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廃墟っていいよな? ートンネルー
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廃墟っていいよな? ートンネルー

2013-01-29 20:44
  • 1




体の芯を縮こませるような風がヒューヒューと吹きつけるが、
ところどころに春の訪れを告げるかのようなを垣間見ることができる。
そんな中途半端な季節に 日々の喧騒から逃れるかのように
再びノスタルジーに浸りに行こうと思ったわけだ。






俺 「遠出に行こうか」
友人「待ってました!」

友人「で?次はどこ行くん?」
俺 「奥多摩」
友人「あれ?なんだかすごい既視感が(つд⊂)ゴシゴシ※1 前の記事を参照



すっかり廃墟の虜になってしまった私は、
手当たりしだいに廃墟に関するHPや書籍、
果ては同人誌などを貪るように目を通した。
そんな中 自宅からの距離や交通の利便性を鑑みた結果 、
奥多摩が一番手っ取り早く探索できるエリアということに気づいたわけだ。



友人「もう奥多摩湖も鍾乳洞も飽きたわ」
俺 「お前 前回が奥多摩 初めてだったろ。飽きるにゃまだはえーよ」
友人「じゃあ、あと何があんだよ?」
俺 「廃線だ。聞くとこによると奥多摩の山中にはステンドバイミーよろしくな廃線があっ て、それを線路伝いに歩くことができるらしい」
友人「…」



あれっ?反応が鈍い!?
もしかして前回の一件で廃墟嫌いになっちゃったか!?



俺 「あ…あとトンネル!な…なんかトンネルの数が半端ないらしくてさ!ほらトンネルって色々と出るって言うじゃん!もしかしたら見えちゃいけないものが見えるかもしれないしさ!た…確かお前 そういうの好きじゃん(迫真)」
友人「…」

(っく… ダメか…)

友人「構わん!レッツゴー!」

俺  「…」

それが言いたかっただけかよ…。



私が住んでいる地域には比較的 が多い。
きれいに整備された道路に街路樹があったり、
4つの市にまたがる大きな公園があったりと、
東京に住んでいても 家から少し歩けば季節によって四季折々の自然が見れる。
しかし、それらは人の手が加えられた自然であって不自然なのだ。

『奥多摩湖』


自然体。
自然が自然らしい姿で見れるのは 東京では奥多摩くらいなのかもしれない。

写真を見てもわかるように天気はよかった。
しかし 日が沈むにつれて雨が降る。
なんていう予報を耳にしていたので、
物見遊山もそこそこに足早に目的地に目指す。




友人「救いはないんですか!?」
俺  「…」

どうやら疲れたらしい…。
筆者も友人も今までインドア派だっただけに、
舗装されていない坂道というだけで息も絶え絶えになってしまった。

(ちなみに友人は最近になって『パンツレスリング』にハマったらしく、
この日は事あるごとに そのワードを連呼してくる…。)


俺 「着いたぞ」
友人「やっとか…」

『ハイキングコースに沿う廃線』


友人「いい具合だ!」
俺   (しかしうっぜぇなぁこいつ・・・)


しかし、こればっかりは同意せざるを得ない。
線路に沿って据えられている 枕木?とでもいうのだろうか…。
それらがいい感じにを出している。

俺 「じゃ、行きますか。」
友人「いざぁ♂」
俺 「…」

『崩落寸前の高架橋』


いかん、いかん危ない危ない危ない…。

いきなし詰んだかと思った…。
事前に情報を得ていたとはいえ、
いざ 目の前にすると写真とは桁外れの危機感を実感させられる。

俺  「おい!あんま無茶すんなよ」
友人「Good、大丈夫。」

(ムチムチSUMOも巡回済みか…。)


『高架橋先のトンネル』


正直 ヨダレがとまんなかった。
左右は断崖絶壁となっており見晴らしがとてもいい。
なにより、線路沿いに生えている牧草にも似た雑草が、
いい雰囲気を醸し出している。






閑話休題。
実際この物件 結構危険な保存状態の代物となっている。
該当物件2枚目の写真を見てもわかるように、
鉄橋の足場が不安定なうえ 枕木の腐食もそこそこ進んでいる。
また道中 至るところで崩落が起きており、
落石などの危険も十分考えられる。

さらに この日は探索開始からすぐに予報通りが降ってきて、
足場が更に悪くなるという最悪のケースに。




俺 「この辺ドロでぬかるんでるから気をつけろよ」
友人「大丈夫だって。あっ…。」
俺 「おい!」

尻もち
を付くようにして友人が倒れた。

俺 「大丈夫か?」
友人「あぁ。へーきへーき」
俺 「ちょっとケツ見せてみ?」
友人「えっ?」

俺 「えっ?」

親切心が仇となった…。

友人「アッー!」
俺  「違うから。そういう意味じゃないから(必死)」
俺  「トンネル探索なだけに、お前のトンネルも探索しようとか思ってないから(意味深)」
友人「アッー!アッー!アッー!」




『高架橋より望む山々』


絶好のビューポイントだった。
線路の下には国道が通っているため 車の音が残念だったが、
それを差し引いても このロケーションはとても素晴らしい。


この先を抜けると中途半端な感じで廃線の終着点となっていた。
今回は廃線をお伝えしたわけだが、
やはり山中に存在するという点から色んな意味で味があって
飽きることのない探索となった。

今にして考えると、
廃墟に興味を持ち始めてから比較的早い段階でこの物件にエントリーしたおかげで、
廃墟に関する危機管理という経験値を大量に稼がせてもらったと思っている。
いうなれば、この物件は私にとっての『はぐれメタル』って感じ。

ともあれ、友人との危険♂廃線探索は いい思い出となった。




【廃墟レポート】

・東京都水道局小河内線(正式名称:東京都専用線小河内線)
 
小河内ダム建設のため かつて存在した貨物線。
 山を切り拓いてつくられたためトンネルの数が非常に多い。ライトは必須。
 また、時期によっては動物の遭遇も考えられるので 秋口などは熊に注意!
 上記で述べたように、状態は良くない。
 とくに橋梁については、ほぼ枕木と鉄骨を残して崩落してしまっている。
 落ちたら捻挫程度では済まない…。
 また、未確認ではあるが 東日本大震災に伴う地震の影響により、
 現在は ところどころ、落石や土砂による崩落が発生したと伝え聞いているため、
 エントリーする際には十分の注意が必要。
 アクセスするには 奥多摩駅より411号線に出て氷川大橋を渡り、
 道沿いに進むと『奥多摩むかし道』の案内板が出てくるので、
 それの通りに進めばおのずとアクセスできます。

wikiはこちら↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%83%BD%E6%B0%B4%E9%81%93%E5%B1%80%E5%B0%8F%E6%B2%B3%E5%86%85%E7%B7%9A#.E5.B9.B4.E8.A1.A8

奥多摩むかし道↓
http://www3.plala.or.jp/sanpo/okutama.htm
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ほんとスタンドバイミーの映画の中に入ったような場所だなー。
廃墟など古い場所って童心に帰りそう。
子供の頃は近くの森に秘密基地作って遊んでたなぁ
104ヶ月前
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