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記事 17件
  • かつて、テレビには映すべきヒーローがいた! 視聴率50%超えのF.原田

    2016-03-15 12:00  
    今週のお題…………「格闘技とテレビ」


    文◎山田英司(『BUDO-RA BOOKS』編集長)……………火曜日担当

    出版界が不況だという声を良く聞くが、それ以上の苦境に立っているのが、テレビ業界かもしれない。地上波におけるフジテレビの凋落に象徴されるように、今、テレビマンは何を作ったら視聴率を取れるのか完全にわからなくなっている。これは、テレビマンの力量が落ちたというよりも、タダで見られる地上波の構造的な問題だと思う。
    ビデオリサーチができた62年からの歴代視聴率ベストテンを見ると、一般の番組の中に格闘技関係がいくつか入っている。まず、4位が力道山対デストロイヤー。そして5位と8位がファイティング原田の防衛戦。5位は黄金のバンタム、エデル・ジョフレとの防衛戦で63.7パーセント。8位はアラン・ラドキンとの防衛戦で60.4パーセントだ。
    力道山が、戦後、外人レスラーを空手チョップでなぎ倒し
  • 市場変化だけではない、誰が専門マスコミを衰退させたか?

    2016-03-09 12:00  
    今週のお題…………「格闘技と専門マスコミ」
    文◎田中正志(『週刊ファイト』編集長)…………水曜日担当

     今週のテーマをいただいて、ちょうど金曜3月4日に新・新生K-1の代々木大会があり、日曜6日にチャンネルを変えていたら、フジテレビ系CS放送で1997年のK-1グランプリ大阪ドーム開幕戦をやっていた。-65kg日本代表決定トーナメント、やはり世界選抜トーナメントよりも日本人選手の潰しあいの方が感情移入するというか面白い。優勝した山崎秀晃、奥さん美人だなぁとか激闘を堪能させてもらったが、そのあとに全盛期のK-1大会アーカイブ番組が放送。当然結果とか全部覚えている回だが、また完全に見入ってしまったのだ。
     なんせ1997年は、名古屋ドーム含めてK-1が3大ドームツアーを推進、栄華の頂点にあった。ピーター・アーツがチャクリキから独立、離婚もあったという時期だがやはり顔が若い。地元凱旋の佐竹雅昭
  • やる側は常に新しいコンセプトに食いつく前衛層。巌流島は彼らを取り込めるか?

    2016-03-08 12:00  
    今週のお題…………「格闘技と専門誌マスコミ」


    文◎山田英司(『BUDO-RA BOOKS』編集長)……………火曜日担当


    先月、空手雑誌や本を出していた老舗、福昌堂がついに破産してしまった。格闘技マスコミが冬の時代に入った象徴のような事件である。私が元いた会社であり、その内実は関係者からよく聞いていたが、まあ、ここまでよく頑張ったな、というのが正直な感想で、私自身は読者が武術や格闘技の書籍離れをした現象とは全く捉えていない。むしろ、ようやく、「本物の武術本が売れる時期が来たな」とさえ思っている。
    私が『フルコンタクトKARATE』を作っていた80~90年代は、格闘技界も話題が豊富で、『格闘技通信』や、『ゴング格闘技』も元気な時代だった。とくに週刊誌も出していた版元は、速報力があり、『格通』も『ゴング』も大きな大会のあとは、数日で速報号を出し、売り上げを伸ばしていた。
    私のいた福昌堂は
  • 活字プロレス→クラスマガジン→スキャンダル→? 専門誌は今

    2016-03-07 12:00  
    今週のお題…………「格闘技と専門誌メディア」文◎谷川貞治(巌流島・事務局)……………月曜日担当
    『巌流島チャンネル』のブロマガ、今週のお題は「格闘技と専門誌マスコミ」です。格闘技の人気バロメーターの一つとして、専門誌の売り上げがあります。信じられないかもしれませんが、私が『格闘技通信』を創刊した30年前(1980年代中盤)は、『ゴング格闘技』『フルコンタクト空手』『ストロング』『リアルファイト』など、実に7誌くらいの専門誌が毎月創刊されていました。しかし、今は『ゴン格』以外は休刊。しかも、もともとの『ゴング格闘技』の版元である日本スポーツ出版や『フルコン』の版元である福昌堂は会社自体、破産しています。
    私の学生時代は出版社は憧れの職業であり、まさかゴングや福昌堂がなくなるとは思ってもいませんでした。これは本当に寂しい限りです。『格通』は創刊当時、100,000部も刷っていました。しかも、月
  • 追悼! 骨法・堀辺正史師範について

    2016-03-03 15:50  
    今週のお題…………「3・25巌流島!  私はここに注目する!」
    文◎山口日昇(『大武道!』編集長)……………………木曜日担当


    昨日(3月2日)、突然。

    日本武道傳骨法創始師範である堀辺正史氏が亡くなったことを聞きました。

    でも正確にいうと、昨年12月26日に堀辺先生が亡くなっていたことが、昨日わかったということです。

     

    俄かには信じたくありませんでしたし、信じられませんでした。

     

    だってね、亡くなったのは昨年の12月26日だと言うじゃないですか。

    ずいぶんと時間が経ってるし、前日の25日には『大武道!』Vol.2用の取材で、私、会ってるんですもん、堀辺先生に。

    しかも、3時間近く夢中になって話してた……。

     

    昨年の9月、『大武道!』発刊に伴い、サダちゃん(谷川貞治氏)と一緒に、10年以上ぶりに会いに行ったときは、心臓の手術をしたとかで、ずいぶんと痩せて小さくな
  • 田村潔司、スペクタル鎧戦、岩倉豪! 私が注目する3・25巌流島!

    2016-03-02 12:00  
    今週のお題…………「3・25巌流島! 私はここに注目する!」
    文◎田中正志(『週刊ファイト』編集長)…………水曜日担当


     "赤いパンツの頑固者"田村潔司が2月13日、ミャンマーはヤンゴンでの「初のプロレス大会」でZERO1の長身ジェームス・ライディーンとメインイベントを務めた。これがUWF回転体運動の象徴・田村にとってプロレス試合としては8年半ぶりのリング復帰戦だった。電子書籍ジャーナル「週刊ファイト」紅闘志也記者が取材しているラウェイの会場、プロレスのリングが届かなかった騒動が日テレ番組『バンキシャ』にも紹介されていたが、あらためて円形の土俵だけでよい巌流島ルールは、日本発のオリジナル格闘技として特に東南アジア進出の可能性を秘めていると感じた。中国の武林大会は、もともと巌流島とよく似たルールで先行している。あと、セネガル相撲がわかりやすい例で、東南アジアだと四角いリングでも金網でもな
  • 巌流島の選手選びのポイント10。その思いがマッチメイクに現れる!

    2016-03-01 12:00  
    今週のお題…………「3・25巌流島! 私はここに注目する!」文◎谷川貞治(巌流島・事務局)……………火曜日担当


    3・25巌流島・東京ドームシティ・ホール大会のマッチメイクも出揃ったところで、今週のお題は「3・25巌流島! 私はここに注目する!」にしたいと思います。いつも、月曜日担当は私・谷川貞治が務めていましたが、ザンス山田編集長の原稿があまりに面白いので、先に載せさせていただきました。それにしても、山田さんの原稿は毎回独自の理論をもち、ブレなくて面白いなぁ。
     
    さて「3・25巌流島!私はここに注目する!」というお題ですが、私は事務局側の人間なので、皆さんに注目していただきたいところはたくさんあります。そもそも巌流島では、どんな方針でマッチメイクを組むのか、今回はその部分について説明しましょう。
     
    1、ファンの投稿を大切にする→私がセネガル相撲やクラブマガを知ったのは、ファンの投稿