スティーヴン・スピルバーグ監督と俳優ハリソン・フォードが、2019年7月19日に公開予定の5作目の映画『インディ・ジョーンズ』を製作する。3月15日火曜(現地時間)、米ウォルト・ディズニーが発表した。
同スタジオは「大ヒットシリーズの5回目の最高の冒険」と表現し、加えて「過去4作品のすべてを監督したスティーヴン・スピルバーグ監督が、まだタイトルのない新プロジェクトの指揮を執り、俳優ハリソン・フォードがアイコン的な役を再演する。プロデューサーは、シリーズのベテランであるキャスリーン・ケネディとフランク・マーシャルが務める」と発表した。
向こう見ずな考古学者の新たなシリーズ作品の制作は、多額の予算を投じるシリーズ作品に焦点を当てるというディズニーの戦略に沿っている。これは多くの観客を引き付けることができるだけでなく、例えばテーマパークのアトラクションや商品化など、多メディアを通じた無数のビジネスチャンスを生み出す。インディ・ジョーンズの第1作目である映画『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』は、1981年にデビューした。そして、シリーズの最新作は、2008年に登場した『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』である。
ディズニーのアラン・ホルン会長は、ジョーンズのキャラクターを「映画史上、最も偉大なヒーローの1人」とし、「これほど完璧なディレクター、プロデュース、俳優、そしてキャラクターの組み合わせは珍しい。ハリソンとスティーヴンと共に、再びこの冒険に乗れることに、これ以上ない興奮を感じている」と加えた。
1984年の映画『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』と1989年の映画『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』を含むこれまで4作品のジョーンズ映画は、全世界で20億ドル近くの興行収入をもたらしている。