バレンタインデーの季節に入り、チョコレートやプレゼントの話題で持ちきりの昨今、記者はチョコレートにもう一品という記事を書いた。
※バレンタインのチョコにもう一品! ユニセックスの『スチームクリーム』を男性目線から使ってみた
http://getnews.jp/archives/1383081 [リンク]
しかし、よくよく考えてみると、肝心のチョコレートの記事を書いていなかった。
チョコレートと言っても、義理から本命まで様々だろう。そこで今回は、同じブランドで義理から本命までそろってしまうというチョコレートを見つけてきたので紹介する。
明治が発売する、ご存じ、おなじみ、どこでも手に入る『メルティキッス』。
コンビニやスーパーはもちろん、駅でもドラッグストアでもディスカウントストアでも見ることができる。
これを本命チョコにする人はまれだろうが、義理チョコでも自分が普段食べるチョコでも、とにかくオールマイティなものだろう。
ところが、このメルティキッスにスノーギフトという超プレミアムバージョンが登場した。
味はもちろんプレミアム。5粒(約45グラム)で税込み701円とくれば、やっぱりプレミアム。
そしてもっともプレミアム感が漂うのは、発売場所だ。
JR大阪駅のとなり、阪急梅田駅のある阪急うめだ本店(阪急百貨店)地下1階でしか売ってないのである。
さらに、お取り寄せもお取り置きもしていないので、梅田の阪急百貨店に行って買うしかない。
発売期間は3月14日(月)までで、全6種類。
こうなれば、本命チョコでもいいが、「そういうことであれば、ぜひとも大阪まで行って手に入れたい!」と考える女子もいるはず。
参考になるかどうかは別として、記者が全種類を食べてみたので、記者の感覚で恐縮だが食レポしてみたい。
ブランデー
ありがちな洋酒チョコのように液体は入っていない。しかし、ブランデーがチョコに練りこまれた感じなので決して混ざらず、口の中で同時に溶ける。その意味ではしっとりとした洋酒ケーキに近い。
フランボワーズ
ベリーそのものを濃縮したような甘酸っぱいチョコレート。ブラックコーヒーによく合う。
キャラメル
生キャラメルがチョコレートになったような感じ。ミルクキャラメルのような甘さと焦がしキャラメルにょうな香ばしさがあり、ほっとするひと口。
カカオ チュアオリミテッド
開封した時のチョコの香りがすごい。一粒で「がっつりチョコを食べた」と思わせる濃厚な味。まじりっけなしの本来のチョコの味が堪能できる。
ミルク
カカオよりもマイルドではあるが、どちらかというとほんのりビターな大人の味。舌に絡みつくような柔らかいチョコレートは幸福感さえ覚える。
ジャンドゥーヤ
香ばしいナッツの香りと味がするが、日本人の舌にはくりの味がしないわけでもない。後味がチョコレートではなくやわらかいヘーゼルナッツのような感覚で、いつまでも味の余韻が残る。
贈り物として購入する場合は、別料金で専用のギフトボックスも用意されている。
通常版のメルティキッスプレミアムショコラと食べ比べをしてみたが、スノーギフトシリーズ全般に言える生キャラメルのような自然な柔らかではなく歯でかんで柔らかくなるような感じ。味は通常市販のチョコレートとの比較では濃厚な部類に入ると思われるが、スノーギフトシリーズの強烈な濃厚さには到底かなわないのは根本的な原材料の違いであるから仕方がないだろう。
たった5粒のぜいたく。大阪まで行く機会があれば、阪急百貨店にわざわざ寄る価値はあるチョコレートだろう。
メルティキッスブランドで、義理から本命、あるいは自分へのプレゼントとして検討してみてはいかがだろうか。
※写真はすべて記者撮影
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(執筆者: 古川 智規) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか