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焼肉屋さんと言えば、焼肉&ビール、もしくは焼肉&白飯かと存じます。

しかし!

世の中には型にハマらない自由奔放な焼肉屋さんも存在します。今回はそんなフリーダムな焼肉屋さんのドリンクを紹介してみましょう。

『自家製ジンジャーエール』で乾杯!

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オダサガのラスボス『焼肉はせ川』は微妙な立地にあるので、車で訪れる事もあります。そうなると焼肉の醍醐味である”ビール&肉”と言う黄金パターンが封印されてしまいます。

無論、運転代行を利用すると言う手段もあるのですが、せっかくコスパに優れた店に訪れたのに、余計な出費がかさむのも微妙で御座います。

そんな貴方に朗報です。

この『焼肉はせ川』には『自家製ジンジャーエール』と言う神の飲み物があるのです。

市販のジンジャーエールよりも、さらに辛口で喉への刺激が半端ない鮮烈な一杯は、ビールよりも焼肉に合うのです。

またビールと違いお腹に貯まりにくく、生姜の漢方効果もあるので翌朝も胃もたれしないと言うメリットもあり、真のハセラーは『自家製ジンジャーエール』を必ず一杯は飲むようにしています。

『バニラシェイク』で乾杯!!

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さらに上級者の”ハセリスト”になると、最初の乾杯は『バニラシェイク』(大ジョッキ)でキメます。

「焼肉に甘いドリンクなど合う訳がない!」

そう思っていた時期が筆者にもありました……。

しかし!

中途半端な甘さではない、徹底的にド甘いシェイク系は何気に焼肉にフィットするのです。

コレばっかりは経験して頂かないと永遠に理解出来ない”絶対領域”なのですが、この『バニラシェイク』と極上国産和牛の組み合わせを知ってしまうと、もう他のドリンクには戻れません。

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あと最初の乾杯を”大ジョッキ”でガツンと威嚇する事で、ハセ通である事をアピール出来るメリットもあります。

個々に好き勝手にオーダーすると、とんでもない事態に陥るので、誰がボスであるのかを最初に知らしめる必要があるのです。

なお、『バニラシェイク』と『バナナシェイク』は、ほぼほぼ裏メニューなので忙しい時はオーダー出来ないので、店の雰囲気を見てオーダーしましょう。

大人の焼肉は『本わさび』か『辛味大根』が定番!

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『焼肉はせ川』の美味しい国産和牛を堪能するには、『本わさび』か『辛味大根』がよろしいかと存じます。

極上の和牛から滴る脂は最高に美味しいのですが、あまり連続で食べると舌が脂に馴れてしまいます。

そこでワンクッション他の”赤身系”である『馬刺し』や、脂の少ない『ハラミ』を食べるのも良いのですが、それはそれで腹に貯まってしまいます。

『焼肉はせ川』において焼肉は、あくまでも”前菜”なので後半への余力を残しておかなければなりません。

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そこで『本わさび』や『辛味大根』の出番で御座います。

肉の脂を切ってくれるので、再び最初の一口目の感動が蘇るのです。美味しい肉を美味しく食べる為には、食べ手側の工夫も必要と言う事でしょうか?

ちなみに『本わさび』の刺激は脂と混ざると消えるので、意外と苦手な人でも大丈夫です。

「燃やしちゃ駄目! ゼッタイ!!」

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あと『焼肉はせ川』に限らず言える事なのですが、肉を燃やすのはタブーです。

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美味しい肉が黒焦げになってゴミと化すのも耐え難い事ですが、炎が上がるほど燃やして煙りを出すと周囲に迷惑が掛かります。

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無論、わざと煙を出しているわけではないのでしょうが、店内に煙りを充満させるのは迷惑行為以外の何者でもないので控えて下さい。

「肉を乗せ過ぎない」

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とにかく一皿全部、肉を網に乗せる輩が居ますが、その行為はギルティです。

網一面に肉を広げてしまうと、炎が出た時に肉を逃がすスペースがありません。必ず七輪の上に手をかざし温度分布を確認、その後に適切な量を適切な場所で焼くのが”焼肉上手”の第一歩です。

最悪、炎上した場合は網の端っこを持って網ごと持ち上げましょう。端っこは熱くないので素手でも大丈夫なはずです。

なお、脂が落ちてテーブルが汚れるので、持ち上げる時は垂直に、出来れば七輪の上空20cmをキープします。

「肉をイジり過ぎない」

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肉を触る度に脂が落ちて出火する危険性が高まります。ちゃんと焼けるまで見守って下さい。

「肉から目を離さない」

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お酒を飲んで話に夢中になると、ついつい肉の存在を忘れてしまいがちです。

『焼肉はせ川』の国産高級和牛シリーズは、ほぼほぼレアで美味しいので、ちょっと目を離してトークしていると、あっと言う間に最高の状態を通り越して”焼き過ぎ”な残念な肉になってしまいます。

旅立った牛さん、大切に育てた酪農家の方々の努力を忘れてはなりません。

『ピックインナーブランケット』(600円)

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前菜である焼肉を堪能したら、メインディッシュのサイドメニューを探しましょう。

壁に色々なメニューが貼ってあるので、初見は悩んでしまいがちですが、筆者レベルになると3秒でメニューを決める事が出来ます。

『ピックインナーブランケット』

聞いた事もなければ見た事も無い、謎メニューの登場で御座います。

この『焼肉はせ川』は様々なメニューがあるのですが、時にこの様なレアキャラが出現するので要注意です。

タイミングを外すと二度と食べれないので、発見次第キャプチャーして下さい。

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結果、こんな感じの『ピックインナーブランケット』が登場です。

まさかのデザート系と言うオチに、少々段取りが狂った感は否めませんが、メチャメチャ美味しかったので良しとしましょう。

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包まれたソーセージの塩加減と、生地と言うか”フレンチトースト”の甘さが絶妙なハーモニー的な何かで感動しました。

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無駄にオーバークオリティな料理が食べられる事も、オダサガのラスボス『焼肉はせ川』の醍醐味なのです。

海鮮的な『皿うどん』が激ヤヴァだった件

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ハセラーであれば予想の範囲内ですが、初見だとド肝を抜かれるボリュームでしょうか?

(注 写真の皿はパーティーサイズの大皿です)

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しかし!

その美味しさは想像の斜め上を行っていて、海鮮系の具材がドヤさドヤさとカーニバルです。

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ベースとなるスープ、もとい”餡かけ”がしっかりしているので、大量の野菜でも味がボケる事はありません。

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季節の食材”牡蛎”もふんだんに使われていて、これで600円とか大丈夫なのか心配になる案件ですね。

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麺も太麺と細麺、一応は揚げているのですが、麺が多すぎて下の方しか揚がっていな予感です。

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逆に、その食感の違いが変化になり、最後まで飽きの来ない一品で御座います。

『イチゴパフェ』(時価)

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酔っ払いが「イチゴが食べたい!」と言うので、イチゴ的な何かがあるか聞いてみたら

「イチゴパフェでいい?」

みたいな満面の笑みが厨房から帰って来ました。この笑顔の意味を知る筆者は戦慄を覚えますが、あとは全てを託すしかありません……。

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結果、写真の通りで御座います。

まあ、なんでしょうね?

筆者が知っている『イチゴパフェ』と若干、ビジュアル的な違いを感じずには居られませんが、一応は『イチゴパフェ』を構築する最低限のパーツは入っている模様……。

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むしろ、その他のパーツが多過ぎてツッコミどころ満載なのは否めませんが、足りないよりは多い方が幸せな予感です。

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とりあえず写真で見る5倍はイチゴが入っています。

あと、寒いです。

あまりにアイスが多いので、どんどん体温を奪われてしまいます……。

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しかし!

ゆっくり味わっていると溶けて崩落する恐れがあるので、マッハで食べるしか選択肢はありません。

ちなみにベースの部分は”石焼きビビンバ”の器を使っていて、アイスとイチゴがぎっしり詰まっています。

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「イチゴとアイスを使った新しい拷問か?」

安心して下さい。食後に暖かい”ハーブティー”をサービスしてくれる優しさが『焼肉はせ川』なのです。

ちなみにコチラのメニューは500円くらいだった記憶があります。デザートが好きな人には堪らない焼肉屋さんかも知れませんね。

『焼肉はせ川』 総評

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誰もが気になる『焼肉はせ川』ですが、小田急相模原と言う微妙な立地で躊躇う人も少なくありません。

しかし!

今は圏央道も開通したので埼玉から遠征するのも楽になったので、意外と遠方から訪れる人も少なくありません。

なので、一生に一回くらいの覚悟で『焼肉はせ川』(完全予約制)に予約して、車で相乗りして突撃してみるのも悪くないと思います。

それでは、是非みなさんもフリーダムな『焼肉はせ川』に訪れて、夢のような時間を体験してみて下さい。

『焼肉はせ川』(完全予約制)

住所:神奈川県相模原市南区相模台4-11-6

営業時間 17:00~22:00
定休日:水曜日

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(執筆者: YELLOW) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか

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