袋とじは中身よりも開ける瞬間に価値がある
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袋とじは中身よりも開ける瞬間に価値がある

2013-06-06 00:15



    バイトの話。



    +++



    僕はスーパーでアルバイトをしている。

    14時ごろ。サービスさん(という名の雑務係)を呼ぶ声に反応し、いち早く駆けつけると

    パートさん「この雑誌、破れてるので交換してきてください」

    お客(おじさん)「頼むわああ」
    自分「わかりました(えーっと・・?週刊現代、ね。よし!)」



    本コーナーまでダッシュして、週刊現代を必死に探したが、どこにも見当たらない。諦めてお客さんとパートさんにその旨を伝えると


    パートさん「申し訳ありませんがもう代金を頂いてしまっておりますので、返金させていただきますね」

    おじさん「おおうう。破れてるんや、見てくれえ」
    自分「返金させていただきますので少々お待ちくださいませー!」



    案内所に返金をお願いしに行く前にふと思った。どこが破れているんだ?と。パッと見た感じ、立ち読みされて多少の折り目はついていたものの、どこも破れている様子はない。・・・中か?と思いパラパラとページをめくっていると、おじさんが「ここやここ!ほれ」といって急に女性のヘアヌード写真のページを開いて見せてきた。

    「えっ・・・!」

    返す言葉に一瞬困ったが、すぐに「ああ、なるほど。袋とじ開けられてたのね」と気付いて納得した。納得はしたが、「真っ昼間のスーパーで、シラフで真顔のおっさんに女性の裸体を見せられているこの状況、めっちゃシュールやん・・・。」とも思った。


    ・・・そんな写真を眺めながら「なるほど・・・」と小さくつぶやいている僕は、何も知らないお客さんからは不審者に見えたに違いない。


    そこの奥さん、違うんです、そんな目で見ないで!これにはわけがあるんだ!いやああああああああ!!!






    +++




    終わり( ~っ~)/
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