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例年のエリ女はきわめてスローペースになることが多く、2019年のクロコスミアなど前残りがあるレースである。今年は阪神2200m(内)で開催され、坂を二回登るスタミナレースとなった。
異例であったのはノームコアの”大逃げ”だろう。これまで差し競馬で勝ち上がってきたノームコアをスタートでハナを切らせたのは別に問題ない。スローに落とせば勝機はあるからだ。しかし、前半3ハロンは34.9秒、前半1000mの通過は59.3秒。きわめて先頭の馬には厳しい展開を自分から作ってしまった。暴走プリウス老人である。
3着内はすべて二桁通過の中団~後方待機勢であった。ラビットの役割を果たしてしまっただけとしか言えない。もともと2200以上では勝鞍がなかったノームコアにとっては、後ろからいかざるを得ず、スタートが良かったとしてもよくて番手だっただろう。キングリーといい、馬を卸せておらず、ペース管理もできていないことは明白である。馬はこういったレースを経験すると、かかりグセが付いてしまう。なんの意味もない。
誤解なきように言うが、ハナを取ることは完全なる間違いではない。11秒台前半を刻んでしまった、テレビ馬のような逃げ方が問題なのだ。後半になっても12秒台後半のラップはなく、4角でヘトヘトであったであろう。16着。もはや、卸すこともできない、体内時計も狂っている。そう評するほかない。
萩原厩舎はこれでダノンキングリーとノームコア、2頭を横山典に預け、思うがままに乗せて、なぜかハナで逃して壊してしまった。ロジユニヴァース(横山典ダービー馬)の厩舎であるが、G1勝鞍は24年やってたったの7個。ほぼルヴァンスレーヴとノームコアの勝鞍である。わざと負けているのではないかというぐらい、調整ミスもきわめて多く、追切も悪い。馬具の工夫も見られない。萩原厩舎からの転厩を願う。
ラッキーライラックはエリザベス女王杯を連覇。これでG1、4勝目。貫禄の強さを見せつけた。一方で北村友と相性がいいサラキアは2着入線。いい脚をつかった、いい騎乗だった。最後の直線については、コンマ何秒の世界の話である、仕掛けがもう少し早ければというのは結果論にすぎない。3着はラヴズオンリーユー、ぼくは飛び予想であったが、意外と強かった。さすが矢作厩舎とデムーロである。仕上げはバッチリだった。本命のセンテリュオは5着と健闘。やはり時計がかかった方がよさそうな馬だ。ここから有馬記念に、という期待が高まるのも当然だろう。ソフトフルートは秋華賞メイチだったろうとおもうのでよくやったほうだ。リアアメリアはやはり左回り向きではないか。シャドウディーヴァは距離負けな感じ。2000までか。ほかは順当か。
なお馬券は当たっている。しかし、横山典、ここまでくると誹謗中傷の類よりも、悲哀を感じてしまうな。
異例であったのはノームコアの”大逃げ”だろう。これまで差し競馬で勝ち上がってきたノームコアをスタートでハナを切らせたのは別に問題ない。スローに落とせば勝機はあるからだ。しかし、前半3ハロンは34.9秒、前半1000mの通過は59.3秒。きわめて先頭の馬には厳しい展開を自分から作ってしまった。暴走プリウス老人である。
3着内はすべて二桁通過の中団~後方待機勢であった。ラビットの役割を果たしてしまっただけとしか言えない。もともと2200以上では勝鞍がなかったノームコアにとっては、後ろからいかざるを得ず、スタートが良かったとしてもよくて番手だっただろう。キングリーといい、馬を卸せておらず、ペース管理もできていないことは明白である。馬はこういったレースを経験すると、かかりグセが付いてしまう。なんの意味もない。
誤解なきように言うが、ハナを取ることは完全なる間違いではない。11秒台前半を刻んでしまった、テレビ馬のような逃げ方が問題なのだ。後半になっても12秒台後半のラップはなく、4角でヘトヘトであったであろう。16着。もはや、卸すこともできない、体内時計も狂っている。そう評するほかない。
萩原厩舎はこれでダノンキングリーとノームコア、2頭を横山典に預け、思うがままに乗せて、なぜかハナで逃して壊してしまった。ロジユニヴァース(横山典ダービー馬)の厩舎であるが、G1勝鞍は24年やってたったの7個。ほぼルヴァンスレーヴとノームコアの勝鞍である。わざと負けているのではないかというぐらい、調整ミスもきわめて多く、追切も悪い。馬具の工夫も見られない。萩原厩舎からの転厩を願う。
ラッキーライラックはエリザベス女王杯を連覇。これでG1、4勝目。貫禄の強さを見せつけた。一方で北村友と相性がいいサラキアは2着入線。いい脚をつかった、いい騎乗だった。最後の直線については、コンマ何秒の世界の話である、仕掛けがもう少し早ければというのは結果論にすぎない。3着はラヴズオンリーユー、ぼくは飛び予想であったが、意外と強かった。さすが矢作厩舎とデムーロである。仕上げはバッチリだった。本命のセンテリュオは5着と健闘。やはり時計がかかった方がよさそうな馬だ。ここから有馬記念に、という期待が高まるのも当然だろう。ソフトフルートは秋華賞メイチだったろうとおもうのでよくやったほうだ。リアアメリアはやはり左回り向きではないか。シャドウディーヴァは距離負けな感じ。2000までか。ほかは順当か。
なお馬券は当たっている。しかし、横山典、ここまでくると誹謗中傷の類よりも、悲哀を感じてしまうな。
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