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群馬大冒険記〜ぐだぐだの聖地ヘビサレム

2018-05-24 02:52
    「私って変わってるんですけどぉ!」
    と自称する人間に変わっている者はいない!
    よくよく話を聞けば
    イケメングループの中でも一番そうではないメンバーが好きだ
    とか
    蛾を綺麗だと思う
    といった個人的センスの相違で理解できる事を理由に
    ”変わっている”と自称している場合が多い!
    ひどい時には
    女子なのに電車が好き
    とか
    仏像を見ると感動する
    とかいう何も変じゃない場合もあったりする!
    本当に変な人は夢にも自分を変だとは思っていない!
    私の友人には
    スカイダイビングに行ったのに
    その日の晩に会っても
    その事を一切話さない男がいる!
    後日理由を問うと
    「あの面白さは口で言っても伝わらない」
    からだそうだ!
    だが彼は間違っても自分を変人と思っていない!

    多くの人間がヘビを恐れる!
    もしくは猛烈な不快感を抱く!
    その理由を
    かの名古屋大学の研究室で追求したところ
    それはDNAに起因するものだとの結論を出した!
    人類がまだモンキーとして樹上生活を営んでいた頃
    木の上まで登って来て命を奪う敵は
    ヘビしかいなかったと言う!
    それを理由に人類は今でもヘビを見ると
    ぎゃっとなるのだそうだ!
    現在の人間が
    林の中に隠れる鹿をうまく見る事ができなくても
    枯れ枝の上で休むヘビを瞬時に認識できる能力は
    そのようにして授かったらしい!
    あくまでも一説ではあるが疑う余地は少ない!

    ところが私は
    ヘビに対して一切嫌悪感を持たない!
    巻けと言われれば巻くし
    食べろと言われたらちゃんと火が通っていれば食べる!
    なんなら無毒を約束してくれるのなら
    一度は噛まれてみたいとも思っている!
    そんな人は少なくないはずだ!
    しかし先の名古屋大学による説に従えば
    これはDNA異常という事になる!
    人類が本来持つべき機能を
    自覚なきままに
    遺伝子レベルで喪失してしまっているのだ!
    思えば確かに
    山やくさむらでヘビを見つける速度が他人よりも遅い!
    必ずと言っていいほど
    「え?どれ?」
    と尋ねる!
    その時点で私の遺伝子学的異常が証明されてる!

    しかし私には別の能力がある!
    林の中の鹿を見るがごとく
    私は”へんてこな場所”を見つける能力に長けている!
    地元の人達が見慣れ過ぎて
    ”へんてこ”だと思っていない場所や物を
    「へんてこだよ!」
    と断言する高い能力を持っている!

    伊勢崎市境総合文化センターの不良職員「ちあき」
    初日のBMWとは全く違う
    白くて小さな日本車で現れた!
    「冷房をつけるとエンジンが止まる」
    「中からドアが開かない」
    といった私にはどうしようもない症状は
    ちょいと修理工場に持ち込んだところで
    回復する事はなかったようだ!

    車内に乗り込むと
    ワークショップ「伊勢崎大王ファーム」を受講した
    「みお」と「さとちゃん」も乗っていた!
    二人の女子は東京からの参加だった!
    群馬人が東京へ行く場合は
    途中の埼玉県内で
    八十八項目に及ぶ
    厳しい出入国審査を受けなければならないが
    逆方向となる東京から群馬への往来は自由だ!
    彼女らはそれぞれ
    さっさと群馬を引き上げるつもりだったらしいが
    ワークショップ終了翌日も私が群馬をひろぐと知り
    『ちあき群馬ツアー2018』への参加を決めたのだった!
    みおに至っては持っていたバスのチケットが
    東京でしかキャンセルできないというので
    ホテルの部屋で破り捨てて来たと言う!
    いいのか?
    そこまでするほど楽しい事が
    果たして群馬にあるのか?

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    (秘密裏に入手した『群馬県民東京入国審査表』抜粋)


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    (秘密裏に入手した『群馬県民帰国審査表』抜粋)

    まず向かう先は
    前回の『ひろぐ』
    『群馬大冒険記〜Heil Vender!』
    で記した群馬名所
    「自販機食堂」だ!
    一日の始まりは平和の象徴から!
    讃えよ自動販売機!

    到着してみて驚いた!
    自販機食堂駐車場には
    既に10人近い数の伊勢崎大王ファーマーズが
    我々の乗る「ちあき号ジャパン」を待ち受けていた!
    と同時に彼らは
    自販機食堂が11時に開店するのを待っていた!
    どれほど楽しい自販機食堂と言っても
    通常は開店前から並ぶ者などいない!
    なにしろ並んで待つほどお腹がすいたのであれば
    向かいのコンビニエンスストアに行けばいいのだ!
    二日間のワークショップで
    「Hirogian Spirits(ひろぎの魂)」を叩き込まれた彼らは
    完全に人間としての軸がずれてしまっていたようだ!
    やがて店主が奥から現れて開店したのだが
    彼は間違いなく我々を
    物好きなよそ者観光客だと思っただろう!
    確かに私を含む3名はそうなのだが
    残る全員が群馬県民だと言う異常事態には
    気づく由もない!

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    「はじめて来た!」
    「近くに住んでいるのに来た事はなかった!」
    「毎日前を通っていたけど入りたくなかった!」
    それぞれがそれぞれの感想を語りながら
    自販機食堂はとんでもなくにぎやかな場所になった!

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    私はまずは伝説のマシン「富士電機VFN901」で
    以前は食べなかったラーメンを350円で購入した!
    出てきたスチロールカップの中身が
    スープにひたった麺だけだったので
    ぎょっとしたのだが
    しばらく食べてみて安心した!
    チャーシュー、メンマ、ねぎといった具は
    麺の底に隠されていたのだ!
    なるほど!
    これが群馬式ラーメンか!
    群馬の運動会には赤組と白組は無い!
    「赤城団」「榛名団(はるなだん)」といった
    山の名前の軍団によって争われる!
    これは恐らく運動会という行事の概念に
    ”山賊たちによる縄張り争い”
    をあてはめたものだと考えられる!
    群馬にはそれほど多くの盗賊が存在し
    盗るか盗られるかで県が発展したのだろう!
    それでラーメンの具も
    盗まれないよう
    麺の下に隠すようになったのではないだろうか?
    なにしろ予想以上においしい朝ラーメンだった!
    ちなみに群馬県にも赤白帽は普及しているが
    「女は赤」「男は白」
    といった無益な用途で使用されているらしい!
    教師たるもの女か男かなど姿を見てわかれ!

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    ついでに「グーテンバーガー」も頂いた!
    グーテンバーガーとは
    かのマルシンフーズが
    自動販売機用に開発した「ハンバーガー」の名称だ!
    圧倒的にアメリカを象徴する食べ物が
    なにゆえ「ドイツ語」で「良い」と褒められているのか
    理由はまったくわからない!
    しかしなんとも響きがいいではないか!
    恐らく私は
    「グーテン寿司」や「グーテン蕎麦」
    「グーテン餅」に「グーテン醤油」があれば
    それを贔屓するに違いない!
    現在では既にマルシンフーズが
    自動販売機ハンバーガーから撤退しているので
    中身は間違いなく違う会社の物なのだが
    『グーテンバーガー』と看板の出された販売機であれば
    それはグーテンバーガーなのだ!
    食べてみると実にしっかりとしたハンバーグで
    マルシンフーズへのリスペクトの高さを感じさせる物だった!
    はい!
    みんなでグーテン!

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    自販機食堂にあるのは食べ物の販売機だけではない!
    ゲーム機や!

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    こんなのや!

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    悪名高きいんちき玩具販売機
    「コスモス」なども設置されている!

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    この「コスモス」に関しては
    最近とても仲良くしている仙台のローカルタレント
    「ワッキー貝山」の話題も含めて
    いずれ『ひろぐ』で特集させていただこうと考えている!
    なにしろ私は幻の玩具販売機「ピーカップ」に関する情報を
    今でも方々で探っている!

    さぁ!
    また今日もバッジを買おう!
    あなたならどれが欲しいだろうか?
    私は当然一番下の「うどん そば」だ!

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    こんな色気のない
    お風呂屋さんでかみそりを売るような自動販売機に
    高いのか安いのか200円を投入して
    レバーを下に下げる!

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    やった!

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    ついでに「富士電機VFN901」の
    天ぷらうどんボタンを模した
    キーホルダーも入手!
    自販機食堂のグッズはものすごくセンスが高い!

    はてさて!
    私はかなり昔からこんなCDを持っている!
    群馬県に住むファンからの贈り物だ!
    もしもこれを読んでくれていたら
    ずいぶん遅れてのお礼を申し上げておこう!
    ありがとうだニョロ!

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    まるで「イ・パクサ」のポンチャックを思わせる
    力強さをまったく感じさせないテクノをベースに
    これまた押せば倒れそうな正行のボーカルが独り歩きする!
    (正行が誰かは知らないが!)
    その手足をもがれたようなメロディの哀れな様は
    まさにスネーク感でいっぱいいっぱいだ!
    珍盤の中の珍盤と言っていいだろう!

    『ちあきと巡る群馬ツアーin群馬』!
    向かった先は
    これまで私が多くの脚本やトークで馬鹿にした
    群馬県民専用行楽施設
    「ジャパンスネークセンター」だった!

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    生い茂る樹木で看板が隠れても
    誰も気にしないそんな場所
    「ジャパンスネークセンター」!
    最初に私がこの地の噂を聞いた際には
    ”藪塚へびセンター”といったような名称だった!
    これは教えてくれた人の間違いなのだろうと思ったのだが
    入園してみると
    案内板には「へびセンター案内」などと書かれている!
    ここはどうやら各自のフィーリングで
    何と呼んでもいい場所なのだ!
    人によって呼び方の違う場所!
    まるでエルサレムだ!
    じゃあ「ヘビサレム」だ!

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    ヘビサレムの園内で
    更に多くの伊勢崎大王ファーマーズが合流した!
    『ちあきと巡るヘビサレムの旅』御一行は
    次第に膨れ上がっていった!
    驚くべき事にここにいるほとんどが
    先に述べた遺伝子異常を抱える者達だった!

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    ここは本来
    国内最高峰の蛇毒の研究施設で
    園内にある研究所には
    世界中ほぼ全ての蛇毒に対する血清が
    管理されていると言われている!
    なのでヘビサレムではどれだけ噛まれても安心だ!

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    しかしまぁ
    その研究所内を見学する事ができないとなると
    一般観覧者である我々が目にするものは
    ただひたすらのヘビと
    建ち並ぶまるで廃墟のような観覧施設だけだ!
    平日の昼間とあって
    他の観覧者と出会う事は皆無で
    そこで命を持っているのは
    我々とヘビだけの世界だった!
    次は何だろう?
    ヘビだ!
    その次は何が見られるのだろう!
    ヘビか!
    あれ?
    何かいるぞ!
    ヘビだよ!
    ややっ!
    あれは!
    ヘビだ!
    次第にそれがヘビでも水道ホースでも
    どうでもいい気分にさせてくれる!
    そんな線だけの世界!
    それがヘビサレムこと
    ジャパンスネークセンターだ!

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    次もどうせヘビだろう!
    ん?
    ヘビか?
    いや!
    ・・・「恐竜」だ!

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    しかもぐだぐだだ!

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    ここに恐竜がいる事はなかなかの大問題だ!
    なにゆえジャパンスネークセンターに
    恐竜の展示コーナーがあるのか?
    これはほぼ間違いなく
    「恐竜=太古の爬虫類」
    と定義されていた時代の悪しき遺産であり
    人類の負の歴史を展示しているものに他ならない!
    だがそこがいい!
    それでいい!
    恐竜達が「迷惑だ!」と叫ぶ!
    それはそうだ!
    彼らが爬虫類ではない以上
    彼らもまたヘビを恐れたはずだ!
    2010年にはインドにおいて
    ヘビが「竜脚類」恐竜の子供を襲う姿が
    そのまま化石として発掘されている!
    数万年後の地球で最もメジャーな生物が
    「昔の生き物」
    として人類と爬虫類を同じ棚に陳列していたら
    我々も「迷惑だ!」と叫ぶに違いない!
    これらの恐竜展示は
    そんなぎくしゃくで私を深くひろがせた!
    何も見せてはくれない”見晴らし広場”で
    そんな思いにふけった!

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    ヘビサレムでは
    無毒なヘビは擬似的な藪を作ったプールの中で
    なかなか自由に生活している!
    噂によると
    時たま猛禽類やカラスなどの雑食鳥に
    彼らはぱくりとくわえられ
    べらんべらん暴れながら
    近隣の民家の庭や屋根などに運ばれ行くという!
    時が来たのだ!
    恐竜は進化して鳥になった!
    私を含む多くの人類が
    遺伝子からヘビへの恐れを失ったのと同様に
    鳥たちもまたヘビなどただのにょろだと認識した!
    かつて脅かされた敵に対して
    進化を遂げた今になって
    恐竜は復讐を始めている!
    ヘビサレムはエルサレム同様
    おだやかではない場所というわけだ!

    「ここのすぐ上に”三日月村”があります!
     行きましょうよ!」

    なんすか三日月村!
    ・・・まぁ行ってみようか!
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