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人間は社会的な生き物であり、多面的です。会社と同じ態度や表情を自宅でしている人など皆無でしょう。家族の前での顔、恋人の前での顔、友人の前での顔、全部違います。「みんなに同じ態度で接しているよ」なんて言う人は嘘ツキだと思うのです。
人によって表情や態度を変えることは、悪いことのように思われがちですが、よく考えてみると、決して悪いことではありません。それこそが自然でありのままの自分でいることなのです。

多面的な自分を受け入れれば、多面的な他人を受け入れることができる

誰しもいくつもの顔を使い分けています。しかし、社会生活を円滑に送るためには必要なことです。他人の多面的なところが許せない場合、それは自分に原因があるでしょう。自分の多面的なところを受け入れることができないと、人のことが気になってしまうのです。
それをやめたいのなら、いくつもの顔を器用に使い分けている自分を褒めてあげましょう。「いつも頑張っているよね」と自分を許し、受け入れることで、他人がいろんな顔を使い分けていても、あまり気にならなくなるでしょう。


他人の人付き合いに干渉しすぎないこと

自分が嫌いな相手や苦手な相手と仲の良い友達や恋人が付き合っていると、イライラすることがあります。「なんであんな奴と付き合っているの?」と責めてしまうこともあるでしょう。ですが、それは友達や恋人をコントロールしたいと思っている証拠。あなたに理解できなかったとしても、嫌いな相手や苦手な相手の魅力を友達や恋人は知っているのかもしれません。
そんな時は、多少気分を害したとしても、放っておきましょう。あまり深く他人の人付き合いに干渉してしまうと、相手を不快にさせるだけではなく、自分自身も疲れてしまいます。その辺はある程度、ドライになった方が気分良く毎日を過ごせるはずですよ。


色んな顔を持っているからこそ人生が豊かになる

ひとつだけの顔で色んな人と接していたら、それはそれで大変でしょう。会社の顔を自宅でもしていたら、家族から心配されてしまうかもしれません。人間は多面的だからこそ、豊かな人生を送ることができるのです。
たとえば、この話はこの人にしかできない、逆にこの話はこの人にはできないといったことが、誰にでもあると思います。人によって見せる顔を微妙に変える…。それは世の中を上手く生きていくための手段のひとつですし、最大限に相手を思いやることでもあるのです。また、色んな顔を持っているからこそ、経験できることの数も増えていき、人生が豊かになっていくでしょう。

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