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AJSの接客講習会を受けに行くの巻
2013-06-19 11:34
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ずいぶん前の話。
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今日は接客講習会である。ひょんなことから、ニコニコ店（仮称）代表として僕が参加することとなった。
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前日の夜、布団の中でいろんなことを考えた。
主にコーラのことを考えていた。
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当日朝。
「遅刻だ！」
そう思って時計を見たが、まだ6時49分だった。心底ホッとした。
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急いで準備をして家を飛び出た。
走って駅まで行くと、タイミングよく電車が到着したので、僕はそれに飛び乗った。
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駅を出発した電車。
「確か十三で乗換えだったな…」
ここまでくれば大丈夫だろうと思って、のんびり外の景色を見ていると、車掌さんのアナウンスが聞こえてきた。
『つぎは～淡路。淡路に止まります』
(淡路の次は、南方か)
『次は、天神橋筋六丁目に止まります』
(えっ。えっ。てんじん・・・なに？えっえっ？淡路→南方→十三って流れじゃないの？！)
…“梅田行き”に乗るはずが、間違って“天下茶屋行き”に乗っていたのでした。
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淡路で降りて、駅員さんに頼りつつ、何とか十三にたどり着く。
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「十三で神戸線に乗換え…」
念仏を唱えるように、何度も頭の中で繰り返した。
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「電車がきたっ！」
十三神戸線のホームで待っていると、特急電車がやってきた。
(特急は速いって、昔聞いたことがあるぞっ)
心踊らせて僕はその電車に乗った。
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(えっと次は・・・“塚口で乗換え”だったかな。塚口まであと何駅やろか)
そう思いながら、ぼーっと車内の路線図を眺めていた。
・・・路線図の塚口駅辺りに、小さく何か書いてある。
(なになに？“特急は塚口には止まりません”か。へぇ～)
・・・
(“ツカグチニハトマリマセン”って、なに？)
・・・
(もしかして、塚口駅には停車しないってこと？ふ～ん。しかも特急だけ？かわいそうやな、特急は。)
・・・
(…僕が今乗ってる電車って、特急やっけ？)
その瞬間、目の前を塚口駅が通り過ぎた。
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つづく・・・かもしれない！
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