訪れてみて下さい。

    『いわま餃子』

    東京都千代田区三崎町3-1-1

    営業時間 11:30~21:30(LO 21:00)
    定休日:土日祝日

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