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一昔前に「自分探し」という言葉が流行りました。世界中を旅して自分を探そう!フリーターとして生きて自分にピッタリな職業を探そう!運命の人を探そう!など、聞こえはいいけれど、実は適当としか思えない「探す」という言葉を使ったキャッチコピーの数々。どれだけ多くの人がそのような言葉に惑わされてきたのでしょう。
そこで今回は自分探しを卒業して、本当のあなたらしく生きるための方法をお伝えしていきます。

探している間は見つからないものと思え

こんな経験をしたことはないでしょうか?突然、なくなった物があり、あなたは必死でそれを探します。しかし、どこを探しても、それは見つかりません。何時間も探し続け、さすがにあなたは疲れてしまい、それを探すのをやめました。すると、え?という場所から、突然それが見つかるのです。
それと同じことが、自分探しにも言えます。探すのをやめることで、見つかるのです。ずっと探し続けていたものは、実は身近にあった、すぐに手に入る場所にあった、もしくは、もうすでに手に入れていた、というパターン、非常に多いと思います。いくら探しても自分が見つからないという人、探すのをやめてみませんか?


思い込みで自分を見失ってしまう

人からの情報や世間の常識があなたの常識であり、正しいものであるとは限りません。自分すら確立できていないというのに、他人という不安定なものの意見に惑わされていては、自分を見失う一方でしょう。しかも、自分探しをしている人には、不思議と惑わす人物、そこにつけ入り利用しようとする人物が接近してくるのです。そのような人物が身近にいては、どんどん惑わされて、自分が本当に進むべき道が見えなくなってしまうでしょう。
他者の意見を聞くことは、もちろん大事ですが「ちょっと違うな」「この人、なんか矛盾している」と感じることが多いようなら、その人物とは思い切って距離を置きましょう。


人気のある人、社会的地位が高い人からの影響を受けすぎない

成功者が書いた本を狂ったように読みあさり、こういう人の書いた本さえ読んでいれば、自分の道が見える、分かるはずと思っている人は危険です。また、身近にいるカリスマ性を持つ人のことを神様のように崇めている人も要注意。自分らしさを失う原因になります。
人は10人いたら、10人違う個性を持っているのです。素晴らしい人たちに囲まれて生きることは大切ですが「人気がある、成功している=素晴らしい人格の持ち主」とは、一概に言えません。そういう人たちのことは尊敬しつつも、心の中で程よい距離を作り、付き合っていくといいでしょう。その方が、自分らしく生きる道が見つかりやすくなりますよ。

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