何事も「考える」ことが良しとされ、考えないことを「考えなし」「軽い」など悪くいう風潮があります。しかし「思考の癖」によっては、逆に考えない方が物事がうまくいきやすいのです。
特に“慎重、真面目、考え過ぎて前に進めない、考え過ぎと他人から言われる、ネガティブな女子は必見!考えない方が物事がうまくいきやすい理由をご説明します。
マイナスイメージにはマイナスな結果しか待っていない
人にはそれぞれ「思考の癖」があります。例えば、新しい場所への引越し。「新たな出会いがありそうで楽しみ」と考える人もいれば、「慣れない場所が恐い、面倒」と考える人がいますよね。
どちらかといえば日本人には真面目で保守的な人が多いため、後者の思考の人の方が多いでしょう。新しいことでも「恐い」「面倒」と感じたり、想像しうる限りの悪いケースばかり想定してしまう人もいるのでは? また、「恥ずかしい」「かっこ悪い」と自己保身したり、「私には無理」と自分の可能性を狭めてしまう人も少なくありません。
実はザッと考えるだけでも、これだけの“マイナスイメージ”があります。そして一概に「考える」と言っても、このようなマイナスイメージだけを膨らませる人が非常に多いのです。この場合、多くの人は新しいことに挑戦しません。
挑戦するとしても、マイナスイメージを抱きながらやれば、本来の実力を出すことができません。結局「考えたとおりの悪い結果しか待っていない」パターンが多いのです。
「考えない」でうまくいく方法3つ
そこでお勧めしたいのが、「考えない」という選択肢。ケースによってその方法をご紹介します。
(1)思い浮かんだらシャットダウン
何か新しい物事に挑戦する時には、「プラスイメージ」と「現実的な問題」のみ考えましょう。この2つはうまくいった場合の成功イメージは自分に活力を与えてくれますし、現実的な問題は成功の為には必須というメリットを持っています。
しかしそれ以外の「起こる確率がそれほど高くないマイナスイメージ」や「自分ではどうしようもできないこと」はデメリットしかりません。これを考えても気疲れするだけで意味はありませんので、考えない練習をしましょう。
最初の内は、考え始めたら他のことを始める(考えるのではなく手足を動かす)ことで、意識的に考えない努力を。繰り返すことで身に付きます。
(2)考える前に行動する
「考える前に行動する」のも有効手段です。特に人に話しかける時が良い例ですが、考えることで「タイミングを失う」というデメリットがあります。
このようにタイミングが肝心な場合は、考えずにその場ですぐ行動してしまいましょう。うまくいかなくても「やらない後悔より、やった後悔」。
その時の傷は大きくても得るものはそれ以上に多いです。
(3)最初の直感を信じる
考え過ぎる人は、余計な雑念が混じりすぎて自分の本心を見失いがち。
実際はいろんなことを考えても、最終的には「最初の直感通りの道を選ぶ」人が多いのです。結局は自分の心に従うのが1番ですからね。
今までの自分を思い返してみてください。どんなに考え過ぎても、結局は1番最初の自分の思う通りの道を選択していませんか?
それに気付いたら、次回からは考えることに労力を使わず、直感や心を信じるようにしましょう。
いかがでしょうか? 思い当たる人は、「考えない習慣」を生活に取り入れてみてくださいね。
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