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Wミノルさん のコメント

フジが巌流島の関係者やファンに謝罪していることを山口さんのツイートで知りました。
来年3月に「第2回大会」を改めてCSフジテレビONEでやるとか。
時期を完全に逸してますが和解し関係修復出来たのは良かったですね。
巌流島、今後も楽しみです!
No.1
109ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
今週のお題…………「 2015年 」 文◎山口日昇(『大武道』編集長)………急遽、水曜日担当 全国3千万人の『厳流島』ファンの皆さま、こんにちは。 ワタクシ、山口日昇という者です。 今後ともよろしくお願いいたします。   今週のテーマは「2015年」ということですが、すでに12月より以前のことは記憶の奥底に沈みつつあるので、12月周辺のことだけで組み立てさせていただきます。   12月にはサダちゃん(谷川貞治)と共に、『大武道!』(東邦出版)という本を出しました。 編集長1号がサダちゃん。2号がボクです。 そして同じく12月からは、ニコ生『巌流島チャンネル』も再開し、「激論!巌流島魂」という番組も始まりました。   『大武道!』をつくるにあたり、また『激論!巌流島魂』に出演するにあたり、久しぶりに会う人、初めて会う人……12月周辺は、たくさんの人たちに会いに行きました。   確実に15年以上ぶりに会った鈴木邦男さんには、第一声で、 「闘ってますかーっ!?」 と聞かれました。 ええ、闘ってますとも。 そういう鈴木さんも、人にそう聞くということは、やっぱりいまだに闘っているということなんでしょう。 ちょっと嬉しくなりました。   骨法創始師範の堀辺正史先生に会ったのも10年以上ぶりです。 ボクは現代格闘技のことよりも、武道研究家としての堀辺先生からたくさんのことを学びました。   いまは心臓の手術をしたりして、ずいぶんと痩せてしまった感のある堀辺先生ですが、 「サムライでも『歌舞伎者』と呼ばれた人たちがいた。歌舞伎者というのは正統なサムライの生き方をわざと否定している人間。だから、そういう人々は孤立する。でも俺は孤立しても生きられるんだよと。文句があって、俺たちの生き方が気に入らなかったら殺しに来いよと。逆に殺して返してやるというのが歌舞伎者の信条です。世の中の常識には従わない。しかし、"俺"っていうのは、世間とずれていることを一貫してやろうとしている。なぜかというと、そうしないと人生がおもしろくないから。おもしろく生きるために傾(かぶ)くんです。それもサムライの立派な生き方の一つだと思います」 と言っていました。   堀辺先生は「命懸け」「生死をかけた闘い」「死に物狂い」「真剣」「覚悟」という言葉や概念が大好きですが、ボクは敢えて"格闘技周辺では「命懸け」「生死をかけた闘い」「死に物狂い」「真剣」「覚悟」といった言葉がデフレになって、まったく、そういった言葉自体に説得力を感じません?"と言いました。 するとそのことには同調してくれて、「ファッションとして『命懸け』『生死をかけて』という人たちが増えすぎてしまった。言葉自体にもはや重みがないんです」と、このときは自らの生き方を重ね合わせるように"歌舞伎者"の話をしながら、珍しく「おもしろく生き抜く」ということについても語ってくれました。   2015年7月、2日前にフジテレビのCS放送が中止になるという事件があった伝説の『巌流島』両国大会に、"合気の達人""古流武術の達人"という触れ込みで参戦した60歳の渡邉剛師範。その渡邉師範にも「激論!巌流島魂」の収録で会いに行きました。   渡邉師範は残念なことに奥儀を披露するには至らず、15秒でKOされるという結果に終わってしまいましたが、その敗因を自分で「場に呑まれてしまった」「緊張しすぎてしまった」と素直に語っていました。 「場に呑まれる達人、緊張する達人がいるんかっ!」という突っ込みももっともですが、渡邉師範自身は「自分は達人ではない」と言っていました。 そして終わった後は、恥ずかしいという気持ちよりも、「清々しい気持ちになった」とも言っていました。しかも、それは本音であると。 あんな負け方をしたというのに、たしかに試合で観たときよりも、なんかこのときの渡邉師範のほうが元気で大きく見えました。 渡邉師範にとっての「試合」とはなんだったのか? の奥の奥が気になります。   そして先日は、次に出る『大武道!』の取材で、あの"生ける伝説"ビクトル古賀先生にも会ってきました。 コサックの話を中心に話を聞いたんですが、幼少期には銃弾が3発も身体の中に入ったことがあり、10歳のときにたったひとりで満州から日本に引き揚げ。その後サンボでは41連勝、しかもオール一本勝ちという、常識ではまったく考えられない人生を送ってきた"超人"ビクトル先生も81歳。 さすがに寄る年波にはかなわないのかなぁ?……と思いきや、それはすぐに杞憂だということがわかりました。 杖をクルクル回しながら飄々と登場し、同行した平直行さんの顔やら肩やら腕やらに"秘術"をかけまくり。 「もうね、ボクはもうすぐお迎えが来るとは思うけどね、唯一の心残りは68歳以降、恋人がいないことだねぇ。いろんな素敵な女性に、子どもを生んでもらいたかったねぇ。いまでも子種はあると思うんだけどねぇ……へんな話して、ごめんね(ニッコリ)」 「ボクはね、"凡人"なんですよ。凡人っていう言葉はいいねー。凡人から『、』を取るとなんて読むかわからないけど、凡人じゃなくなっちゃう人が多いね。凡人になってほしいねぇ。しっかりと点をつけてほしい人はたくさんいるねぇ……へんな話して、ごめんね(ニッコリ)」 もうね、溢れ出る言葉やその一挙手一投足が81歳とは思えぬ活力に満ち満ちていました。 ビバ! ビクトル先生!   えーっと、それで結局なんの話でしたっけ? あ、そうそう。 「武士道とは死ぬことと見つけたり」というのは『葉隠』の有名な序文です。その概念についてはこれからもっと深く学んでいくつもりですが、『大武道!』をつくるにあたって会った人たちは、軒並みスポーツマン的というより、コンプライアンスなんてくそ食らえ、つまりは武道的な生き方をしている人たちばかりでした。 武道的な生き方とは何か? それはこれから徐々に明らかにしていくとして、まぁ、みなさん素敵に元気に生き抜いている人たちばかりでした。   サダちゃんもボクも、人から見ると"ド肝を抜くような"という表現があまり的外れにならないような大借金を背負っていますが、お会いしたみなさんからは、どんな困難にも負けないような"生きる術"を学んだような気がするし、これからも学んでいきたいと思います。   つまり、2015年12月周辺で見つけたのは、 "『大武道!』とは、生き抜くことと見つけたり!" ということです。 それではみなさん、よいお年を!   ●『大武道!』公式サイト ↓↓↓ http://oh-budo.tokyo/  
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