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34年に渡って町田のラーメンシーンを牽引する東京ラーメンを食す! @『七面』町田市
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34年に渡って町田のラーメンシーンを牽引する東京ラーメンを食す! @『七面』町田市

2016-03-27 13:30
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    さて、カレーも好きだがラーメンも大好きな筆者が注目する『最強ラーメンFes』が東京都の町田市で開催されるということで、超個人的に町田特集的な何かを思いつきました。

    一般世間のラーメンフリーク達が、普段はさして注目する要素のない町田市で行われるラーメンのイベントに注目するであろうと考え、この機会に便乗してPVを稼ごうと言うゲスい作戦で御座います。

    町田駅前のディープスポット『仲見世商店街』

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    とりあえず『まほろ駅前多田便利軒』の元ネタ、かつロケ地として微妙に名を馳せた町田市ですが、あえて言おう!

    「町田市は東京都! 神奈川県じゃない!!」

    常に隣の相模原市と比較される町田市は、ほぼほぼ神奈川県と言っても過言ではないロケーションにあり、正直なところ東京23区よりも神奈川県の方が身近な存在で御座います。

    しかし!

    一応は東京都なので、あまり町田市をイジめないで下さい。お願いします。

    そんな微妙な町田市で人気のスポットと言えば、ぶっちゃけ何もないのですが、もしかしたら仲見世商店街とかちょっとノスタルジーに浸れる雰囲気があり、それなりに行列店もあったりするのでオススメです。

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    その中でも『七面』(しちめん)は34年の歴史があり、まさに町田のラーメンの歴史そのものと言っても過言ではありません。

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    この看板のウェザリング具合も半端なく、町田のラーメンマニアであれば必食の店で御座います。

    冷やし中華もオススメである!

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    ちなみに筆者の夏は『七面』の冷やし中華と共に始まります。

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    少々お高い冷やし中華ではありますが、具材も麺も超山盛りなので満足感もマックスです。

    飲食店で読む『鬼平犯科帳』は至高!

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    そんな『七面』で今回食べるのは、普通のラーメンで御座います。この普通な所がミソでして、昔ながらのシンプルな醤油ラーメンを『仲見世商店街』で頂くのがポイントです。

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    そして!

    町の定食屋さんやラーメン屋さんに欠かせないさいとう・たかをですが、この日は『ゴルゴ13』ではなく『鬼平犯科帳』をチョイスです。

    『七面』のラーメンを食す!

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    整いました。

    まさに店の入り口に貼ってあるポップ通りの、昔懐かしい純粋な”東京ラーメン”で御座います。

    あくまでも町田市は東京都だぞっていう地味なアピールと共に、今も昔ながらの味を守り続けているのです。

    シンプルな醤油味のスープ

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    ラーメンの原点とも呼べる中華そば、まさに東京ラーメンと呼べるスープは昔懐かしい味ですね。ラーメンの原点とも呼べるシンプルなスープは、わずかに生姜も香り食欲をそそります。

    必要最小限の具材でスープは構成されているので、最近のラーメンスープの様な複雑さや奥行きは無いのですが、まさに”研ぎ澄まされた味”とも呼べるキレがあります。

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    デフォルトで胡椒が入っているのですが、このラーメンには胡椒が抜群に合いますね。

    自家製麺の『七面』

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    『七面』の麺は特にコレといった美味さはありませんが、まさにオーソドックスな中華麺といった感じです。

    手揉みで縮れを加えた細麺はスープの運びも良く、昔ながらの麺にしてはカンスイ臭くないので、繊細なスープとの組み合わせは最高かと存じます。

    質の高い『七面』の具材

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    「メンマの美味いラーメン屋は間違いない!」

    との持論を展開する筆者ですが、この法則は『七面』にも当てはまります。丁寧に仕込まれたメンマは太く、適度な歯ごたえがあり、まさに”メンマ”の美味しさを堪能出来ます。

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    チャーシューも柔らかく煮込まれていて、箸で持ち上げようとすると崩れるくらいです。

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    若干、最近の低温調理されたチャーシューと比べると、ジューシーさは劣るかもですが、昔ながらの東京ラーメンという事であれば、コチラが正解かと思われます。

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    小松菜の緑も鮮やかで、薬味としての慎ましさを超えないボリュームの長ネギ、控え目に添えられた海苔と盛り付けのバランスも良く、ラーメンとしての完成度の高さをうかがう事が出来ます。

    『七面』 総評

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    ここ数年の町田ラーメンの盛り上がりは、日本でもトップクラスの伸びと言っても過言ではありません。

    町田市内であれば日本一の塩ラーメン『進化』、多彩なレギュラーラーメンと限定ラーメンを展開する『天国屋』、青葉の味を継承する『ヌードルズ』のつけ麺、ほぼほぼ『基』な『81番』、これら個人店に加え『蒙古タンメン中本』まである町田市は、確実に隣の相模原市を超えています。

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    そんな町田で昔懐かしいラーメンを食べるとしたら、どの店がベストでしょうか?

    その答えが『七面』にあります。

    突出した個性こそないものの、昔ながらの味を守り続け、30年に渡って丁寧な美味しいラーメンを提供し続けています。

    是非、みなさんも町田にお越しの際には『七面』のラーメンを試してみて下さい。きっと気に入ると思いますよ。

    『七面』(しちめん)

    住所:東京都町田市原町田4-5-19

    営業時間 11:30~19:00 火曜日 11:30~17:00
    定休日:水曜日

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