競輪とギア比の話
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競輪とギア比の話

2014-02-20 03:43
  • 1
少しTwitter上で競輪のギア比規制の話が出ていたのでTwitterで書込してもいいのですが、文章が短くなるのでブロマガを使わせてもらいます。

そもそも大ギア化の規制の話がドコから出て問題化してるかは今回置いておきます、

大ギアとは何か! 漠然としか理解出来てない人が結構いそうなので少し解説

ギア比の決定は前ギアがチェーリング等分かりにくい名前なので今回はフロントギア、(Fギア)リアギア(Rギア)として進めて行きます。

終速を上げる為にRギアのコマ数18丁→15丁に落としてFギアが60丁だとすると60÷15で4倍のギア比になります、これは何を意味するかと言えばFギアが1回転するとRギアが4回転します、今回のギア18丁のままだと60÷18で3.33、、現実的な数字じゃないのでRギアが16丁として3.75になります! おっとイキナリ現実的な数字になりましたが、このままだと中間のギア比が出せなくなるので、Fギアを58丁 Rギアを15丁にすると3.86の中間のギア比が完成しました。

しかし自転車の場合は終速だけでは語れない踏み出しの良さ、伸びの良さはギア比だけでは決まらない部分もあって

http://www.geocities.jp/jitensha_tanken/gear_ratio.html

ギア比早見表
実際の3.8台のギア比を作る場合54x14(3.86),50x13(3.85)となります、近似値のギア比ですが踏み出し感などは全然違ってなぜかギア比が伸び重視なのに54x14の方が踏み出しが軽いと言われてます。

しかしある時期からロードバイクだとオーバードライブのギア比の4倍以上を踏む選手が登場
山崎くんの登場! その前にギア比変化の時系列を少々

昔も今も競輪学校では大ギアを使うのは脚が回らなくなった老兵のギア比と言われスカスカのギア、3,5台を回転力で前に進ませる練習をしてきた訳なんですが別に間違ってはいないし、回転力はやはり大事なんですが回転力を維持するのも限界があるのも確か!

軽いギアで回転力を活かして走る方法論はギアが吹け切ってしまうまで踏んだ場合、持続力という壁にまずぶち当たります、たとえある程度のダッシュで他ラインを引き離しても人間必ず乳酸が溜まって動けなくなって失速してしまい楽をしてる選手に差されたり捲くられてしまいます、
若い頃は練習によって持続力をアップさせたり回転力アップである程度までは残れる訳なんですが、必ず体力が落ちてくるので(毎晩飲みに行ったり練習しなかったり)マークに転向したり自在にチェンジしたりしていきます。

ココに来て回転力が落ちてくるとある程度の終速を求める方法としてギア伸び重視にする訳なんですが、山崎が出てくる前は岡山の豊田選手がRギアを1丁落としてG前に強烈な差しを演じてましたが、ビッグで優勝する様な事にはなりませんでした。

10年前位は京都の村上、石川の小嶋のツートップで先行力日本一を競っていました流石にトップランカーの回転力は今でも凄いと思いますが(多分皆が思ってる競輪の形)
長距離は踏めないけど300Mだけのダッシュ力は負けないぜ!って捲り選手が出てくる訳なんですが、それでもこの当時は回転系の人達

山田裕二が極端なスピードは無いけどムダのないフォームである程度長く踏めるスタイルでGP連覇を達成(しかし今思えば普通のギア)

勝つメンバーが固定されていた時期に山崎が大ギアを履かせて(記憶だと一番最初に見たのが4.08位だったはず)逃げ、捲りで勝つ様になってから大ギア時代の到来

今までは引退間際の選手のギア比が勝つためのギア比になってしまったのです、
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大ギア化によっての弊害
①先行ラインがソコソコのスピードで行ってしまうと加速に時間の掛かる大ギア捲りラインが届かない、
②捲ってる最中に合わされると対処出来ない
③途中で誰かに追突してしまう
④失速すると立て直しが困難
⑤転倒しやすい?

しかしこんな事は選手は我々一般人より理解している訳で平均スピードが上がってしまっている以上、回転力を維持出来ないのですから仕方ないと考えるのが自然じゃないでしょうか?

大体声高に大ギア反対って言ってる人の顔が見たい! 本当に何を基準にダメと言ってるのかまず分からない、↑の3以外は昔のギアでも起こっていた事だし転倒して身体的に怪我をするのは選手、客は妄想が砕けて文句たれるだけ、投票する側と違って選手は競輪選手として生活しなきゃダメって根幹部分を完全に否定してるように思われます、
競輪選手は競輪を客に魅せる為だけに存在してるが如きの妄想を押し付けてるに過ぎないって事に気がつかないのかな? 

自分のイメージと違うからギア比否定? 選手の能力否定? 昔のイメージに固執する客側のスタイルそのものが競輪を衰退させてるとは考えないモノなのかと疑問に思ってしまいます。

現状だと仮に大ギアが禁止された場合、何割の選手が一気に脱落するか少しでも考えればわかりそうなもんだと思いますけどね、
部分部分で見た場合ギア規制で効果はでるかもしれませんが、誰が一体得をするの?って思います、選手生命?それとも妄想車券?
イエローラインが出来て選手側の戦法の幅が減ってしまって当時は異論が出ましたが結局はあまり意味がなくなってしまったし、規制で何か良くなった事って一つでもあればいいんですが、規制をする時は感情論で押し切って(根拠が薄いって事)ダメになったら仕方ないとか、規制に加担した人間が全く責任を取ろうとしない、大ギア否定をする事は何割かの選手生命を奪う事に加担するように僕は見えますがどうでしょうか? 
Twitterで最高ギア比を3.77にしろとかの意見を見ましたが対応できない選手に対しての担保の話が全く出ない、確かにつぶやくのは結構ですが極々個人的な気持ちを誰かの為に代弁してるかの如く大声で叫ぶのは見ていて情けなく思います。

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大ギアの懸念に対して同意する所が一つ
クランク長を稼がないと踏めないギア比だと前橋(H部分でも結構斜度がある)などのバンクだとクランクが地面に接触(S上位のハイスピード戦)して落車するケースがあるので、追突等の注意で避けられる部分と構造的にダメって部分は切り離して考えたいですね!

クランクを長くするメリット 大ギア化で終速PUしたいけれど加速と踏切を考えた時効果絶大、クランクについては画像参照










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画像が映ってねぇー!
まあでも文面だけで
充分 勉強になりました❗
ありがとーございます
52ヶ月前
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