ナギラガラル2話「赤いキツネと浪速のウサギ」
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ナギラガラル2話「赤いキツネと浪速のウサギ」

2019-11-20 22:58

    ※本作品では、原作と一部ストーリーが違う部分があります。
    ※本作品では、一部ショッキングな表現があります。耐性のない方はご注意ください。
    ※本作品では、キャラ崩壊が著しい場面があります。





    ナギラが家にこもって一ヶ月。

    最初のうちは心配して
    毎日見に来ていた
    ライバルキャラのホップも、

    「ごめんな、ナギラ。
    さすがにそろそろ冒険進めるわ。」

    といい、街を出てしまった。

    そして、代わりに家を訪ねてくるようになったのは……。



    コンコンコン!
    勢いよく扉を叩く音。



    ヒバニー: おら!今日こそ行くで!!!

    ホップの兄、ダンテからもらったポケモン、ヒバニーだった。


    ガラル地方には、他の地方では見られない、ポケモンの特徴的な現象がある。


    一つはダイマックス。
    ポケモンが戦闘中に巨大化する。
    もう一つは、シャベリマックル。
    ポケモンがものすごく喋りまくる。


    ヒバニー: 
    おい、引きこもり!!!聞こえとるんか!


    本当は3匹のポケモンの中から1匹選べたらしいが、ナギラがあまりにも出てこないので、余った一匹であるヒバニーが、自動的にナギラのポケモンになった。


    ヒバニー: はよ出てこんかい!
     今日はリーグのオープニングセレモニーやで!!


    そう、今日はポケモンリーグ開幕の日。
    エンジンシティにトレーナーが集まり、
    開会式を盛大に行うのだ。




    ナギラ: 嫌だ。
    ヒバニー: 嫌やないわ!
     そんなん言うならな、
     ウチ1人で出てまうで!?
     そんなん嫌やろ!?!?

    ナギラ: それでいい。



    オープニングセレモニーは、
    ヒバニーが出ることになった。




    めっちゃ観客から変な目で見られた。



    セレモニーに参加していたジムリーダーとか、もう怒ってた。




    ヒバニー: めっちゃ恥ずかったわ!!!
     みんながウチに向ける視線の冷たさったらもう、もう!!!
     さあ!もうみんなジムチャレンジ進めてんで!!
     もう堪忍して出てきてくれや!!
    ナギラ: やだ。
    ヒバニー: せや、いいこと教えたる。
     開会式で聴いたんやけどな・・・・・・


    そういうと、ヒバニーは耳からクシャクシャになったメモを取り出した。


    「ジムチャレンジに参加する者には、
    8つのジムを巡り、ジムバッジを集めてもらう。
    ジムバッジを8つ集めて合い言葉を唱えると、
    神龍が現れ何でも願いをかなえてくれる。」

    ナギラ: ドラゴンボ●ルじゃん。
    ヒバニー: せや。ドラゴンボ●ルや。


    ヒバニーはまくしたてる。


    ヒバニー: 叶えたい願い、あるやろ?

     魚が苦手なんよな?
     魚がいる外の世界が怖くて引きこもってるんやろ?
     せやったら、8つのドラゴンボ・・・間違えた、
     ジムバッジ集めて、
     「魚嫌い直してくださいー」言うて、
     神龍にお願いしたらええやん!!

    ナギラ: 嫌だ。

    あまりに変わらないナギラの態度に、
    とうとうヒバニーはぶち切れた。

    ヒバニー: そんなん言うんやったらな、
     あれや、ウチがジムバッジ集めて、
     ギャルのパンティくれー言うて
     神龍にお願いするで?
     そんなんでええんか?ああん?


    ナギラ: えっ、そんな願いでもいいの?




    ガチャリと。


    あれだけ重たかったドアが開いて・・・・・・



    ナギラ: じゃあ、パイオツなカイデーな
     姉ちゃんが欲しい。



    なんか、すごい最低なことを
    言っているような気もするが、
    ヒバニーにとってはそんなこと、
    どうでもよかった。


    ヒバニー: やった・・・・・・
     やっと、出てきてくれた・・・・・・。

    彼はただ、泣いていた。
    自分の涙でダメージを食らいそうな程に。

    ヒバニー: はじめてお目にかかるな。ウチがヒバニーや。
     よっしゃ、ジムバッジ8つ集めて、
     パイオツがカイデーな姉ちゃん、もらいにいこか。




    これが、のちの世に伝わる、
    「パイオツカイデー同盟」の瞬間である。




    ヒバニー: 
    よっしゃ、決まりやな。
     せや、ウチに名前、つけてくれよ!

    ナギラ: じゃあ・・・・・・ケンイチ。

    ヒバニー: おっ、ええ名前やな。なんでなん?
     

    ナギラ: なぎらといえば…ケンイチだから。


    ヒバニーは、あのおっちゃんの顔を思い浮かべた。



    ケンイチ:まぁ・・・・・・ええか。

    こうして、ナギラとケンイチ、
    2人合わせて、なぎら健壱の冒険が、
    いよいよ始まるのであった!!!



    2話でも家からあまり出ない物語、それが





    ポータルに戻る。






    ケンイチ: いやいやいや、さすがにもう少し、話進めるて!


    なぎら健壱は、ポケモン図鑑をもらうため、研究所へと向かった。
    途中、野生のポケモンとバトルになった。



    ケンイチ: おっ、ココガラやな。ウチにまかしとき!てやっ!ひのこ!




    ケンイチ: へっへー、火傷しよったわ!
     さながら焼き鳥やな。

    ナギラ: 焼き鳥・・・!!


    ナギラは、モンスターボールを投げた。


    ケンイチ: よっしゃ、2匹目の仲間やな!
     名前つけたれや。



    「なんで同じ名前にすんねん!!」

    ナギラ: だって、ナギラといえばケンイチだし・・・。

    お前は全てのポケモンをそう呼ぶ気か!

    ココガラのケンイチ: カァー!!
    ヒバニーのケンイチ: ほら、こういう面倒くさい表記せなあかんくなったやん!!
    ココガラのケンイチ: カァー!!
    トレーナーのケンイチ: こんにちは、ポケモンバトルしませんか?
    ヒバニーのケンイチ: ややこしなるから今は来んな新ケンイチ!!
    人間のナギラ: じゃあ、一匹減らす。
    ヒバニーのケンイチ: 減らす・・・?どういうこと?



    ヒバニーのケンイチ: 食うの・・・?
    ナギラ: 鳥肉は・・・・・・好き。


    ※本作品では、一部ショッキングな表現があります。耐性のない方はご注意ください。


    ココガラのケンイチ/ 死亡理由: 焼き鳥

    ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇



    ナギラは、川の流れを見ておびえている。

    ナギラ: なんか、水、怖い。

    ケンイチ: あちゃー。やっぱり魚いそうなとこ駄目やねんなー。

    ナギラ: 最近のゲームの水、すごいリアル。前はもうちょっと青かったもん…。

    ケンイチ: メタなこと言うなや!


    そんなことを言いながら研究所に向かっていくと、
    また草むらから、ポケモンが現れた。





    ナギラ: ♀のキツネ!!可愛い!!
    ケンイチ: ええ仔捕まえたやん。名前つけたってや。
     あ、今度はケンイチとかやめーや?



    ケンイチ: ♀にケンジて!!

    ケンジ: うふ、いいのよ。これからよろしくね。トレーナーさん。

    ナギラ: お姉ちゃんキャラ・・・・・・しゅき。

    ケンイチ: あっ、せや。なあケンジ。
     このナギラって子な、魚が苦手で、
     魚が住んでそうな水見るのも嫌やねんて。
     なんかええ方法ないかな?

    ケンジ: あら、それならアタシの特技でなんとかなるわ。

    クスネのケンジはそう言うと、前方の景色を指さした。

    ケンジ: トレーナーさん。
     あの湖、よく見ていてね。
     アン・ドゥ・トロワっ!

    ケンジがしっぽを振るとあら不思議、
    ナギラの視界にもやがかかり、
    そのもやが晴れた瞬間、
    今まで見ていた湖は、別のものに変わっていた!




    ケンイチ: アスキーアートか!!

    ケンジ: 私の能力は、「盗む」こと。
     トレーナーさんの視界から、水の情報を盗んだわ。
     これでもう、怖がることはないでしょ?

    ナギラ: 「水」ってこんな字だっけ?
    ケンイチ: 水って字を見過ぎて、
     ゲシュタルト崩壊起こしとるやんけ!!

    ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
    研究所につくと、
    博士の助手、ソニアが待っていた。



    ソニア: ようやく家から出てきたのね。
     引きこもり卒業おめでとう。
     じゃあ、さっそくポケモン図鑑を渡すわね。




    ソニア: あら、スマホロトムあるじゃない。
    スマホロトム: ロトムだトム。ナギラのママにヤフオクで落としてもらったトム。
    ソニア: ・・・・・・普通ロトムの語尾って「ロト」とか「ロ」なんだけどな。


    ソニア: 博士から頼まれてるから、キミのスマホロトムに図鑑と新機能を入れてあげるね。


    ナギラ:新機能?

    ソニアはそういって、スマホをテザリングしてくれた。

    ソニア: Siriロトムよ。何でも欲しい情報をくれるの。
     ネットじゃ「尻ロトム」とか、「ケツロトム」とか呼ばれてるわ。
    ロトム:その情報、聴きたくなかったトム・・・・・・。
    ナギラ:わぁ・・・・・・すごい!
     今後ともよろしくね、ケツ。
    ロトム:一番、呼ばれたくない部分で呼ばれたトム・・・・・・。


    ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

    一行は、列車にのって、エンジンシティ駅を目指す。
    車窓を眺めながら、今後の旅について話し合った。
    ナギラ: とりあえず・・・最初はどのジムに行けばいいのかな?
    ケンイチ: ターフタウンのヤローって野郎に挑むんや。
    ケンジ: ふふっ、ケンイチさんおもしろいわね。
     ダジャレみたい。
    ケンイチ: 意図してないダジャレで笑われるの嫌やわ・・・・・・。
    ナギラ: ヤローさん・・・何タイプのジムリーダーなんだろ?
    ロトム: Siriロトムの情報によると、草タイプらしいトム。
    ナギラ: ありがとうね、ケツ。
    ケツ: だから、その呼び方やめてほしいトム。
    ナギラ: 草タイプかぁ、だったら安心だね。
    ケンイチ: ほお?安心ってのは?
    ナギラ: だって、草タイプは炎が苦手でしょ?
     うちのパーティーにはもう、

    炎タイプが2人もいるもんね。

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