• ”小さな星たち”の小宇宙を創るユニット・りるすたーについて

    2020-05-13 04:20

    はじめに

    先日、モバマスのイベント・ドリームライブフェスティバルにてユニットりるすたー(松原早耶、安斎都、今井加奈で構成)が再登場しました。ライバルユニットとしての登場は、約1年ぶり3回目となります。

    最初の登場から次の展開までは時間があったユニットですが、ここ数年はシンデレラガールズ劇場やデレぽを通じて交流が密に描かれているユニットでもあります。
    ※3人での初登場は2014年、その後2017年にシンデレラガールズ劇場で登場するまで3人揃って描かれることはなかった

    さて、今回のりるすたーですが、いずれの台詞もこれまでの歩みを大いに感じさせる素敵なものとなっています。ライバルユニットとしての登場は3回(早耶と都ちゃんだけだった初回を含めると4回)ですが、その間に絆を深めた事、アイドルとして成長したことが良く見えます。同時に、ユニットとしてのメッセージ性も前回登場から見えるようになってきました。

    この記事では、今回の台詞に今までの歩みがどう表れているか、また、りるすたーとはどういうユニットなのか、早耶Pの立場から整理していきます。

    1.今回の台詞に繋がる歩み

    台詞を以下に引用しながら、今回の登場で描かれたりるすたーの歩みを見ていきます。

    1-1 登場台詞

    都:私の頭脳によると…LIVEを盛り上げるホシは、みなさんです!
    早耶:ホシは確保しなきゃねぇ♪みんなの心、掴んで離さないからぁ!
    (今回・登場台詞)

    登場台詞は、りるすたー初登場時のDRAW台詞を強く意識しているでしょう。

    早耶:星、まだ見つからないみたい~。でも早耶、くじけませんよぉ
    都:早く白黒つけたいところですね。どこなんでしょう、犯人…ホシは…
    (2人体制・DRAW台詞)

    りるすたーは「LIVEで光るちいさなスター」(3人での初登場時)という台詞にある通り、Little starから取られているユニット名だと思われます。そのため、ライバルユニットとして登場する度に「星」というワードが登場します。

    一方で、犯人や容疑者を意味する「ホシ」(カタカナ表記)が用いられたのは、先に引用した箇所のみです。

    もちろん、3人の歩みに合わせて、「ほし」という言葉は意味を豊かに、深くしてきました。引用した箇所では早耶が「星」と表現しているように、「ホシ」と表現していないことが、ただちに、その意味を排除することは意味しないでしょう。

    ただ、今回改めて「ホシ」という表現を用いたのは、初登場時にまだ手探りだった「ほし」(ここでは「星」であり「ホシ」でもある豊かな意味を持つものとする)の在り処を明確に見定めたことを示すためだったと考えられます。

    とりわけ、(詳細は次章で後述しますが)初登場時はいったんはライブバトルの勝敗(白星、黒星)こそ「ホシ」というところに辿り着きましたが、その理解が転じてきたことを、改めて示す意図があるように思います、

    そして、この結論は他でもない都ちゃんの「頭脳」から導かれたもの、すなわち、これまで積み上げてきた結果から「推理」されたものと表現されている点に、確かな足取りを感じるのです。

    1-2 DRAW台詞

    早耶:甘えん坊でも、みんなといれば頑張れる♪早耶の名推理です~
    都:推理には証拠が必要…よろしい!今からご覧にいれましょう!
    (今回・DRAW台詞)

    今回特に気に入っているセリフです。この都ちゃんの台詞をぜひボイス付きで聞きたいですね…。

    さて、この台詞は早耶の成長を強く示すものです。りるすたーの台詞からであれば、2人体制で登場した際のWIN台詞を踏まえているでしょう。

    早耶:やだぁ、黒星ぃ~★ねぇねぇ都ちゃん、早耶は悪くないよねぇ?
    都:この助手さんは甘えグセが…つ、つぎのステージで頑張りましょう!
    (2人体制・WIN台詞)

    この当時の早耶が手を抜いていた、と言うつもりはありませんが、アイドルとして頑張る、という気持ちや、そこへのモチベーションは今とは差があっただろうと思います。

    早耶がアイドルとして、いろんな魅力を磨くことをポジティブに楽しめるようになっていく過程は、早耶を応援してくれる人が可視化される過程と歩みを同じくすると思っています。応援してくれる人がいるから、その人のためにもカワイく、また、魅力的になろうと舵を切ってきた子です。この数年の歩みは早耶の在り方を少しずつたくまくしくしてくれました。

    「甘えん坊」という台詞に着目すれば、デレステのロワイヤルハートの台詞は今回DRAW台詞を紐解くうえで直接的な手掛かりになります。

    むぅ~。早耶だってわかってますよぉ~。甘ったれと、甘えんぼうは違いますもんねぇ。だから、早耶、頑張りますぅ。
    可愛くなりたいって、誰よりも思ってるのは早耶だからぁ……。早耶がいちばん頑張らなくちゃ。今まで伝えた言葉、嘘にしたくないからぁ~。
    でも、ちゃんとやり遂げたら……甘えてもいいですよねぇ?○○さん♪可愛くて、甘えんぼうな女の子。それが松原早耶なんですぅ~♪
    ([ロワイヤルハート]松原早耶・親愛度MAX)

    早耶は「甘える」という言葉の二側面を知っています。そして、今回のDRAW台詞にある通り、カワイくあるために「甘えん坊」であることは決して頑張ることを阻害しないこと、都ちゃんと加奈ちゃんと一緒なら頑張れることが、今は当然のように語られるに至ったわけです。

    何より嬉しいのは、そうした早耶の在り方を「証拠」は揃っている、と疑いを一切挟まずに言ってのける都ちゃんの存在です。2人での初登場から今までの歩みがとても強く感じられる素敵な台詞でした。

    1-3 WIN台詞・LIVE開始時台詞

    加奈:よかったぁ~!わたしたち、ちゃんと息ぴったりだったよねっ!
    早耶:うふふっ、今日のために、みんなで猛特訓してきたもんねぇ♪
    (今回・WIN台詞)

    この台詞は3人での初登場時のWIN台詞を踏まています。

    早耶:早耶たちの息が合ってなかったぁ? 一緒に掛け声するぅ?
    都:それが原因かもしれません! 次はみんな一緒にやりましょう!
    (3人体制初回・WIN台詞)

    3人体制での初登場時、敗北の原因は息が合っていないことに求められました。なお、この際もLIVE開始時の台詞で「みんなでファイファイ、おーっ!」、「早耶もファイファイ…お~っ☆」と掛け声はしています。

    そして今回、改めてライブ開始時の台詞に掛け声が用意されました。しかも、りるすたー専用掛け声です。

    早耶:コールしてくださぁーいっ♪
    加奈:りるすたー!ふぁいおー!
    (今回・LIVE開始時台詞)

    今回の掛け声から、りるすたーが何度かライブをこなしていて、ファンとコーレスする関係が築き上げられるまでに至ったことを読み取れます。そして、「一緒に掛け声」をする「みんな」の範囲が3人だけでなく、その外まで広がっていること、そのうえで「ちゃんと息ぴったり」に落ち着けるところに、歩みが見えます。

    そして、この台詞がWIN台詞(りるすたーにとっては敗北)で登場する点も素敵なのです。りるすたーにとって勝敗の価値がすでに以前とは全然違う位置にあるのです。

    初回登場時は技術的な未熟さ、そして、ライブバトルに敗北したことにフォーカスされました。一方、今回はライブバトルに負けたことへのネガティブなコメントはなく、また、敗北したとしてもユニットとしては猛特訓の成果を遺憾なく発揮できるところまできています。

    また、ライブバトル敗北に対して何も思うところがないのか、いや、そもそもライブバトルってなんだよ、勝敗はどう受け止められる売るものなのか――という疑問もありますが、勝敗以上のところに価値を置いて活動している点に、ユニットとしての成長を見出せるように思います。

    個人的な見解としては、会場のファンも巻き込んだうえでの「りるすたー!ふぁいおー!」も踏まえつつ、「ちゃんと息ぴったり」だったことに彼女たちは喜んでいるのではないかと見ています。ファンも巻き込んで一緒に盛り上がれた、発揮しようとしていたパフォーマンスを成し遂げたことに、彼女たちの今回のゴールがあったのかもしれない、と思うのです。

    1-4 LOSE台詞

    早耶:可愛いからって、早耶たちを侮ったら、めっ!ですよぉ♪
    都:小さくても、心の輝きは一等級!それが、りるすたーですから♪
    (今回・LOSE台詞)

    今回の都ちゃんは本当に素敵な台詞をたくさん残してくれました。この台詞もとても感じ入るものがありました。

    既に引用した通り、りるすたーは「LIVEで光るちいさなスター」を目指すユニットとして登場しました。都ちゃんのこの台詞には、「わたしもふたりと一緒に人気者めざして頑張りますっ☆」という加奈ちゃんの台詞が続きます。

    ライバルユニットとして再登場する以前、私は「りるすたー」というユニット名はいつか変わってもいいのではないかと考えていました。いつまでも「ちいさなスター」であり続ける必要はない、おおきなスターを自称するまでに至ってほしい、と。

    ただ、前回登場時に「小さな星」であることを、決してネガティブな意味で用いていないことが暗に示されているように感じ、このユニットは「りるすたー」だからこそできるアプローチがあると考え始めるに至りました。

    そんな私にとって、あるいは、それ以前の私にとっても、都ちゃんの今回の台詞はとても眩しく響く言葉でした。その大きさは眩しさと決して同じではない。何より、その輝きを「一等級」と疑いなく言ってのける様、全てが美しくて、あまりにかっこよかったです。

    2.りるすたーというユニット

    上記で整理した今回の台詞から見える歩みも踏まえて、りるすたーとはどういうユニットなのか、早耶Pの立場から整理します。

    りるすたーというユニットは、ここまで度々触れている通り、小さな星(Litlle Star)から取られている名前であり、その台詞にも「星」(あるいは「ホシ」)が頻出します。そして、「星」のイメージがどのように変遷しているかを追うことで、りるすたーがどんなメッセージを発しているか見えてくるように思います。

    2-1 2人体制時

    早耶と都ちゃんの2人体制だった初登場時は、「星」は外部から与えられるものでした。それは衣装の星であり、白星/黒星という形で表現されます。2人が求めた星は勝敗と結びついており、ライブバトルに勝つことが強く意識されています。

    だからこそ、既に1-2で引用した通り、2人はWINの台詞(=りるすたーにとっての敗北)で悔しさを滲ませます。

    また、この時点では「キラキラ光る」ことは衣装の星とセットの文脈で語られています。

    早耶:早耶たちはぁ、キラキラ光るコンビなんですぅ♪ねぇ、都ちゃん?
    都:そうです。衣装にもこんなに!どこに隠そうが見逃しませんよ!
    (2人体制・登場時台詞)

    早耶:んふふ、白星、もらっちゃいましたぁ☆服につけられるかなぁ~
    都:身につかなくても、栄誉はずっとついてきます。えっへん!
    (2人体制・LOSE台詞)

    冒頭で指摘した通り、ここでは「キラキラ光る」ことと結びつく「星」が外部から与えられるものとしてあらわれます。この時点では、2人がそのものとして輝くという文脈がまだ存在していません。

    2-2 3人体制初回

    個人的な印象として、加奈ちゃんの加入がりるすたーの在り方に大きな影響を与えたのではないかと思っています。もう少しメタ的な表現をすれば、3人での初登場時に加奈ちゃんが残した台詞は、以降のりるすたーの在り方を大きく方向づけたと思います。


    都:新たなメンバーを加えて、LIVEで光るちいさなスターになりますよ!
    加奈:わたしもふたりと一緒に人気者めざして頑張りますっ☆
    (3人体制初回・登場時台詞)

    加奈:みんなの笑顔がきらきら輝いて…それが一番の星ですよねっ♪
    早耶:三人で輝けたら、もっといっぱいきらきらできるよねぇ
    (3人体制初回・LOSE台詞)


    加奈ちゃんによって「星」(また「スター」)の意味が決定的に変わったと思います。「LIVEで光る小さなスター」は、LIVEバトルに勝てることをここでは意味しません。それは「人気者」のことであり、明確に応援してくれる人という相手がここで登場します。そして、「一番の星」はみんなの笑顔がきらきら輝くこととして提示されます。

    このとき、三人で輝けたらもっと「きらきら」できることが早耶の口から語られます。前節で指摘した「キラキラ光る」ことは外部から与えられるものでしたが、今度は自分たちから輝こうという方向性がここで生まれているのです。もちろん、それは「みんなの笑顔」をもっときらきら輝かせるため、という文脈が挿入されることによって生まれています。ライブバトルの勝利を目指す過程からは生まれえなかったもの、かもしれません。

    だからこそ、ここでのWIN台詞(=りるすたーにとっての敗北)では、前回ともすれば甘ったれたことを言っていた早耶から「早耶たちの息が合ってなかったぁ? 一緒に掛け声するぅ?」という台詞が出てくるのです。
    ※そして、これが1-3で指摘した台詞に繋がっていくのです

    りるすたーにおいては「みんな」も「星」の輝きを持つことが挿入され、同時に、りるすたーの3人が輝くことが必要、とここで舵が切られたと思うのです。

    2-3 前回登場時(3人体制2回目)

    間隔をずいぶん空けてからの登場となった前回、りるすたーのユニットコンセプトが明瞭に打ち出されたように思います。

    加奈:小さな星たちが作る夢の世界へ、りるすたーがご案内ですっ♪
    早耶:可愛いがギュッとつまった、早耶たちの星を見失わないでねぇ♪
    (前回・登場時台詞)

    都:あなたの心にも、星の光が!
    加奈:一緒に見つけましょうっ!
    (前回・LIVE開始時台詞)

    3人での初回登場時、「みんな」も「星」であることが言及されました。そして、前回登場にあたって、その点がより明瞭に語られています。「みんな」、いや、もっと直接的に「あなた」にも「星の光」がある、と。

    再登場までの数年を経て、3人ともアイドルとしてうんと輝きを得たと思います。早耶Pの目線で言えば、この登場時までに早耶はぐんぐんと歩を進め、どうやって歩みを進めたいか、どう輝きたいか、という点がかなり明瞭になったと思っています。

    そんな彼女たちは、ライブにおいて先導者、あるいは伴走者としてあらわれます。

    都:頼れる仲間、信じられる相棒...一緒だから見える光があります!
    早耶:今は気づかなくても、早耶たちと一緒なら見つかるかもぉ!
    (前回・DRAW台詞)

    既に輝きを得た「星」として、まだ光を探している「あなた」に寄り添い、導きます。ライブは、応援してくれるたくさんの「あなた」、すなわち、「小さな星たち」と作る「夢の世界」なのです。

    このように眺めると、3人での初登場時に「三人で輝けたら、もっといっぱいきらきらできる」と語っていた内容が拡張されていると言えるでしょう。りるすたーのライブは、「あなた」を含めた「小さな星たちが作る夢の世界」です。目標はみんなで輝くことにまで拡張されたと言えるのではないかと思います。

    そして、「自分だけが持つ、輝く星」を一緒に探す(また、それによって「夢の世界」をライブに顕現させる)ことこそが、りるすたーというユニットのコンセプトなのだと思います。WIN台詞(=りるすたーにとっての敗北)で背中を押して送り出してくれるこの台詞に、その点が如実に表れているでしょう。

    都:自分だけが持つ、輝く星…あなたは既に見つけていましたか!
    加奈:自分だけの光があれば、大丈夫! 少しづつでも、前へ進めます♪
    (前回・WIN台詞)

    早耶Pの立場から、松原早耶の文脈を補足的に追加します。早耶は流行を追いかけるのが好きな子ですが、その歩みを進めるにしたがって「早耶のムーヴ、起こしますぅ」([カラフルリフレッシュ]松原早耶+ LIVEバトル)など、追いかけられる側を目指すようになります。

    先導者としての側面も持つ前回登場時の在り方は、早耶にとっての成長も示すものだと感じます。

    2-4 今回登場時(3人体制3回目)

    今回の台詞は、既に見てきた通り、今までのりるすたーの歩みを総決算するような色が濃かったように思います。そして、だからこそ、ここまで整理してきたりるすたーのユニットメッセージも同様にみられると思います。

    1-1でも指摘した通り、登場時に「ホシ」の確保を高らかに宣言する様には、社会登場時(2人体制)とは違い、ライブにおいて何が「ほし」であるかを既に疑いなく見据えていることが伺えます。そして、それは「確保」しなきゃいけない対象であり、同時に一緒に「りるすたー!ふぁいおー!」する相手でもあります。りるすたーのライブはたくさんの「あなた」と共に成立します。

    だからこそ、1-3で指摘した通り、WIN台詞(=りるすたーにとっての敗北)であっても、みんなで「息ぴったり」であったことがフォーカスされ、好意的に受け止められるのだと思います。

    そのうえで、今回の大きなアップデートは「小さな星」の解釈だと思います。3人も含めて個々人は小さな星です。それを認めたうえで、でも「心の輝きは一等級」とそのきらめきを自称するに至ったです。

    おわりに

    以上を踏まえてりるすたーがどういうユニットか一言で表すならば、「みんなで一緒にきらきらする」ユニットなのではないかと思います。たくさんの「あなた」が「星」に喩えられ、きらきらする資質を持っていることを3人は肯定し、先導し、伴走します。そして、そんな「小さな星」たちが集まって「夢の世界」を作るのが、りるすたーのライブなのだろうと思います。

    私は、この文脈は「M@GIC☆」の描く世界観と極めて近しいと感じます。

    M@GIC 太陽じゃない
    M@GIC 月でもない
    ゼンゼン近くにあるキラメキ
    それぞれの手の灯りつなげて
    世界 照らしに行こう
    明日への道を
    Go! Go! Go!

    りるすたーの3人は、たくさんの「あなた」と同じく「小さな星」です。太陽でも、月でもなく。だからこそ、寄り添える。だからこそ、「みんな」以上に、たくさんの「あなた」に訴えかけるユニットなのだろうと感じます。

    担当外のざっくりしたイメージが入ってしまいますが、これはりるすたーの3人だからこそのイメージを多分に含んでいる、いや、この3人だからこそ出せるユニットイメージなのではないかと思います。

    たくさんの「あなた」に寄り添えるという点では加奈ちゃんの文脈が、「ほし」を追いかけるという点では都ちゃんの文脈が、そして、追いかける者から追いかけられる者(≒先導する者)という点では早耶の文脈が見えるように思います。こういった点は、各担当からぜひ語っていただきたいところです。

    一方で、こうしたユニットイメージを除けば、純粋に仲良しな3人組だと思います。都ちゃんの提案に早耶がノって(実はノリがいいんです!)、加奈ちゃんが振り回されて…そんな愉快で、楽しい3人組、かなと。
    ※早耶が肩肘はらずにきゃっきゃきゃっきゃとはしゃげる相手がいることはとても嬉しいことです。早耶にとっても大事な場所だという確信があります

    今後とも素敵なユニットとして登場してほしいですし、また、仲良しな3人として遊んでいるところがたくさん見たいです(みくを含めて、りるすたー探偵事務所withよく遊びに来る猫、みたいな公演とか見たい…)。

    ちょうど総選挙の期間もまだ残っているので、よろしければ3人を応援していただけるとありがたいです!

    おまけ(りるすたー年表)

    手元で分かる限りで、りるすたーの歩みを整理しました(日付については多少の前後があるかもしれません)。ここでは3人での登場に絞って記載していますが、3人のうち2人が登場する機会もいくつかあり(主にデレぽ)、ユニットを通じた関係が醸成されていることが伺えます。

    なお、りるすたーの歩みについては、ニコニコ大百科の記事も充実しています。
    https://dic.nicovideo.jp/a/%E3%82%8A%E3%82%8B%E3%81%99%E3%81%9F%E3%83%BC

    --りるすたーの歩み--
    2014年9月1日 ライバルユニット
    http://deremas.doorblog.jp/archives/40721846.html
    初登場時は早耶と都ちゃんの2人ユニットであった

    2014年11月25日 ライバルユニット
    http://deremas.doorblog.jp/archives/42085836.html
    加奈ちゃんを交えて3人での初登場となった

    2014年12月~2017年10月 準空白の期間
    ただし、早耶と都ちゃんの間にはアイドルトークが、デレステの1コマでは早耶と加奈ちゃんの絡みが描かれるなど、3人での登場はないが、繋がりは見えた

    2017年11月30日 シンデレラガールズ劇場1004話「定番の場所です!」
    前川みくのガシャ登場に関係して追加された劇場で、突如再登場した。私事ですが、みくPでもあるので、心臓が止まりました。
    ※なお、この劇場は2018年11月30日のシンデレラガールズ劇場1198話「一年越しに解けた!」でみく・都ちゃんにより言及されている

    2017年12月23日 シンデレラガールズ劇場1017話「破られないように!」
    前回の登場から1ヶ月も経たずの供給となったこの回は、3人の関係性がよく見える内容となっている。

    2018年5月23日 シンデレラガールズ劇場1098話「都探偵・依頼の報酬!」
    みんなでおやつしながら雑談している…仲良しじゃん…

    2018年6月17日 デレぽ
    ここでもみくを交えたやり取りが行われた。探偵団にかかわりが深い猫ポジションが確立されつつあるのでは…?

    2019年3月18日 ライバルユニット
    約4年半ぶりにライバルユニットとして登場した。

    2019年6月21日 デレぽ
    加奈ちゃんのお見舞いに早耶と都ちゃんも訪れていたことが判明した。

    2019年8月28日 デレぽ
    志乃さんのお悩み相談にコメントしていく面々の中にりるすたーが見られた。

    2019年12月22日 デレぽ
    クロスワードの日ということで、クロスワードパズルをりるすたーが提供した。これは、明確にりるすたー3人からのメッセージである。

    2020年5月3日 ライバルユニット
    前回登場から約1年、三度ライバルユニットとして登場した。


  • 広告
  • 早耶の「瞳」に恋をして――「第14回俺達の少女A」に寄せて

    2020-05-09 21:36

    はじめに



    2020年5月8日に放送されました「第14回俺達の少女A DAY1」にて、松原早耶の音源を紹介していただきました。振り返ると、今回で5回目の採用となりました。毎回のことですが、素敵な場を提供していただき、本当にありがとうございます。

    聴いてくださった方はもちろん、そのうえで投票してくださった方もあわせてありがとうございます。今回のプレゼンが、松原早耶を知る、好きになる、あるいは、さらに魅力にハマる一助になれば幸いです。

    さて、この記事ではプレゼンの原稿本文および、そこに込めた意図をまとめたいと思います。以下、読み上げ原稿を記載します。

    1.原稿本文

    嘘の統計でアイドルを見る!今回は2月にSSRが実装された、松原早耶について嘘の統計とともにお届けいたします。

    さっそく、早耶の瞳に恋しているか、尋ねた円グラフから見ますと、恋している、どちらかといえば恋しているがあわせて49%となっています。甘えん坊な側面を持ちつつも、可愛くなることにひた向きな姿勢が支持されているようです。

    また、ブログなどを通じて「好き」を発信する姿勢は若者を中心に広く人気を得る要因になっていると考えられます。Stay Homeが求められる今だからこそ、いろんな「好き」を発信できる松原早耶への注目がますます集まることが期待されます。

    一方で気になるのが、恋していない、どちらかといえば恋していないをあわせると24.7%にのぼることです。早耶自身が可愛くあろうとする振る舞いはいまだに「ぶりっ子」と批判されているそうです。
    それでも、今の早耶には支えてくれるプロデューサー、ファン、仲間の存在があります。だから、今の早耶は批判に下を向くことはありません。

    プロデューサーさん、やっぱり早耶は間違ってなんていませんでしたぁ。誰に何を言われちゃっても、自分に正直になってぇ、したいことをしちゃっていいんですよ。
    そのおかげで早耶は前よりもカワイくなって、みんなもカワイイ早耶をいっぱい見られて♪……早耶のカワイさは早耶たちふたりの頑張りがあったから、たくさんの人に知ってもらえましたぁ。
    だから次は自分をもっと好きになって、好きを頑張るってことを伝えていきたいんですぅ。そうすれば早耶みたいに、大切な人に出会えるってみんなに知ってほしいですからぁ♪
    ([君の瞳に恋してる]松原早耶+ 親愛度MAX台詞)


    賛同と批判をそれぞれ抱えたこのグラフには、今まさに早耶が進もう、示そうしている姿勢がよく見えるわけです!

    そして、お隣の棒グラフは、早耶の瞳ではなく、別の部位に恋をしていると答えた方へ、どこに恋をしているか答えてもらったアンケートです。みんな早耶の唇に恋してますねぇ!

    確かに、上目遣いが得意なポーズと度々言及されますが、パーツとしての瞳を推すことは今までなく、パーツであれば唇を推す発言が目立ちます。ではなぜ、「早耶の瞳に恋してる」なのでしょうか。

    推測にはなりますが、このカード名は「君の瞳に恋してる」をオマージュしているものでしょう。元の曲名、Can’t Take My Eyes Off Youは直訳すると「君から目が離せない」です。

    プロデューサーを信じて勝手に追いかけてきて、自分のことをずっと見ていて、好きでいてと言っていた早耶への返答と考えられるわけです。特技名が「わがままハートに振り向いて」なら、こちらは「見ているよ」ではなく、既に「目が離せない」なんですよ、この言葉をSSRというタイミングで送っているわけです。

    もちろん、これは早耶の瞳が美しいことを大前提としています。その造形はもちろん、いろんな「好き」を捉える点にその美しさが宿ると言えるんです!

    そんな早耶の瞳に、今以上に素敵な景色が映ることを願って、ぜひぜひ投票していただけるとありがたいです。みなさん、早耶の瞳に恋、してますか?(1271文字)


    2.プレゼンに寄せて

    松原早耶にとってここ最近の中で最も大きいトピックと言えば、SSRの実装だったと思います。今回のプレゼンでは、SSRについて絶対触れる内容にしたい、という気持ちをスタートにおいて組み立てました。

    恐らくどのアイドルもそうでしょうが、いろんなカードや展開が、基本的に大きく道をそらさず、その子が歩いてきた道の先に配置されることと思います。早耶のSSRについてもその通りで、これまでの歩みの先にあるもの、その中で1つの到達点、という印象を強く持っています。

    これはありがたいことである一方、これまでも概論的にプレゼンを構成していたので、どうしても語る内容が似たり寄ったりになってしまう、という完全に自身に属する難しさがありました(これは放送内でも似たニュアンスのお話がありました)。

    最終的に語る内容のコアが似ることに関しては、松原早耶への通底したまなざしゆえに仕方がない部分ではあるので、どこからアプローチしようかと考えた結果、素敵でありながら、少し引っ掛かりを覚えるSSRのカード名に注目しようと考えたのが、今回の内容に至るまでの背景です。

    プレゼンの中でも語っている通り、早耶は「上目遣い」を魅せる上での得意技として明言する一方で、パーツとしての「瞳」を推したことはなく、パーツであれば「唇」を推す台詞が目立つ子です。だからこそ、SSRのカード名には、早耶を眺める側からのメッセージ性を読むべきだと考えました。

    早耶の瞳が美しいことは、デレマスの世界内を抜けて、現実の世界ではよくよく言及されていたりします(自身が早耶にまつわる情報を見ている限りですが)。しかし、明らかに「君の瞳に恋してる」をオマージュしたであろうカード名は、それ以上の意味を込めていると思わずにはいられませんでした。

    その点を考慮した結果が、「君から目が離せない」というメッセージという結論でした。これは、勝手にプロデューサーについてきた早耶、ずっと見ていてほしいと願ってきた早耶に対する最高の賛辞であり、メモリアルコミュ1への鮮やかな返答だと思います。

    早耶:だから、決めたよぉ♪アイドルになるって!
       プロデュースお願いねぇ♪
    P:はい?
    (中略)
    早耶:あれれ、断るつもりなのかなぁ?
       ふふっ...断られても勝手についていくんだからね!
    (デレステ・メモリアルコミュ1)


    プロデューサー、ファン、周囲の仲間。最初は少数だった周囲の承認を受けつつ、早耶は「カワイイ」を求め続け、どんどんと魅力的になってきました。もちろん、今でも早耶の振る舞いを「ぶりっ子」と批判する層もいます(SSRでも言及がある通りです)。それでも、早耶を後押しする声は「断られても勝手についていく」と言っていた当時から、デレマス世界内、我々の住む世界、どちらでもぐんと大きくなっています。

    メモリアルコミュ1で明確に取らなかった早耶の手。でも、今は「早耶だから手を取る」でもなく、「こちらから手を差し伸べずにはいられない」と感じるほどに素敵なアイドルになった、そういうメッセージ性を「早耶の瞳に恋してる」というカード名に感じずにはいられないのです。

    以上のようなメッセージを軸に据えることを念頭に置いて、今回のプレゼンを構成しました。直前まで、これをどういった形でアウトプットするか迷いました(提出前日まで発表形式が決まりませんでした)。

    普通に上記のような文章を読み上げることも考えましたが、感情を乗せることが不得手な点も踏まえるとフックに欠けるな、と考え、前回投稿時のように「プレゼンらしいプレゼン」をする、という方向から今回の形式に落ち着きました。

    存在しないデータを元に話す、というアプローチはフックになると思いましたし、自身としも楽しいという感触があったので、それに従いましたが、反応を見る限り成功したようでよかったです(提出期限前日の晩から1228件のデータを用意するのは骨が折れましたが、めちゃくちゃ楽しかった…)。

    3.画像について

    今回は、スライドを見せながらプレゼンをする、というイメージを元に画像を作成しました。スライドっぽくするならグラフがあるとそれらしいな、と考えていたことが、偽の統計を元に話す方向に舵を切るきっかけとなりました(まったく別の画像も作ったりしていました)。スライドらしく情報は詰め込まずシンプルに、グラフが目立つように意識しました。

    一方で、最初から決まっていたのはSSR特訓前の早耶を載せることです。特訓前の縦画像が嘘みたいに可愛い(これは本当のことです)ので、これはぜひ見せたいという気持ちでした。

    また、せっかくデータを作成したので、QRコードでリンクも載せてみました。そのうえで、それっぽい文言も記載してみました。でも、全部嘘。もっともらしい嘘は楽しいですからね。

    4.架空のデータについて

    グラフを画像に挿し込もうと考えた際に、せっかくなのでそれらしいデータを用意しようと考えました。嘘でもそれらしくするならば、実数から算出、表現したグラフの方が実在性が増すかな、と。なお、どうでもいいことに時間をかけるのはついつい楽しくなってしまうもので、かなり時間がかかりました。

    データ数は早耶の誕生日12月28日をもとに1228件とし、結果をなんとなくイメージしては、逆算する形で各回答を作っていきました。男女、年代、回答の割合や数を調整するのに四苦八苦しました。意味のないところなのに…。

    本当は年代や性別によって、もう少し特徴の出た結果にしたかったのですが、その点では中途半端になってしまったかもしれません。

    ただ、早耶を好きという人がそれなりに増えている一方でまだまだそうではない人がいること、女性は特に好悪どちらかに分かれること、などを微妙な変化の中に意識して込めています。

    例えば、男性ほど早耶の見た目に惹かれる傾向を強くし、女性ほど早耶そのものや在り方へ惹かれる傾向を強くしたりしています。他にも、男性では年齢層が高くなるほど、見た目より、早耶の在り方に惹かれる傾向を強くしたり、女性は男性に比べて早耶への好悪がはっきりしており、どちらともいえないが少なかったりします(微差かもしれませんが)。

    架空のデータとはいえ、むしろ、架空のデータだからこそ、それっぽくしています。私自身「早耶を好きではない」とする回答を作っていく抵抗感はありましたし、早耶の「胸」に恋してる、というアンケート項目を設けることへの後ろめたさもありましたが、嘘でありながらも謎の実在性を持っていることは肝である、との気持ちで作り切りました。

    早耶の瞳に恋していない/どちらかといえば恋していない、という層が少なくなることが担当Pとしての望みではありますが、そうでない状況を「好き」の気持ちのままに進んでいく姿こそが早耶の美しさでもあると思っているからこそのアンケート結果でした。

    なお、架空のデータは以下のリンクから見ることができます。もし、何かに使えそうなら使ってやってください。

    https://docs.google.com/spreadsheets/d/1WtUGI7GER3JA_JTtqy5luKbXeqIJklTO3XglahaPpYA/edit#gid=0


    おわりに

    ここ数回はそうですが、採用されるか毎回非常に緊張しているので、採用していただき、また、その結果として早耶に投票していただけたことが本当に嬉しかったです。ありがとうございます。

    今回、「SSRを題材に話す」という経験ができたことは、改めて振り返ってみるととても嬉しい出来事でした。次の機会がある場合、今回と同様に早耶について語るとびきり素敵な出来事が積み重なっていることを願うばかりです。

    最後に、改めて、素敵な場を用意してくださったお三方、そして、プレゼンを聞いてくださった方々に感謝の念を伝えたいと思います。ありがとうございました。



  • 「あの頃」を優しさへと昇華して――「第10回俺達の少女A」に寄せて

    2019-03-31 03:17

    はじめに


    2019年3月30日に放送された「第10回俺達の少女A」にて、松原早耶のプレゼン音源を紹介していただきました。気が付けば、3回目の紹介となりました。毎回、素敵な場を提供していただき、感謝の念でいっぱいです。ありがとうございました。

    聴いてくださった方、そのうえで素敵な反応をくださった方もありがとうございます。松原早耶を知る、あるいは、好きになってくださる方が増えるようだと嬉しいかぎりです。

    さて、この記事では今回のプレゼンで話した内容を記載します。また、今回のプレゼンで語りたかったことを少しばかり書きたいと思います。

    1.俺達の少女A原稿

    以下、プレゼンの原稿内容です。

    みなさんは、松原早耶が好きなものを知っていますか?

    筋トレやプロテイン? ラーメン? 海外ドラマ? はたまたフルーツウォーター?
    そう、これらはどれも正解なのです。時々でハマっているものが変わる女の子、流行を追いかける女の子が松原早耶です。

    そして、今回はそんな早耶の趣味についてお話します。

    早耶は時々でハマっているものは変わりますが、趣味は一貫して同じです。それがブログです。アイドルになる前、読者モデル時代から続けているこのブログは、チャーミーギフトでは『さやの全部見せてあげる♪』というタイトルで書籍化までしているのです!

    書籍化までされるブログ、いったい何が書いてあるか気になりますよね?

    例えばお仕事のこと。
    キューティーチアーではお仕事前の意気込みや様子を書いていましたし、オマツリカラーズではライブバトル後、ブログ用にステージで記念写真を撮っていました。また、シンデレラガールズ劇場ではヘルシーサバイブの面々との交流が賑やかに綴られていました。

    あるいは好きなものについて。
    時々でハマっているもののことも、早耶の可愛い自撮りと一緒に載せられていることでしょう。使っているリップクリームを載せた際は売り切れ続出、なんてこともありました。

    他のアイドルとの交流や、早耶自身のこともたくさん見られるブログとなると、確かに素敵ですよね。私も読みたい。でも、書籍化するほどでしょうか?

    逆に言えば、書いている題材に留まらない早耶の魅力がブログには隠れているはずなのです。

    キューティーチアーの特訓エピソードで、ブログを書く理由を早耶が語ってくれます。

    読んでくれるファンがいて、いつも繋がっていると思うと心が落ち着くと、昔と違ってひとりぼっちじゃないと感じられるから、と。そのうえで、続けて早耶は言います。

    ブログでも、みんなが早耶のことを見てくれて……。でも、それだけじゃなくて、早耶もみんなのことを見てるんだよって伝えたい……。その手段のひとつがブログなんですぅ。

    ねえ、プロデューサーさん。ひとりぼっちで頑張る人の気持ち、早耶は誰よりわかるつもりだよ。

    自分のことをわかってくれる人が、たったひとりでもいる……。その人が、いつもどこかで見守ってくれている……。そう思えるだけで、女の子はもっと頑張れるんです。だから……!

    早耶はみんなに言ってあげたいんです。早耶がここでみんなを応援してるよって……!

    可愛くなるための努力を認められず、たくさん傷ついてきた早耶だから、今は応援を受けて前を向いていられる早耶だから。そんな彼女が優しをもって書いた文章だからこそ、多くの人に伝わり、書籍化まで辿り着いたのだと思います。

    でも、「自分をわかってくれる人」が「いつも見守ってくれるいる人」がいるから、早耶はその姿勢を貫くことが出来たのです。

    みなさんは、松原早耶が大好きなものを知っていますか?
    あの日、「頑張ってる。君は可愛いよ」と声をかけてくれたあなたです。どうぞ、これからも松原早耶をよろしくお願いします。

    (合計:1235文字)

    2.プレゼンに寄せて

    今回は以下をテーマにお話を組み立てました。
    ・早耶のブログ(題材)
     ・とても魅力的なブログが書籍化までした(情報)
     ・早耶は孤独な誰かに寄り添っている(重要な情報)
    ・早耶が優しく在れるのは「あの日」の出会いがあったから(結論)

    早耶のブログを中心に話をしたい、というのは以前からぼんやりと思い描いていました。流行を追いかけ、時々で「好き」が変わる早耶の、ずっと変わらない部分です。当然、そこには早耶の"らしさ"が見えるはずなのです。

    一方で、「趣味:ブログ」は長らく謎を秘めたポイントでもありました。何度か触れられては来ましたが、時々で変わる「好き」とは別の位置にいて、ずっと不動である理由は憶測を積み上げることでしか近づけませんでした。

    好きなものについて書いている、という点から、「追いかける」だけでなく「追いかけられる」側、すなわち、「好き」を発信する側に立っているのだろう、と長らく考えてきました。もちろん、その側面もあると思っています。早耶は、「好き」も「素敵」も拾うのが上手な子です。

    だからこそ、チャーミーギフトでブログが書籍化されたと聞いたときは、"早耶Pとして"納得の思いでした。早耶の「好き」が広く認められたようで嬉しかったものです。

    しかし、早耶Pだからこそ、早耶のブログは魅力的に映るし、書籍化されることに疑問を挟みませんが、公開され続けているであろうブログが書籍化までされる、というのはかなり凄いことのように思います。どうしてそこまで反響を得られたのだろうか、という「謎」が新たに立ち現れます。そして、ここにこそ、早耶のブログ(早耶の"らしさ"と密接に結びつくもの)がなぜ魅力的なのか、という点が見えると思ったのです。

    今回のプレゼンは、まさしく上記の流れを追うようにして組み立てています。早耶ブログがなぜ魅力的なのか、という「謎」に対して、デレステ・キューティーチアーの特訓コミュにて早耶が語った台詞に答えを見出し、プレゼン内でも多くの時間を割いて引用しました。本当に素敵なコミュなのです。


    「誰かを勇気づけたい」という気持ち、モチベーションを持つアイドルは少なからずいると思います。でも、その際に、自身の苦しい経験を昇華して寄り添ってあげることができるアイドルといったら、松原早耶になるでしょう。

    これは、たくさんのアイドルがいる中で、早耶が持っている独自性の1つです。「強み」と言うこともできるかもしれません。しかし、過去の苦しい経験を耐え抜き、現在の優しさに昇華できたのは、"あなた"がいたからにほかなりません。押し掛けアイドルというスタートは尖っていますが、そうしてしまうほどに、可愛くなろうという気持ち・努力を認めてもらった「あの日」が、早耶にとって強い支えになっているのです。

    そして、その支えからスタートして少しずつ応援してくれるファンが増えて……だからこそ、「さやの全部見せてあげる♪」というタイトル通りのところまで進んでくることが出来ました。

    安心して全部見せられるのは、ファンのみんなを信じてるからぁ☆
    [チャーミーギフト]松原早耶+


    先日、4年半の時を経て、ユニット・りるすたー(松原早耶/安斎都/今井加奈)が再登場しました。3人で登場した当初は、それぞれが小さな光(little star=りるすたー)であり、3人でより輝くことを目標としていました。

    しかし、再登場したりるすたーは大きく成長していました。「自分だけが持つ、輝く星」を探す人々の先導役として登場したのです。

    都「あなたの心にも、星の光が!」
    加奈「一緒に見つけましょうっ!」
    りるすたー・LIVE


    都「頼れる仲間、信じられる相棒…一緒だから見える光があります!」
    早耶「今は気がつかなくても、早耶たちと一緒なら見つかるかもぉ!」
    りるすたー・DRAW

    目指す輝きになかなか届かず、長らく一人彷徨っていた早耶だからこそ、説得力のある立ち回りだと思います。


    松原早耶は苦しい経験をしてきました。「可愛くなりたい」と努力を重ねながらも、それが周囲から認められないどころか、時に非難すら浴びてきました。でも、それを乗り越えることが出来たからこそ、説得力と、溢れるほどの優しさを持った言葉を紡ぐことが出来るのだと思います。そして、多くの人に響くと思うのです。

    早耶の過去を「独自性」や「強み」と評してしまうのは、担当Pとして誠意に欠けるし、適当なワードチョイスではないな、と思います。でも、そう感じさせてしまうほどに、早耶のその姿勢は眩しく、素敵で、惹かれてしまいます。

    担当Pであっても、そうでなくとも、早耶のこうした一面に触れて、一層のこと、早耶に「頑張ってる」、「可愛いよ」と声をかけていただきたいと思います。素敵な彼女が、素敵であり続けるための、1つの支えとして――。


    3.画像について



    ブログの書籍化をイメージして……と考えて、すぐさま電車内広告を思い浮かべました。今回は、そのままそのイメージです。キャッチコピーもどうにかひねり出しました。

    個人的にこだわったのは、読者コメントです。早耶のブログがどうやって届くか、個人的な考えを詰め込みました。男女半々、年代も多少ばらけさせました。男女問わず、多くの人に届くと信じての設定です。

    ある人はその優しさに救われるでしょうし、ある人はその多彩な「好き」惹かれることでしょう。あるいは、色々なアイドル達との交流を、可愛い自撮りと共に見られるのも楽しいでしょう。早耶の可愛くなるための秘訣も、人気でしょう。

    いつか、本当に発売してほしいものですね。


    おわりに

    今回、改めて原稿を作り、紹介していただき、そして、こうして文章を書き……これらのサイクルを経ながら、改めて早耶の魅力に近づくことができました。

    放送時のコメントで非常に印象的だったのが、「人間として魅力的に感じる」というものです。私も同じく感じるところで、松原早耶という姿勢が何より眩しく、とても惹かれます。だからこそ、そんな彼女が輝く姿を見たい、そういう人間が皆から承認される世界を見たい、と思ったりするのです。


    最後に、改めて、素敵な場を用意してくださったお三方、そして、プレゼンを聞いてくださった方々に感謝の念を伝えたいと思います。ありがとうございました。