ワインというとお酒の中でも難しいとか親しみを感じられないという印象です。コンビニで売っている低価格なものも、ビールや日本酒と比べても売れていないと聞いたことがあります。難しそうってイメージもありますが、一番大きい要因は「ボトルで注文し、全て飲み干さないといけない」というところにあると思います。
飲み比べる場合はボトルで3本とか頼まないといけません。そんなに飲むことも出来ないし、予算的な問題もあります。筆者もワインが好きですが、飲んでいて美味しいというだけで、ソムリエのように一杯飲んだだけで絶対的なセンスで味が分かる能力はありません。
今回は偶然ワインの試飲が出来る機会がありました。レストランで料理長がワインの試飲を行っているついでに5種類のワインを筆者も試飲しました。スパークリングワインと赤ワイン、3種類の白ワインが提供されました。
同じ白ワインでも、飲み比べると分かります
今回はフランス・アルザス地方の『Domaine Riefle』(ドメーヌ・リーフレ)の白ワイン3種類の試飲が出来ました。多分、別々に提供されたら、どれも単に似た方向性であるだけとの印象だったと思います。同時に3種類を味わうことで違いを体験出来ます。私はバイヤーでも店の仕入担当では無いので詳細な資料をもらえなかったので、銘柄は写真撮影したラベルからの転記です。
5本のワインを試飲できました。白ワインは3種類、レストランでサーブしやすい価格のものが選ばれています。
テーブルにグラスがセットされます。
スパークリングワインの試飲、買い付けるレストランのシェフは味以外にも色合いや泡立ちの華やかさを確認します。
詳細な情報を確認。 伝統的なワインのセールスですが、ツールはハイテクです。
筆者も試飲を勧められました! 嬉しいチャンスです。
続いては白ワインの確認です。
ラベルの確認中。無言でした。
・Joseph’s Favourite
作り手のファミリーが楽しむために作られたワインです。お酒を造っている場所ではどこでも行っているようなものですが、このワインは非常に飲みやすい味です。白ワインにある独特な刺激がほとんどなく、飲みやすいです。魚料理に合わせると言うより、肉などの濃厚な物を食べた後に洗い流すという感じが合いそうです。食後に単体で楽しむ味としても嬉しいです。
・Riesling
酢鯖のような味付けした料理に合いそうです。少し濃厚な味で深みが感じられます。辛口です。ドイツワインでも有名なぶどうのリースリングを使用。
・Gewurztraminer
今回飲んだワインの中で一番香りが高いワインです。何の香りかは分からないですが、芳香という表現が合いそうな香りです。食事の後に一杯という感じです。
他にはシャンパン製法で作られたスパークリングワインやピノノワールの赤ワインの試飲も行いましたが、今まで飲んだワインより嫌みな味がないという印象でした。
筆者にワインの知識と試飲の技能がないので、体験記としての感想しか書けませんが、同時に味を比べることが出来るという体験は良かったと思います。レストランでも料理と○種類のワイン……というイベントがありますが、料理が主役でワインの味に集中できないと思います。このため、料理なしでワインに集中できる試飲は貴重な体験だと思います。
フードビジネスに関わらない人でも今回の筆者のようにワインの試飲の機会が転がってくる可能性はあるのでは? そのときは、是非、積極的に試飲させてもらって下さい。
Domaine Rieflé-Landmann (試飲したワインの公式Webサイト)
http://www.riefle.com/[リンク]
Rieflé ドメーヌ・リーフレ アルザスワインの試飲 at サロンイナシュヴェ YouTube
https://youtu.be/fAjOjsKz5x4
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(執筆者: 動画解放軍) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか