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クリスチャン・ベイル、自身が演じたバットマン役に「核心を突いていない」とコメント
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クリスチャン・ベイル、自身が演じたバットマン役に「核心を突いていない」とコメント

2016-03-10 20:30
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    クリスチャン・ベイルは、映画『ダークナイト』シリーズ3部作でバットマン役を演じた自身のパフォーマンスにあまり満足していない。

    彼の最新作となる映画『Knight of Cups (原題)』の宣伝活動の間、ベイルは米ヤフーに対し“Caped Crusader(ケープをまとった十字軍騎士=バットマンのこと)”を演じるにあたり、自身に課した目標を達成できなかった点について語った。

    ベイルは、「3部作を通して、自分が望むようにうまくできなかった」と語り、続けて「クリストファー・ノーラン監督はうまくやったと思うが、自分自身の感想としては“完全には核心を突いていない”といった気持ちだ」とコメントした。

    うまくいかなかったというが、ベイルは何を望んでいたのだろうか?
    彼は、ヒーローのねじ曲がった性格を見せたかったのだという。「バットマンは真に暗い闇を持つ、混乱したキャラクターなのだ。自分はあのスーツを身に着けたときに気づいた。“もし私が彼の真実、つまり、瞬間に姿を現す彼の極悪非道な自己を見せるためにそれを使わないとしたら、まったくもって馬鹿げている”と」(ベイル)。

    ベイルは、自身の演技に対して不満を感じる原因に、後にジョーカーを演じたヒース・レジャーのパフォーマンスがあると結論した。

    「ヒースが現れ、まさに完膚なきまでに私の計画を台無しにした」と、ベイルは話した。続けて、「努力はしたが、私が何をやっても、彼の方がはるかに興味深い」と述べた。

    『ダークナイト』3部作と共に始まったバットマンへの熱狂は、長年に渡って静まらなかった。ブルース・ウェインと彼の分身が主演の最新作『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』は、2016年3月25日に世界各地で公開される。

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