ダイエットに必要なのは小難しいカロリー計算ではありません。普段の生活の中でちょっとしたことを習慣づけるだけで、目に見えるダイエット効果を期待することができるといいます。もちろん、食べる量を減らし、定期的に運動で体を動かすことも忘れないように。
ストレスなく続けることができれば、リバウンドの心配もなくスリムな体型を維持することができることでしょう、ではそんな習慣の数々をご紹介します。
習慣1:食事の写真をとる。
ウィスコンシン大学マディソン校の研究者たちの調査では、食事日記をつけるより、食事の写真をとってビジュアル的に記録するほうがダイエット効果が上がることがみとめられています。
視覚からの情報はかなり強く私たちの思考や行動に影響を与えるもの。食事も例外ではありません。ジャンクフード山盛りより、ヘルシーで健康に気遣った食事の写真が増えるほうが、ダイエットのモチベーションがアップするのも無理はありません。
習慣2:よく寝る。
睡眠不足が体重増加につながるということが科学的な調査でも知られています。夜更かしして、ジャンクフードを食べる、お酒を飲むといったライフスタイルがダイエットに良くないのは自明のこと。さらに、脳科学の研究では、睡眠不足になると、脳の前頭葉の働きが鈍くなることが解明されています。前頭葉は何を食べるか選択するうえでも重要な働きをすると言われている部位。とにかく夜更かしは、美容にもダイエットにも百害あって一利なしと考えましょう。
習慣3:げんこつをつくる。
海外の消費者行動研究から、ちょっと面白い例を。飲食店で食べ物を選ぶとき、げんこつをつくり、拳を握り締めると脂肪の多い食品を選びにくくなるというのです。げんこつをつくることで手の筋肉が緊張し、油ものへの心理的誘惑と戦うようになるのではないか、と心理学者たちは分析していますが、実際のところどうなのでしょうか。でもげんこつひとつでガマンできるならお安いものだと思いませんか?
習慣4:朝食にアーモンドをプラス。
朝食時にアーモンドを食べると、血糖値のレベルをお昼時まで安定化する効果があるといわれています。アーモンドに含まれる不飽和脂肪と植物繊維が食後の血糖値の上昇を抑える働きがあるのです。ナッツは高カロリーですが、消費されやすいカロリーであるため、後々の空腹感を防いでくれる効果もあります。
習慣5:午前中のおやつ、スナックは禁止!
朝食が軽かったあるいは抜いたなどで、お昼の前についついおやつやスナックに手を伸ばしてしまうくせのある人はすぐにストップ!朝ごはんをちゃんと食べていれば、お昼まではなんとかもつはず。午前中の間食は、ただなんとなく口がさびしくて、、、というような曖昧な理由が原因のことが多いのです。まずは朝ごはんをしっかり食べること、そしてそれでもお腹がすくと思う人は、温かい緑茶やハーブティーを飲んでお昼までもつようにしましょう。生姜、シナモンといったスパイシーな香りのするハーブティーは、食欲を抑えるのに効果的です。
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